早乙女宏美の世界

日記


迎春
2013年1月7日
新年、明けましておめでとうございます。
なかなか更新出来ず、申し訳ないですが
本年もゆるりと書いていきますので
よろしくお願い致します。
 
 
さて本日7日より、「切腹懇親会」の予約開始となります。
風俗資料館へお電話下さい。
03 ( 5261 ) 9557
懇親会は、1月27日(日)です。
皆さまとの熱い語らい、楽しみにしています。
 
 
昨年、刀鍛冶 水木景風氏の師匠の
刀に関する豪華本がアメリカより出版され
水木氏に見せて頂いた所、あまりの美しさに
手に入れました。
 
 
「SWORD 日本刀」
 
 
刀の歴史や種類から、造る行程まで
丁寧に写真で追っています。
全文英語なので、読むのには辞書が必要ですが
(私はね)こんなに丁寧で美しい本、今の日本だと
高価になるか、創らないですよ。
実際、本来は日本で出版計画があったのは、
4年前だそうですから。
お流れになる所を、アメリカの出版社が見つけてくれたようで。
お値段はなんと5千円弱です。
紀伊國屋書店の洋書コーナー、Amazonで買えます。

おまっとさん!
2013年3月6日
桜が待ち遠しい季節になってしまいました。
正月から今まで、飛びましたね?。
 
 
ようやく切腹之書も、編集会議が始まりました。
今号は、昨年の早乙女モデル懐刀「雪」の
個展やイベント報告記事をメインにいたします。
そのため、投稿原稿の半分ほどを次号回しとさせて
頂きました。
ページ数に限りがあるもので、すみません。
どの作品も力作揃いでかなり悩みましたが、
予算の関係上、総てを載せる程の冊子は作れないのです。
ご理解の程、お願い致します。
 
 
そして、スケジュールにはすでに書きましたが、
この春は、サディスティックサーカスの春バージョンがあります。
会場は温泉場!スーパー銭湯ですよ!
スーパー銭湯の宴会場を貸し切ってのイベントです。
宴会場でどう腹切りするか、未だ考え中ですがね。
和気あいあいと楽しそうでしょ!
 
 
チケットは完全予約制。
明日、3月7日(木)より発売です。
70名程しか入れないので、
お早めに申し込んで下さいませ。
前売り、予約は、
ヴァニラ画廊、ブラックハート、タブー、ヴァニラマニア各店
サイト
料金:16、000円(食事&飲み放題付)
 
 
イベント日は、
4月14日(日)17時30分?21時30分(予定)
 
 
詳しくは、スケジュールサイトを見て下さい。
 
 
花粉症と闘いつつ、まだがんばっております♪

春の宴
2013年4月15日
先週末はとても楽しい宴に参加し、
未だハイ状態かも知れない。
 
 
土曜日には「滑川五郎を偲ぶ会」に参加した。
何十年ぶりに逢う仲間たちや、音楽家。
私の今のステージの原型となった時代の人々。
皆、和気あいあいと大人になっても変わらない性質に
大いに盛り上がった。
偲ぶ会はこうでなくてはいけない。
皆、故五郎氏のステージ映像を見惚れながら、
この頃はあーだったなどと語り合う。
その殆どを知らない私だが、皆の話に耳を傾け
ワインのつまみにする。
 
 
そして日曜日は、サディスティックサーカス春バージョン。
満席となり、賑やかに会は始まる。
トップステージからボルテージは上がり、
大喝采。
踊り子の後輩でもある、結奈美子嬢にも出演頂いたが
「かわいい?!」
「綺麗な躰!」
と大絶賛。
私は前日のステージ仲間と逢っていたためか、
テンションは高く、たっぷりとステージを楽しんだ。
もちろん綺麗に死なせて頂きましたよ。
 
 
私の人生、まだまだ色々あると思うが、
ステージはやめられないだろうな。

切腹DVD発売
2013年5月12日
新作DVDのお知らせです。
 
 
この映像は、ポルトガルの映像作家ペドロ氏が、
映像コンペティションに出品するために、
日本のフェティッシュシーンを選び、独自の目線で撮影されたDVDです。
 
 
出来上がった作品を記念に頂き、拝見しましたら、
切腹に対する真摯な目線に、愛情を感じ、この作品を
いろんな方にも見て頂きたく思い、ペドロ氏に連絡した所
快く承諾して頂いたものです。
 
 
よって、いわゆる愛好者撮影のように、ストーリーや、アップ、
血の海等はありません。
 
 
私がその瞬間に感じた切腹への想い、そのものが
捉えられています。
 
 
今回の販売は、風俗資料館のみの販売となります。
 
 
切腹DVD「悲壮美」
制作・撮影・監督 Pedro Diniz Reis
 
 
5月20日(月)発売
約25分 限定50枚 定価6千円
 
 
予約・販売・お問い合わせ
風俗資料館
03(5261)9557

バースディーイベント
2013年6月6日
今月は私の誕生月という事で、
銀座ブラックハートでは、バースデーイベントをやります!
 
 
6月21日(金)
  22日(土)
  pm20時〜
 
 
21日は、BH緊縛講習会の講師、彩勝さんとの
緊縛ショーに挑戦です。
最近はきっちり縛られていないので、
体が持つかとちょい不安ですが、
久しぶりの緊縛を楽しみたいと思います。
 
 
22日は、スタッフを交えて、朗読「O嬢の物語」を
やります。
私のM性の原点となる小説ですから、
楽しんで台本を書いている所です。
 
 
ブラックハートへまだお越しじゃない方も、
これをキッカケに一度、いらしてみて下さいませ。
 
 
問い合わせ
銀座ブラックハート
03(5568)7714(20時〜25時)

切腹之書六
2013年7月13日
今年も切腹之書の発売時期がやってきました。
六号は、7月末発売予定となりました。
 
 
今号は、昨年の水木景風氏の切腹刀「雪」の個展の模様を
余すとこなく報告しております。
記録写真もふんだんに使用しておりますので、
来られなかった方にも、様子が伝わるかと思います。
 
 
発売の折りにはまた報告致します。
 
 
そして、風俗資料館でのみ発売のDVD「悲愴美」も
好評発売中です。
異国の作家が、こんな切腹映像を残すとは、
と、感想を数々頂いております。
50枚限定発売ですので、お手元に残しても
良いかと思います。
こんな映像は二度とないでしょう。
まだ御覧でない方は、ぜひとも見て下さいませ。

発売延期とサディステックサーカス
2013年7月23日
先日、「切腹之書六」の発売予定を書きましたが、
諸所の事情により、1ヶ月先送りと致しました。
8月下旬には、発売出来るでしょう。
大変申し訳ないですが、もう少しお待ち下さい。
 
 
そして、
今年もサディスティックサーカスの季節が近づいてきました。
9月15日(日・祝)
です!(詳しくはスケジュールページにて)
 
 
今年の演目は、もうしばらくヒミツかな?
 
 
でも琵琶演奏とのコラボレーションです。
 
 
20年以上前に、池袋、ル・ピリエで演った自主公演
「色葉恋流鼠」で、弾いて頂いた、後藤幸浩氏です。
(故滑川五郎氏、山口椿氏、松竹の衣装方などなどと、
豪華なステージだったな)
昨年20年ぶりに演奏を聞いて、
「ぜひ、お願いしたい」と考えていました。
 
 
現在では、麗しい女性水島結子氏とデュオを演られていると
言う事で、サーカスでもお二人で、
弾き語りをして下さいます。
楽しみですぞぉ!

切腹之書六 発売
2013年8月27日
大変お待たせ致しました。
「切腹之書六」出来上がりました!
 
 
昨年に開催された、水木景風氏作の
懐刀「雪」関係の回顧録がメインとなっており
写真も豊富に使っております。
 
 
販売は例年通り、知人の方は私に連絡下さい。
他、風俗資料館にて販売しております。
 
 
そしてお知らせです。
編集後記にも記載しましたが、来年より
投稿分をメインとした「別冊・切腹之書」を作ります。
 
 
皆さま方の熱い想いが綴られた投稿作品が多くなり、
切腹之書の中に収まらなくなりました。
しかし、作品のクオリティーは高く、私一人で読んでいるのは
もったいない。他の皆さま方にも是非とも読んで頂きたい。
 
 
そこで、別冊という形を取らせて頂く事を、編集者共々決意致しました。
愛好者と共に冊子を作っていく、マイノリティ癖を絶やさないという
意志をもとに、投稿者様からはページ数分の協力費を頂く、
という形を取らせて頂きます。
おおよそ1作品15000円程になります。
(掲載誌は1冊進呈致します)

無事、サーカス終了!
2013年9月17日
今年もサディスティクサーカスが無事終了し、
意気込んで作り上げた「ゆきおんな」も見事に
腹切り出来ました。
見に来て頂いた皆さま、ありがとうございました!
 
20数年ぶりに再会した琵琶師後藤幸浩氏、
デュオを組んでいる
水島結子氏の二人による弾き語りで、ゆきおんなは
立体的になり、
人間に未練を残しつつも、旅立っていきました。
紙吹雪も降らせてうれしかったなぁ!
 
ちょっとの心残りは、時間が大幅に押し、
ちょい短くしたら、余韻が無くなった事かな。
 
でも、お互いに稽古の中で、物語は作り上げていたので、
想いにブレは無かったですね。
 
さて、来年は誰で腹切りするかな!
 
そう来年の前に、
スケジュールにも書きましたが、10月に
「団鬼六師を偲ぶ集い」に出演します。
 
鬼六師が追い続けていた、SMにおける艶っぽさ、
エロス感というのを、あらためて探ってみたいというのが、
目的です。
 
緊縛では、蕾火さん、奈加あきらさん、
対談に、杉浦則夫氏、鏡堂みやび氏をお迎えして
鬼六師のこと、艶っぽさなどを語って頂きます。
私はもちろん、ハラキリですよ!(鬼六師とは関係ないけどね)
 
濃く、充実した会になると思いますので、
ぜひ、ご参加下さい。
なお予約制ですので、問い合わせ先にメール頂くか、
私へご予約頂いても構いません。
(ドタキャンは許しませんよ!)

ブラックハート退店です
2013年9月25日
誠に勝手ながらこの9月で、フェティッシュバー・ブラックハートを
退店することに致しました。
 
2009年の秋にママとなり、
お店の常連様に助けられながら、自分なりに頑張ってきました。
 
知り合いの方にはずい分言われましたもの。
「ママなんて出来るの?ガラじゃないよね」
いや、まったくその通りで、見ず知らずの人と賑やかに語らう、
お店を引っ張っていく、なんて、私の性質にはないですからね。
 
でも引き受けたからには、自分を変えなければいけないし、
私自身変わらなければ、これからの人生をやり切れない、
と感じたのです。
 
スタッフにも恵まれました。
20歳そこそこのスタッフは、歳は若いものの、
こういったお店に興味を持つという事は、
人の心も汲み取れます。
「ママも話すのツライんだろうなって思って頑張りました」
泣かせるねぇ!
でも、読まれてたらだめだよね。
 
フェティッシュ癖のある人、ない人も含め、
いい出会いがたくさんありました。
 
そして、朗読会「被虐ふぁんたじあ」はBHで続けて行きますので、
興味が有る方は、手を上げて参加して下さいませ。
 
ブラックハートラストデーは、9月28日(土)です。
 
おおいに語り合いたいです!!

ココロとカラダの部屋について
2013年10月2日
この度、このHPに新しいコラムが登場したのを
お気づきでしょうか。
このページは、次なる私の新天地として
立ち上げた事です。
 
アロマトリートメントをもっと広めたい、
深く追求したいと思い、いろんな可能性を求めてみました。
 
アロマトリートメントは、より深くリラクゼーションとなりますが、
身体のみではなく、ココロを開いてこその作用があります。
お客様お一人、お一人と話し合い、じっくりトリートメントを
進めて行きたいと考えました。
 
ご興味がある方、是非ともご予約下さいませ。
 
関連ブログとして「月とアロマとハーブと私」を書いてますので、
合わせてごらん下さい。

イベントに向けて
2013年10月19日
今日は満月ですね。
でも曇り空で、キレイな月が見られないかな。
私は月を見るのが好きなので、ちょっと残念です。
 
 
さて、27日のイベントまであと1週間となりました。
先日、ようやく音楽や衣装を決めた所です。
店舗でのフロアーショーは、大掛かりな事は出来ないけど、
間近で見れる楽しみがありますよね。
息づかいがダイレクトに聞こえてくる、という。
 
 
蕾火さんのショーは、見納めですよ。
体調が悪く、暫く入院されるというのを、
この日のために、空けてくれたのです。
蕾火さんと出会って10年以上になりますか。
初めてステージを見た時、似た匂いを感じたのです。
それ以来私の中では、「女王様」というより、
ステージに立つ者として、親近感を感じていました。
 
 
奈加あきらさん。
今回のイベントでは、団鬼六師を意識した、
緊縛を見せてくれるそうです。
どんな緊縛を見られるのか。
私も楽しみですよ!
 
 
対談では、杉浦則夫カメラマンと、画家鏡堂みやび氏。
二人とも元編集者という事で、団鬼六師の
どんなお話が聞けますか。
私が進行役をつとめます。
 
 
そして、お話がとっても面白い、鬼六夫人の
黒岩安紀子氏。サバサバとした人柄が、チャーミングですよ!
 
 
まだチケット予約されてない方は、まだ間に合います。
 
 
ぜひ見に来て下さいませ。
会場でお待ちしております!
予約・お問い合わせ
クリエイティブスタジオ煉瓦

レトロスペース
2013年11月5日
念願の札幌、「レトロスペース・坂会館」へ行ってきた。
館長の坂氏とは数回逢っていたが、
きちんとお話したことがなく、
この会館を見て、お話する事が、念願だった。
 
都築響一著「珍日本超老伝」にも登場しているが、
館内に所狭しと鎮座している、日本人形、こけし、
ジンギスカン鍋、
オルゴール、シャンプー、筆箱、ちびた鉛筆、
お色気下着、マネキン、
マッチ、空き缶、キーホルダー等など、
どれを見ても「あっ!なつかし?」
の連発だった。
その中でも一際目を引いたケースがある。
 
「O嬢の物語」のいろんなバージョンが収まっているのだ。
私も好きだから持っているが、ここまで集めるとは
何かありそうだ。
早速聞いてみると、
 
大学生の頃読んで感銘を受けたが、
訳がまともでは無かったと感じた。
そこで仲間たちとお金を出し合って、
英語版の原書を1冊手に入れ、
数人で担当しながら翻訳したという。
当時はコピーなど無いので、手書きでノートに原文を移し、
翻訳作業を始めたそうだ。
 
なんという入れ込み方!
私も「好きだ」と言っているが、ここまでは考え無かった。
外国語が不得意だ、という事もあるが、
努力して完全版を読みたいとまで
思ってなかった。
 
更に館長は、そのノートをまだ持っているという。
ぜひ、拝見したい!!
 
館長の御宅へ招いて頂き、そのノートを拝見する。
万年筆のブルーインクで、丁寧に写された英字。
翻訳の鉛筆字。
ただただ、その字に見惚れてしまった。
館長が翻訳した文章を読むのも忘れて。
情熱って大切だなぁ。
 
そして館長の御宅は、会館よりも
デープな基地であった。
(写真は御宅) 

ロマンティックアロマテラピー
2013年11月17日
私のもう一つのブログ
「月とアロマとハーブと私!」にも書きましたが、
アロマ(精油)とハーブティーの講座、というか、
お話会があります。
 
以前は「新月に向けて」と「満月に向けて」を
開催しましたが、今回はクリスマス前という事で、
「ロマンティックアロマテラピー」と致しまして、
ハーブティーやこの日のための
特製お菓子を頂きながら、
女性の魅力アップや、本能を刺激する香りについて
お話をし、
ボディオイルか、バスオイルを実際に作って頂きたく
思います。
 
「アロマテラピーってホントに良いの?」
「精油ってよくわからない」
 
と思っている方は、この機会に是非参加してみて
下さいませ。
ハーバルセラピストの由里さんと私で皆様を
ハーブやアロマの世界へ案内致します!
 
日時:2013年12月8日(日)14時30分〜16時
場所:カフェ百日紅
   JR板橋駅西口徒歩4分 03-3964-7547
会費:2500円(ハーブティー、お菓子、材料費込)
完全予約制:メールにてお名前、メールアドレスを
ご連絡下さい。
予約確定返信メールにて、受付完了となります。
 
ハーバルセラピスト由里さんブログ

新連載
2013年12月7日
雑誌「SMネット」の連載も終わり、
雑誌と関わりが無くなったな、と思っていたが、
また新連載が始まった。
 
三和出版「マニア倶楽部」に帰ってきた。
 
今までのインタビューから離れ、
エッセイとして「ココロの扉」としてみた。
私のマゾ癖は、どうやって育って来たのだろう、という
ルーツを探る内容にしていくつもりだ。
11月発売の1月号からのスタート。
 
以前、河出i文庫「ヒロミのこれがSMだ」でも
書いてはいるが、より深い部分に入っていこうと
思っている。
これは、ある程度の年齢経過が必要な事なのだろうと
感じた。本当の自分を分析することは難しい。
どこかに照れ、カッコつけたい部分が残っているから。
膜を破り、
照れも無くなる自分が、ようやくやってきたように思う。
今だから書ける内面を記録していこう、と思ったのだ。
 
早乙女宏美として、残して置きたい想いの集結に
ようやく取り掛かったしだいだ。
 
そして先日、室井亜砂二さん企画の
「女犬」「無残虐め」を撮影してきた。
凄い作品になったと思うが、詳しくはまた後日に。

今年の切腹懇親会
2014年1月3日
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
 
今年の私は、新しい境地に向かっていく年に
していこうと考えております。
さあ、どうなることやら(^^ゞ
 
そして切腹懇親会ですが、
毎年1月に行なっておりましたが、
「寒い時期はツライ」
という意見も多く、今年は3月といたしました。
 
今回のメインといたしまして、
愛好者の皆様から切腹初心者の女性に、型や作法を
教えて頂こうと思っています。
 
この私も初めは、愛好者の方々から全て
教えて頂きました。
 
その時の愛好者の方々の熱意たるや!
 
その熱意が忘れられず、今までやってきたようなものです。
ですので、そんな体験を新しい女性の方にもして
頂きたいと思ったのです。
 
もちろんそんな風に教わりたい、切腹に興味を持っている
女性も、切腹モデルとして募集いたします。
 
第4回 切腹懇親会
日時:2014年3月16日(日)pm13時〜pm16時
場所:JR飯田橋駅東口 風俗資料館
   03-5261-9557
会費:1万円
完全予約制、予約開始2月1日から風俗資料館にて
(定員あり)
 

札幌移住計画
2014年3月3日
道頓堀劇場が札幌にオープンした際、
私はたくさんの人に随分お世話になった。
社長や劇場スタッフ、踊り子、コントさんは
もちろんの事だが、
道劇のお客様、居酒屋のマスターにもだ。
背中に絵を入れたのも、キッカケは居酒屋のマスターと
そこのお客様だった。
 
その頃から「いつかは札幌に住みたい」と
漠然と考えていた。しかしまだ仕事の事を考えると
なかなか動けなかった。
 
それから十数年、ようやく踏ん切りがついてきた。
もう東京にいなくとも、悔いがないように思えて来たのだ。
 
そして札幌へ物件を探しに行った。
だけど結果は大変厳しいものだ。
札幌で仕事をしている実績が無いからだ。
 
これは何処の地域へ行っても同じだろう。
私は「無職」である。
でも、社会的には肩書が無いのだから間違いない。
ずっとフリーで仕事をしてきた弱みが、今になって
出てくるとかなりへこむものである。
 
しかし「想いはやり遂げる」私である。
まだ、あきらめないぞ!
 
そして今年も
「サディスティックサーカス・春の演芸会」
が開催されます。
 
温泉場の宴会場でのスンゴイ盛り上がりに、
皆、和気あいあいと杯を重ね、まさしく狂乱となります!!
 
2014年4月20日(日)
17時30分〜21時30分
完全予約制・16000円
飲み放題、料理、温泉代込
会場:黒湯天然温泉ヌーランドさがみ湯
京浜急行雑色駅徒歩3分
 
チケットは発売開始されました。
銀座ヴァニラ画廊、ブラックハート、
タブー、ヴァニラマニアの各店舗
または、ネットにて。
 
どんな腹切りしようかな!

引っ越し
2014年3月20日
いよいよ札幌移住が決まった。
これからまさに新天地での、第2の人生が始まる。
 
10数年の想いが叶ったわけで、
大変な事は覚悟の上だ。
けれど気分は上々だ。
なにか晴々とした感じ。
「早乙女」としてやりきった感じでもある。
 
だけど引退するわけではない。
本当にやりたい事のみを続けていく。
 
サディスティックサーカスや、切腹之書は
今まで通りだし、新作DVDも作っていくだろう。
 
TOKYOを離れても私の想いは変わらない。
 
そしてこれを機に、ホームページも一新する事にした。
 
3月31日で一旦休止させて頂きます。
新たなる顔で、また、お会い致しましょう。
待ってて下さいね!(・ω<)

リニューアルです
2014年6月13日
皆様、お待たせしました。

ニューHPの開始です。

私の気持ちと同じようにシンプルになったでしょ。

何事も「細く永く」ですよ。


さて、私の札幌生活も落ち着いてきました。

この6月は、30度越えの真夏日もあり、

札幌なのに…、という日もありましたが、

日陰は爽やかで、インドと似て、乾燥しているからなんだ、

と実感しました。

背中の絵の彫師にも久しぶりの再開を果たし、

積もる話しもしてきた所です。


春のサーカスは大盛り上がりで、楽しく終了し、

私はやっぱりショーが好きなんだ、と改めて思いました。

秋も演し物を考え出していますよ!


そして、切腹DVD「情怨」も発売中です。

背景にCGの合成で、今までにない雰囲気が醸しだされています。

販売は「風俗資料館」ですので、気になる方は、お問い合わせ下さい。

風俗資料館 03-5261-9557


これからもたまの更新になるかと思いますが、

末永くよろしくお願い致します(・∀・)


「女犬哀歌」
2014年6月23日
昨年の12月。                                                                                                                    
ある決意の元、女犬の撮影が行われた。


女犬画家の室井亜砂二氏の提案、監修の元                                  
完全版としての「女犬」を撮ろう、と団結した、撮影だった。

「僕の想い描いている惨めな女犬、現実の世界では                               
無理なことはわかっているが、それに近い姿がみてみたい」

室井氏の想いに動かされた風俗資料館館長からの呼びかけは、                        
私に伝わり、三和出版の編集人をも動かした。

「妥協しない撮影でやりましょう」

室井氏のラフスケッチの元、打ち合わせを数回重ね、                               
衣装、小道具を持ち寄っての撮影となった。

これまでに、室井氏の女犬を数回演じたが、                                   
この撮影は辛く、惨めな気持ちになるのだ。                                    
いや、嫌なのではない。                                               
室井氏の世界観に入り込み、                                           
「奥さまに可愛がられているけれど、最後には捨てられるのだな」                         
と判っているので、ボロボロになっていく感情を体感してしまうのだ。

12月となっても日中は陽射しに包まれ、                                      
ズロース姿でも寒くはなかったが、午後に入ると                                  
気温は落ち始め、鳥肌となってくるも、                                       
これも女犬としては、必要な条件である。                                     
女犬は外で飼われているものだから。                                       
夕暮れと共に私の気持ちも泣きたくなる位、悲しくなってくる。

ドロドロ、ボロボロの女犬。

私はゴミ箱に捨てられた・・・。

そしてこの撮影がようやく陽の目をみる。三和出版「秘性VOL.12」                       
6月26日発売となる。

室井亜砂二氏による、室井亜砂二のための                                  
「女犬哀歌」

この撮影で、私が女犬になぜはまり込むか、何となく見えてきた。

腹切りと同じように、「入り込み」が大切だ、という点だ。                             
現実的、肉体的なプレイと違い、切腹では、切る前の状況設定が大切だし、                 
女犬でも、その状況下の感情にならなければ                                   
その惨めさは、出てこない。                                             
この点が行為は違っても似ているのではないか、と感じたのだ。

さあ、いったいどのようなグラビアになっているのか、                                 
私も楽しみである。  


「BH朗読会」
2014年7月30日
うだるような暑さのなか、いかがお過ごしでしょうか。


札幌では道民たちは「暑い!」と口々に言いますが、東京の暑さに比べたら涼しいものです。         
風が吹けば爽やかですし、早朝などは涼しい程です。ビアガーデンも心地良く楽しめます。

さて、久しぶりのブラックハートです。8月4日(月)は恒例企画、朗読会「被虐ふぁんたじあ」の開催です。

毎回思うけど、奇譚クラブは宝の山ですね。何回読み直しても新たな発見があり、大変面白い       
読み物だらけです。

今回もフェティッシュな告白を揃えました。BHスタッフの演技と相まって、楽しんでいただける事と思いますので、
平日ですけどもお時間がありましたら、是非、お越しくださいませ。

そして9月はお待ちかね「サディスティックサーカス」です。2日間の興行となり、私は9月14日(日)の出演と 
なります。演目は…、もう少しお楽しみとしましょうか。詳しくは、スケジュールに載せておきます。

またお逢い致しましょう!                       


「丹内組クランクイン」
2014年8月22日
映画「狼少年」以来、すっかり飲み友だちとなった

丹内心道監督だが、10年振りに本編のクランクインとなった。                         
しかもスタートは、札幌の地で。

今回の主人公となるのは、シンガーソングライター斉藤竜明氏の自伝的映画だ。              
その斉藤氏の実家が北海道大滝という地。なのでまずは、北海道からのスタートとなった。

自伝といえども、一癖も二癖もある丹内監督。                                 
よくあるような「へー、そういう人なんだ」では終わらせない。                           
現実とフィクションが入り混じり、濃い内容の台本に仕上がっている。

私の役目?この北海道ロケでのメイク&何でも屋のお手伝い係。                       
カチンコまで打たせてもらい、そっちの方が緊張した。もちろんやってみたい役はある。             
しかし東京ロケでは、なかなか難しい。

今週いっぱいのロケ予定であったが、北海道は雨にたたられ、延期の連続。                 
何とかロケが進んでくれるように、晴れ神様に祈るばかりだ。

映画の現場は心身ともに厳しいけど、やっぱり好きだな。完成を祈るばかりである。


「切腹之書七」
2014年9月1日


皆様、大変お待たせ致しました。

ようやく「切腹之書七」が上がります。


今回は何日発売と言いづらく、

9月13日(土)前後に印刷所から風俗資料館に

届く予定です。

ですので、14日のサディスティックサーカスに

いらして頂ける皆様は、13日の夕方か、15日に資料館へ

電話してみて下さいませ。


別冊「切腹叢書」も順次入稿となる事と思います。


遅くなりましたが、どうぞ宜しくお願い致します。


「レトロスペース20周年」
2014年9月8日


札幌のレトロスペース 坂会館が20周年を迎え

ジンギスカンパーティが行われた。

駐車場に足場のテーブルが用意され、参加メンバー

50人という大パーティ。


炭を起こし、レトロスペースで展示されているジンギスカン鍋が

20個程並び、その姿のなんと壮観なこと!


老若男女、それぞれ何かの縁で坂会館にいらしているのだろうが、

青空の下、ジュージューと舞い上がる煙、ジンギスカンの香り、

それ自体が不思議な空間となっていた。

そして呑んべえも少数派であった。


もちろん私はお構いなく、500ミリの缶ビールを手に

ご近所の奥さまにジンギスカン鍋の手ほどきを受けていた。

ジンギスカンにはビールがよく合う!

ある意味、濃い1日だった。


そして明日からはいよいよ東京だ。

今年のサーカスもワクワクしてきた。

思いっきり楽しみます!


「札幌での初イベント」
2014年9月30日


サディスティックサーカスも無事終わり、今年も

楽しみました。「牡丹灯籠」を作りましたが、愛のある

切腹をたっぷり演らせて頂きました。


そして新天地、札幌でも縁ができ、イベントを行う運びとなりました。


札幌道頓堀劇場以来、札幌でのショーです。


道頓堀劇場で親しくしていた友人藤野羽衣子ちゃんと出逢い、

舞踏家田仲ハル氏を紹介してもらい、とんとんと話しが進んで

イベントの運びとなったのです。


題して「切腹×舞踏×ポルノ もうひとりのわたしが見上げる空」


10月25日(土)CONTE-sapporo

開場:19時45分〜

前売り:2500円(1ドリンク付)

当日: 3000円


詳しくは「活動情報」にて、


これから稽古にはいりますが、どんな舞台となりますか、

とても楽しみであります。


札幌でも面白くしていくぞ!



「新しい仕事」
2014年10月10日

最近レトロスペース坂館長の紹介で、

新しい仕事を始めた。

マクロビオティックの飲食店だ。


札幌駅前という好条件の店だが、人手不足のため夜、

店を閉めている。

その夜に店を開けるため、任せられる人を探している、

という事だった。


私は菜食主義ではないが、アロマトリートメントを

勉強してから

「食」に対する重要性には気をつけるようになった。

無農薬野菜、無農薬玄米等、添加物表示に目をくばり

出来るだけ入っていないものを取るようにしていた。


年のせいか、出来合いの惣菜の味付けが口に合わなくなり、

料理は得意ではないが、作るようになっていた。


札幌に引っ越したのも「食」を意識しての事でもあった。


そしてこのマクロビ店との出逢いだ。


夜の時間帯、私が店を開けられるように頑張るつもりだ。

今はまだ始めたばかり。見習い修行として朝から店に入り、

仕込みのため包丁を握っている。


こんな私がいるなんて、自分でもびっくりしている。



「温かい手応え」
                                                       2014年10月26日

札幌へ引っ越してからの初イベントも昨日終了した。

色使いが過激なチラシで、「何をやるのか?」と引き気味だった方も
いた中、たくさんのお客様に起こし頂いた。

舞踏家田仲ハル氏と「切腹」がどう結びつくかが今回のポイント
だったが、稽古というより話し合いを重ねる事により、
距離が縮まっていく感じだった。

・強姦まがいからの切腹
・人というよりオスとメス

いつの間にかそんなイメージが出来上がっていた。

「切腹」を初めて見る方がほとんどだったと思うが、
真面目に舞台を見て下さり、その目はむしろ子供を見守る
親のような視線だった。

温かく見守ってくれてるな。
ステージ中、そんな「気」を感じていた。

「ここでもステージを続けられる」

私は確信した。

またやりますよ。
そして北海道の切腹愛好家の方、
是非語り合いたいです。


「温かい手応え」
                                                         2014年11月14日

雪(^_^)

札幌は昨夜からの雪。
そしてついに積もりだした。
これが根雪となり、重なっていくのだろうか。

室内は暖房していなくとも暖かい。

二重窓の凄さかな。

雪を見ると色々な事が妄想でき
楽しくなってくる。

写真撮りたいなぁ!



「バッパーズ最高☆」
                                                         2014年11月16日

昨夜は東京のオヤジバンド
「吾妻光良&スウィンギング・バッパーズ」のライブを
苫小牧まで観に行った。

東京で観るチャンスはいくらでもあったのに、
7,8年前に1度しか見ていなかったが、
クオリティーが高いだけでなく、最高に
楽しいバンドなのだ。

それが北海道初公演で、しかも中心から少し離れた
苫小牧へ来るというのだから、それはもう、
行っちゃいますよ。

ホテルでのライブ。
どんなステージになるかと思いきや、
グランドキャバレーばりの雰囲気で、私のテンションは
すでにサイコー!

ワンドリンク付のチケットだったが、
おつまみプレートまで付き、ワインをカパカパ☆
12人のフルバンドでノリノリのスィングを
楽しんできた!

帰りの電車でもビールを片手に、
ニコニコしていたのは、云うまでもない(*^_^*)




「バッパーズ最高☆」
                                                         2014年11月16日

香港から日本のフェティッシュ本として
「pink kinky~japan`s sex underground」
が発売された。

私がインタビューを受けたのは、1年位前だったかな。
海外でも出版事情は厳しいようだ。

それでも何とか完成した本を頂いた。

めちゃくちゃ豪華本だ。

奈加あきら氏、一鬼のこ氏、ラバーリスト、
ヴァニラ画廊
口枷モイラ氏等「今」のフェティシズムを
代表する面々のインタビュー
と写真が美しい本に仕上がっている。

日本ではフェティシズム文化が確立していても
ここまでの本は創らない。
何だかなぁ。

皆小さくまとまっちゃっているよね。

残念で仕方がない。


「本年ラスト」
                                                         2014年12月31日

今年もあっという間に最終日。
私にとって大きな転換の年となった。
今までも「第2の人生」という言葉を何度か使ったが、
新天地への引っ越しこそ、第2の人生の始まりだった。

知り合いもまだ少ない。
癖の人とも出会っていない。
東京の知人との連絡が多い。

まだまだ札幌人になれていない、と実感している。

来年はこちらでの仕事を定着させるよう、頑張るつもりだ。
まだ腰が落ち着いてないもんな。

そして新宿ミラノ座、鬼怒川秘宝館等本日で最後の箇所が多い。
失われていく文化…。
秘宝館は熱海だけとなってしまった。
日本にただ1館。
熱海秘宝館が好きで、イベントをやりたい、なんて
企画を持ち込もうかと思った時もあった。

ミラノ座といえば、歌舞伎町の池があった頃が懐かしい。
あの辺りでガスマスク軍団で路上パフォーマンスをした事もあった。
私もやんちゃだったね。

来年3月、4月と東京行きも決まったので、新宿をブラつこう。
(スケジュールは来年アップします)

あと、連絡が遅くなりましたが「切腹叢書」は
1月には何とか発売出来るかな。
皆様にお金を頂いていますので、必ず発売致しますが、
編集作業が大変に遅れております。
もう少し、もう少しお待ち下さい。

皆様、良いお年を。
私はもちろんお酒を呑んで、年越しします!


「嬉しいお年玉」
                                                         2015年1月3日

皆様、明けましておめでとうございます。
今年もボチボチと更新しますので、よろしくお願い致します。

さて、とても嬉しいお年玉が届いた。
写真家であり舞踏家の、酒井敦氏から写真集を頂いた。

「fantomes japonais」
ファントム・ジャポネーズ?日本の幽霊?
LE LEZARD NOIR刊行(フランス)

この写真は、S&Mスナイパーで「写真百物語」として酒井氏が
物語を作り、それに添って撮影されたもので、私も「風の産声」
という物語に参加させてもらったものだ。
もう10年以上前の作品だが、ようやくフランスから写真集として
出版出来たという。

私はこの撮影を今でも記憶している。
東京にほど近い古民家。
編集長渡邊氏、編集井上氏、酒井氏、ヘアメイク、私という
最小人数での撮影は、コミュニケーションバッチリで進められた。
柱に吊られ、戸板にくくられ川に浸けられ、土に塗れ、
土蔵の天上の梁にくくられた時は、高所恐怖症の私は冷や汗を流し、
編集長に「絶対に支えていてね」と念を押したほどだ。

夜はこの家の住人、彫金アーティストも加わり、大宴会となり
いやぁ〜呑んだ呑んだ(苦笑)

モノクロ写真に着色という酒井氏独特の仕上がりは、
「百物語」により深みを与え、幻想感を抱かせてくれる。

日本の出版事情は暗く悲しいことだが、
どこの場所であれ、形になったことは
私にしてもとても嬉しい。

酒井さん、ようやく良かったね!
メデタイ、メデタイ、幸先いいや☆彡




「3月の東京」
                                                         2015年2月16日

もう、あっという間に2月も中旬です。
3月、4月と東京へ行きますが、ひとまず3月から。

3月14日(土)は、銀座ブラックハートで恒例の企画
朗読会「被虐ふぁんたじあ」の開催となります。

主に「奇譚クラブ」からチョイスした告白等を短く編集し、
朗読と共に演じるという企画。
女性のお客様が多いかと思いきや、意外に男性陣もはまった
方が多いですね。

以前は風俗資料館に籠もり、作品選びをしていましたが、
札幌にいてはそれも叶わず、手持ちの資料を読み返して
探しだしました。

今回はどんな作品が登場しますか。
まだ体験したことがない方は、ぜひ一度、いらして下さい。
皆と一体感になる感じは、意外に楽しいです。

そして翌日の3月15日(日)は、ヴァニラ学園「縄活」
私が講師となる、2回目の自縛講座です。これは、女子限定。

本来自縛は自分で楽しむものなので、教える事は何一つないのですが、
何も知らないのに自縛をしてしまうと、思わぬ事故につながります。
安全で楽しい自縛を目指した内容となっています。

1回めは、菱縄縛りを中心にやりましたが、
参加した女子たちは実に楽しそうに縛っていて、
まだその顔が脳裏にあります。
自縛好きって結構いるのね、と感じたな。

今回はどうなりますか。

完全予約制ですので、詳しくは
http://www.vanilla-gakuen.com
を御覧下さい。

4月は「春サーカス」&「切腹懇親会」です(^O^)


「4月の東京」
                                                         2015年3月28日
東京では桜が咲いたそう。

札幌は今年は雪が少なく、もうほとんど無いですね。

4月も東京へ向かいますよ。
4月18日(土)は春のサディスティック・サーカス。
なんとチケットは完売したそうです。あしからず(T_T)
秋の大きな会場と違い、温泉場の宴会場という空間。
毎年異様に盛り上がり、パワーの凄さを感じます。
私も一昔前のストリップ調に選曲し、やんややんやの
拍手を頂いております。
今年も楽しみだな!

翌日19日(日)は、風俗資料館で恒例の
「切腹懇親会」です。
予約開始は資料館のホームページを見て頂くか、
問い合わせて下さい。
電話 03-5261-9557

毎年コアなメンバーが集まり、有意義なひと時を
過ごさせてもらっています。

久しぶりのマニアな話がしたくて、
今から楽しみにしてますよ
(・ω<)


「切腹叢書」
                                                         2015年4月2日
長らくお待たせしました。
切腹之書別冊として作った「切腹叢書」
ようやく上がりました。

4月3日以降、風俗資料館にて販売いたします。
内容は、愛好者のみの寄稿で綴られた「切腹之書」よりも
マニアックな冊子となっております。

50部限定、1冊1500円です。

1号めですのでこれからも愛好者のご意見を
もとに作って行きたいと思っていますので、
皆様のご意見、ご感想、また寄稿もお寄せ頂けると
大変嬉しい限りです。

切腹の奥深さをまた感じております。
(・ω<)



「切腹懇親会」
                                                         2015年4月6日

愛好者の皆様。今年の懇親会4月19日(日)
13時からですが、予約開始は10日金曜からと
なります。
10数名のみの予約なので、すぐに定員に達するかと
思いますが、東京飯田橋「風俗資料館」にてお集まりに
なれる方は是非お顔を見せて下さいませ。
会費は1万円です。

今年の内容は、「桐の会」会長の秘蔵、朗読テープや、
一般の女性をモデルに行う、切腹手ほどき等考えております。

また今年も皆様と濃厚なひと時を楽しみたいと思っております。

予約・お問い合わせ
風俗資料館  03(5261)9557
午前10時〜午後6時



「東京でのイベント」
                                                         2015年4月23日

東京でのイベントを終え、札幌に帰ってきた。
札幌も暖かくなり、東京との温度差が少なくなっていた。

春のサディスティックサーカス。
今年も大盛り上がり。
何という暖かな雰囲気。楽しいイベントだ。
私も楽しみながらショーが出来た。
今回使った曲の中に、今では有名になった
歌謡ポップスグループの曲があり、この曲は
もう15年位前、作曲者がたまたま私のフロアーショーを観て、
そこからイメージして作ってくれた曲だ。
「あなたのシャワーのお湯になりたい」
イカシタフレーズ。
最高のプレゼントだった。
温泉場での曲にピッタリはまり、
気持ちのよいショーができた。


そして切腹懇親会。
濃密な時間をもらった。共通の癖を持つ同士の
話は私も久しぶりで、のびのびと楽しんだ。
演技指導の時間で、生徒さんに演技をつけるのと
同時に、私が介錯役をするという要望で、
介錯の作法も教えて頂く。
姉妹役での実技では、私は思わず感情が昂ぶり泣けてきてしまった。
ウーン、切腹は奥が深い。まだまだ勉強していかなければ。


「東京でのイベント」
                                                         2015年6月15日

いつの間にかもう6月。しかも半ばになってしまった。
アルバイトのつもりで働き出した飲食店で、人手が足りず
週6日勤務。私はすっかり一般人のように働いている。

先日、札幌で無声映画の上映があり、楽師を見たら
琵琶の後藤幸浩氏だった。映画はもちろん楽しかったが、
札幌で後藤氏と会い、一杯飲めるなんて、とても楽しいひと時だった。

7月25日(土)はブラックハートで朗読会。
ようやく作品を選び終わったところ。
マニアックな作品を選んだつもりなので、
いらっしゃれる方は楽しみにしていて欲しい。
久しぶりの東京なのに、朗読イベントのため、なかなか皆様と
ゆっくりお話が出来ないのが残念だが、仕方がない。

8月8日(土)は札幌で舞踏イベント「怪談」
そして9月20日、今年もサディスティックサーカスだ!
会場を有明に移して、一体何をやるでしょうか。
それはまだ言えない。

さぁ、これから早乙女の活動開始となるぞ。


「札幌イベント」
                                                         2015年7月8日

昨年、舞踏家田仲ハル氏とやった札幌イベント
なかなか面白くでき、今年もトライすることにした。

今年のテーマは「怪談」
ありがちかと思うだろうが、そこは田仲氏と私のコラボである。
そんじょそこらのステージ構成では終わらない。

しかも今年は豪華メンバーだ。
朗読:るみ
琵琶:黒田拓
球体関節人形:伽井丹彌
客演:トマツタカヒロ

といった面々。

8月8日(土)20時〜
札幌 CONTE-Sapporo
http://conte-sapporo.com/

新しい私を是非見に来てください!
(詳しくは活動予定の欄で)



「サディスティック・サーカス」
                                                         2015年8月17日

あっという間に8月もなかば。
あと1ヶ月程であの、サディスティック・サーカス
となる。今年も色々と頭を悩ませ、作品作りに取り組んだ。

今年は私のたっての希望で、2009年に共演した
華道家の上野雄次氏に協力を願い、舞台空間を作ってもらう。

今年の演目は「羽衣」

以前からやりたい演目であったが、これをやるには
象徴となる「松」か「樹」が必要となる。
この問題が大きくのしかかり、今まで一度も作った事はなかった。
なので今年は初出しとなる「羽衣」だ。

どんな「羽衣」となるか。
作っている私も楽しみだ。
現場に入るまでどんな風に舞台空間を作ってくれているか
判らないのだから。

そこがまた楽しい。
ヒトとのコラボレーションは、私のイメージを
さらに広げてくれる。

9月20日
二度と見られないであろうサディスティック・サーカスでの「羽衣」

是非、観てもらいたい。

詳しくは
http://www.sadistic-circus.com




「本の企画」
                                                         2015年9月3日


札幌では暑さも大分弱まり、朝夕は冷え込む
ようになってきた。

サディスティックサーカスももうすぐ。
今年の舞台もものすごく楽しみだ。
華道家の上野雄次氏とのコラボ。
どんな空間が出来るか、私も本番までは
わからないのだから。

さらに、衣装を作りたいという協力者が現れて
私の衣装を制作してくれる。
なんと贅沢なショー!
それだけ喜んで頂ける作品を仕上げなければ
皆様に申し訳がない。
毎年、精一杯やっておりますが、
今年も張り切って演じる覚悟だ。

さて、もうひとつ。

2000年頃にS&Mスナイパーで連載していた
ストリップ劇場の企画。
ずっと心の隅に引っ掛かっていたが、
ようやく1冊にまとめられるチャンスがきた。

札幌で見つけた骨のある出版社「寿郎社」という所。
私は持ち込み、ストリップ劇場について語った。
社長兼編集長は同年代という事もあり、
(しかも東京の出版社で働いていた)
話が合い、企画は通った。

しかし、15年も前の雑誌原稿。
私は今、書き直し原稿をせっせと書いている。
ようやく「浅草篇」が終わったところだ。

「新宿篇」「船橋篇」の2篇が待っている。

私のことだから1年位は掛かってしまうだろう。

この企画が出せるのだったら、こんな人にもインタビュー
したかった。あんな人にも…と思い浮かぶが、皆もう
この世の人ではない。

ストリップ劇場がどんどん廃れていく中、何とか
その文化を、歴史を残していきたいと思うのである。

頑張って書いていきます。




「サーカス前」
                                                         2015年9月18日


昨日はサーカスのため稽古をした。

今回はいつも以上に関わってくれる方が多く、
責任重大だ。
しかも出番はトリときた。

私のイメージを感覚的に伝えるのは、
人が増えるほど難しくなる。

それでもみんな一生懸命に汲み取ろうとしてくれる。

本当にありがたい。

みんなの期待に応えるよう、頑張ってステージをやろう!

後は当日のリハのみ。

あと2日。

ドキドキしてきて、思わず日記を書いている。

皆さん、見守っていて下さい(^-^)/



「TS劇場の危機」
                                                         2015年10月14日

サディスティックサーカスも興奮のうちに終り
はや1ヶ月近くなってしまった。
デカイ会場に変わってのトリ、という事でプレッシャーに
ふるえていたが、何とか乗り切り、燃焼した。
華道家上野雄次氏とのコラボは、本当に楽しく良い舞台
にして頂いた。

そしてツイッターで知った事だが、
新宿TSミュージック劇場の存続が危機と
なっているという。
諸処事情で家主から撤退勧告を受けている、
ということだ。
TS劇場は裁判にかける、ということで
要望書を集めていた。
私はもちろん即座に送った。

TSミュージックには色んな想い出がある。

1990年代、劇場ではSM大会ブームとなり、
最も縁遠かったアイドル小屋、TSにも自縛の踊り子が増えた。
彼女たちと仲良くなり、TS劇場にもよく乗るようになった。
森川奈々、浅野ミキ、永井一葉…。
彼女たちとTSの楽屋でショー構成について話合った事もある。
彼女たちを通して、アイドルの踊り子たちとも知り合った。
他所の事務所の私だが、好き放題にさせて頂き、楽しい劇場
生活をおくらせてもらった。

しかも丁度ストリップ原稿では、新宿篇を書いていた所だ。
そんなTSでの想い出も書いた所での、この事件。
びっくりもし、何とか協力したいと思った次第だ。

要望書は11月5日まで。
ご協力ねがえる方がいらしたら、TSミュージック劇場の
HPを観て頂き、要望書を提出して頂きたい。
どうか頑張って劇場が残りますように、と願う私だ。


「イベントのお知らせ」
                                                         2015年11月6日

さて、今年もはや2ヶ月をきってしまった。
何か事を起こそうかな、と考えているうちに
どんどん月日は経ってしまう。
でも少しずつは、進めてますよ(*^_^*)

まず12月11日金曜日。
初、小樽でちょいはやクリスマス的ガンガン楽しめるイベントと
して、「金粉ショー&舞踏&切腹ショー」をやります。
舞踏手、田仲ハル率いる美女軍団の金粉に、ハル氏の舞踏
そして私は、こちらで初披露となる吊りを含めたショー構成。
会場は「ボンズ」というバー。
天然の樹を使った店内は、いごごち良く、打ち合わせに行ったものの
終電を逃してしまった程。(ただの呑んべか)
料金は2500円(1ドリンク付)
開演21時?
予約・問い合わせ
0134-24-7225(バー ボンズ)

そして来年。
1月16日土曜日は、銀座ブラックハートにて
恒例「被虐ふぁんたじあ」朗読会の開催です。
今回も様々な癖の朗読を用意しようと、
今、奮闘中です!
久しぶりにマニアックな会話を皆様と出来る、と思うと
楽しみでなりません(^_-)-☆
是非、お待ち申しておりますね!!



「切腹之書八など」
                                                         2015年12月22日

あっという間にクリスマスがきますよ!
そしてもう年末。
何だか慌ただしい1年に感じますね。

そしてお待たせ「切腹之書八」がようやく
完成しております。
風俗資料館、板橋のカフェ百日紅で販売しておりますので、
八号もよろしくお願い致します。

八号ということは八年めであって、編集人たちも
大人になりました。みなそれぞれの人生を歩みだしていて、
年一冊も厳しい状況となってきましたが、
私はもちろん辞めるつもりはないので、若干時間は
掛かっても、続けていく所存です。

これからもおんな腹切り愛好を絶やさぬよう、頑張っていきますね。

12月11日に小樽で演ったイベント、
ことのほか、大いに盛り上がりました!
店内はギュウギュウ詰めとなり、見えにくいお客様も
いたことと思います。ごめんなさい。
まだまだこのようなイベントは、ヒトのガス抜きのため
必要なんだ、と感じ、また改めてやっていきたいと
感じました。ショー終了後は、お客様もはっちゃけて、
ディスコ大会のような店内となり、それもすごい
楽しかった!なんだか新しいパワーを頂いた感じです。

そしてもう一つ。
昨日札幌のまんだらけで、宝物を発見しました。
小妻要氏の画集「女人幻想」があったのです。
これは小妻氏の初期作品で、「容子」時代の画も収録されているもの。
一瞬悩みましたが、もう二度と手に入らないと思い、
購入しました。やっぱり買って良かった。
初期作品の点描画は好きな作風ですし、容子時代の緊縛画も美しい。

この売場に佐伯俊男氏の古い画集も4,5冊でていて、
「あ、愛好者のどなたかが亡くなられたのかな」と
しんみり感じました。生前整理なのか、遺品整理なのか・・・。
そういう事も考えていかないとならない年代だな、と思った
次第です。





「今年の流れ」
                                                         2016年1月31日

新しい年が開けた、と思ったら
もう1月も終りとなってしまった。
新年の挨拶もせずに(笑)

そんな私だが、この1ヶ月で今年の流れも
だいぶ決まってきた。

今年は大なり小なりイベントが多くなりそうだ。

3月は札幌でのイベント。(詳細は後日)
4月はブラックハートで朗読会、
そして春のサディスティックサーカス。
5月、切腹懇親会予定。
7月、ブラックハートで朗読会。
8月、つくばで、昨年演った「怪談」公演。
9月のサーカスはまだ?だ。

その間に札幌で小さなイベントを企画中である。

「切腹之書九」の発売は10月か11月頃になるだろう。
ストリップ劇場の本も進めている。

だいぶ充実している。

そして日常生活では、札幌の次に住む町を探しだす年と
なるだろう。東京を離れる時に思った「いなか暮らし」が
したい、という思いをどこの町で実現するか、
広い北海道をもう少し歩いてみるつもりだ。

早乙女としての今年の展開、
本名の自分の展開、
今年もまだ着地点を探して活動を進めていく。




「イベントの前に」
                                                         2016年2月22日


もうすぐ3月になろうとしている中、
札幌は例年より雪が少ないものの、
まだまだ夜の冷え込みは厳しいですね。

今の私は、家の近くの居酒屋でバイトをし、
アニキになったお惣菜などを頂いたり、
鍋を作り酒をのみ、寒さも楽しく過ごしております。

午前中は勿論、原稿を書いてますよ。
切腹之書や朗読会用台本などなど。

さて、3月からはイベントが始まります。
今年はいろいろと活動することとなるでしょう。

まず3月18日(金)
札幌レトロスペース 坂会館にて
「奇譚クラブ」のことについて、坂一敬館長と
語り合います。

レトロスペースは現在、存続の危機となっています。
昭和の生活雑貨を個人で収集し、無料展示している
レトロスペース。そんな中に館長の想い入れがある、
ヌードポートレートや「O嬢の物語」コレクション、
奇譚クラブなどガラスケースに展示されているが、
ここに来るお客様で奇譚クラブのことに詳しい方は
あまりいない。

そこで、レトロスペースを助ける意味も込めて、
館長と二人で解説しようと考えた企画です。
リアルタイムで買っていた坂館長ならではのお話も
楽しみです。

18時30分スタート 入場料800円
詳しくはスケジュールのページを御覧ください。

そしてもうひとつ。
舞踏と切腹のコラボレーション
3月27日(日)
タイトル「卍 MANJI」
札幌で人形作家でもある夢覚の
「釈迦十大弟子」の人形。
そしてあの、有末剛も共演しての
コラボレーション。
どんなことになるか、私も楽しみな舞台です。
会場はコンテサッポロ
20時スタート 料金前売り2500円
詳しくはスケジュールのページにて

サッポロも楽しくしてますよ(^_-)-☆






「春にむけて」
                                                         2016年3月11日


3月11日
「春にむけて」
3月に入っても札幌はまだまだ冬です。
日差しがさしていても雪が降ってくる。
一度根雪がとけて、道路が見えてもまた降り積もる。
でも、そのおかげで燗酒が美味しく飲めるのを
楽しんでいます。

さて、3月のイベントも近づいてきましたが、
4月のイベントもありますよぉ。
4月は東京です。
いよいよ春のサディスティックサーカスですよ!
春の盛り上がりったらないですよねぇ?。
もう雰囲気が楽しい\(^o^)/
演者とお客様が近いことが、親近感を生むのでしょう。
今年は銀座ライオンです。
呑んべえの聖地ですよ!
歴史あるこの建物で、演じられることはサイコーに
シアワセですね(^_-)-☆

4月17日(日)17時30分〜
銀座ライオン5階
完全予約制 13000円 飲み放題・料理付
http://www.sadistic-circus.com/
(二次会ありです!)

そしてその前日は、
銀座ブラックハートにて、恒例の朗読会
「被虐ふぁんたじあ」です。
今、台本が出来た所ですよ。
今回もいろんなフェチの台本を作りました。
BHの女子のお客様の力を借りて毎回、盛り上がる
イベントのひとつです。
こちらもぜひ楽しんで頂きたい。

東京へ行くたび、いろんな方とお逢いしたいのですが、
なかなか時間がとれず、失礼しております。
人嫌いであった私ですが、奥地に引っ込んでいると、
人恋しくなる時があります。
また、皆さまとお逢いしたいですね。



「5月のイベント」
                                                         2016年4月10日

今週末は東京です。
すっかり恒例となった、BHの朗読会、
そして春サーカス。
春サーカスはもうすでにチケットは売り切れですが、
銀座ライオン5階での会場。皆で大騒ぎとなることでしょう。
楽しみです!

さて5月ですが、
当初予定していた「切腹懇親会」は延期となってしまいました。
遠方の一部の方には事前に日程をお知らせしていましたが、
かえって申し訳ないことを致しました。
この場を借りてお詫び致します。
秋ごろになるかと思いますが、
またよろしくお願い致します。

切腹之書の最新号も9月の発売を予定しています。
現在、バックナンバーは東京中野、タコシェにも置かせて
頂いています。風俗資料館では今まで通りの販売をしています。

そして本題。イベントのお知らせ。
札幌すすきのの近くを流れている小さな川。
鴨々川。その近くに古民家ギャラリー「鴨々堂」があります。
そこの堂主と出逢い、面白い企画が生れました。
その古民家はもと置屋だったそうで、二階には部屋が残されています。
それを利用したいと考え、
一夜限りの「置屋Bar」をオープンします。
5月6日(金曜日)
壱部 18時オープン
「オンナの生きざま相談室」
鴨々堂女将・石川圭子?早乙女宏美
入場料:女性1000円(1ドリンク、おつまみ付)
    男性3000円(1ドリンク、おつまみ付)
女子会ノリのユルーイトークで、お悩み相談承ります!
中では妖しげな映像も流れているのかも!です。

弐部 20時〜21時
「禁断の2階・遊女悶絶」
入場料:壱部のチケットある方
    一律1000円
    弐部のみ
    女性2500円(1ドリンク、おつまみ付)
    男性4500円(1ドリンク、おつまみ付)

鴨々堂初となるやも知れない妖しい一夜
札幌在住の方は是非、お越しください(^_-)-☆
問い合わせ:鴨々堂
info@kamokamodo.com
もしくは、Facebookにて

よろしくお願いしまーす!




「イベントの手応えなど」
                                                         2016年5月8日

お久しゅうござんす。
告知じゃない日記は久しぶりとなってしまいました。

毎日が早く過ぎてしまうのが、気がかりな近頃です。

先月の「春のサディスティック・サーカス」
銀座ライオンの5階は、クラシカルな雰囲気を一気に越え、
場所は変われど、温泉場のノリで和気あいあい!
BHやタブー店スタッフのコルセットが当り前のようで、
ライオンスタッフのクラシック制服がコスプレのように新鮮だったな。

私は久しぶりにドレスで椿姫の「乾杯」を舞い、
腹切りじゃ〜(*_*)

BHでの二次会も参加し、同窓会のような懐かしさ、楽しさを
胸一杯に感じて帰ってきた。
いつでもその場に浸れる場所があるって、シアワセです。

そして5月6日、札幌鴨々堂「置屋bar」イベント。
30代から同年代までの女子たちが集まり、
コアになるかと思いきや、皆さま優等生で、女将と私のみが
ゲラゲラ笑う第1部。
2部のショーでは、ベットショーを演じました。

ベットショー。
実は憧れていました。
なかなか私に演らせてもらう機会は訪れず、
シンプルな美しさに憧れていました。
鴨々堂の2階に残されている、「ふじょうじき」という
畳の敷き方の4畳の和室。
女子たちのなかで演じるベットショーは
とても楽しかった。

打ち上げでは久しぶりに飲んだなぁ?!
様子は鴨々堂のFBにアップされています。

そしてもう一つ、すんごいお知らせ。
切腹CGDVD「情怨」
ロサンゼルスで開催されている、マイノリティーな映画祭
「ネオノワール祭」という映画祭で、
短編映画部門の「銅賞」を頂きました!!

受賞式に招待されていたものの、
日程が調整出来ず、辞退しました。
ちょっと残念だけど、ロスは遠いよね。

てなわけで、まだまだ日々楽しんでおります。
次回東京は7月かな。

また気が向いた時、アップします^^;



「また1つ歳を重ねました」
                                                         2016年6月23日


誕生日が過ぎ、新たな1年を迎えます。
静かな暮らしをしたいと、札幌へ引っ越しましたが、
やはりシゲキは忘れられないし、必要ですね。
札幌で新しい出逢いもあり、そこでのお話から
新しいイベントをやりたいと思ったり、計画したりと
まだまだ進展中です。

さて7月のイベントですが、
7月8日(金)、札幌のレトロスペース坂会館にて
館内の坂館長コレクション「書籍の探訪」というシリーズ
2回め、「O嬢の物語」をやります。
私のO嬢好きはご存知のことと思いますが、坂館長は私の上をいきます。
学生の頃英文でも読み、自分なりに翻訳したそうですし、
O嬢のコレクションも凄い。小説でも表紙が違えば全て買ったと話します。
今回は私が一部創作した短縮版「O嬢の物語」の朗読と、
坂館長が短歌調にまとめた「O嬢の物語・ロワッシー篇」の朗読も
加えてのどっぷりとO嬢を楽しんで頂きたいです。
18時30分開演  料金800円
会場 レトロスペース坂会館
問い合わせ 011-632-5656

そして銀座ブラックハートにての恒例朗読会「被虐ふぁんたじあ」
17回め、7月23日(土)です!
今回も色んなフェチを集めました。フェチを探すとまだまだ尽きない。
大変に興味深い形がいくらでもありますね。
ぜひ楽しみに来てください(^^♪
さらにこの日から、秋のサディスティックサーカスのチケットが発売となります。
今年も有明の「ディファ有明」。巨大なスペースで私は一体何をするのでしょう?
そんな耳寄りな情報も聞けるかも知れない、チケット発売日。良い席は店でしか
買えないので、いの一番でチケットを手に入れて下さいね。
http://www.bar-blackheart.com




「8月公演」
                                                         2016年7月26日


先日の銀座ブラックハート、朗読会「被虐ふぁんたじあ」では、
さまざまなフェチ仲間と逢い、久しぶりに楽しんだ。

ヴァニラ画廊では、伊藤文学さんのコレクション展を楽しみ、
お土産として、ゴスロリ風ニーハイソックスを買ってしまった。
BHですぐさま履いた。
札幌ではそういったグッズがないから、
何だか無性に買いたくなったのだ。
地方の子が東京に出て、たくさん買い込む気持ちが
よくわかった。^^;

さて、8月である。
昨年2015年札幌でやった、舞踏仕立ての「怪談」。
好評を頂いたので、関東公演をしようと、
今年、年頭から動いていた。
それがいよいよ近づいてきた。
「つくばワールド怪談フェスティバル2016」

8月20日(土)つくば市「小田古民家 華の幹(はなのき)」
  21日(日)文京区千駄木「STODIO」

つくば公演では、晩御飯とお泊りコースもある。
築140年の古民家へ泊まるのだ。
空間も取り込んでの「怪談」
ぜひとも楽しんで欲しい。

出演は、最北の舞踏家田仲ハル。
    東京在住の肉態表現者トマツタカヒロ。
    札幌の音楽家るみ。
    琵琶は実力の後藤幸浩。
    球体関節人形、ぬらりとしたもの。    
    そして私である。

何かが起こらないわけがない。

ぜひとも、見て頂きたい作品である。

8月20日(土)つくば「小田古民家 華の幹」
宿泊とご飯付き通し券 6000円(限定30名)
1回券1500円
全ライブ通し券2500円
17時〜17時40分 こども怖い話:紺野相龍
18時〜18時45分 ご飯タイム
19時〜19時45分 琵琶ライブ:後藤幸浩
20時〜20時45分 怪談落語
21時〜21時45分 舞踏公演「怪談」
22時30分〜宿泊所「みょうがや」へ移動

8月21日(日)東京番外編「千駄木STODIO」
予約3000円 当日3500円
18時30分開場 19時開演

(詳しくは活動状況のページへ)

両日とも予約、お問い合わせ
CONTE-Sapporo
011-688-5116
info@conte-sapporo.com




「つくばワールド怪談フェスティバル2016」
                                                         2016年8月14日


もうすぐ関東公演だ。
不安である。
チラシ情宣もあまりしていない。

札幌から手弁当で乗り込む。
久しぶりの手弁当公演だ。
それでも演者たちと、
「関東、東京でやることに意義がある」と
意気込んでの公演だが、不安は広がってきた。

開場に2,3人のお客様だったらどうしよう。
手弁当だが内容に手抜きはなく、力を入れている。
その分、演者に申し訳ない。

特に東京公演。
公演前に東京で宣伝活動が出来ない事に
歯がゆい…。
はー、不安感でいっぱい。

でもやるからには、楽しんで、頑張ってきます^^;
もちろん刀も登場します。
つくばは、古民家の能舞台。
東京千駄木も雰囲気のある会場。
琵琶の後藤幸浩さんの演奏も、とっても期待している。

まだチケットは充分にあります(笑)
少しでもお安い、ご予約お待ちしております(*´ω`*)

8月20日(土)
会場:つくば 小田古民家 華の幹
時間:17時〜17時40分 こども怖い話:紺野相龍
   18時〜18時45分 ご飯タイム
   19時〜19時45分 琵琶ライブ:後藤幸浩
   20時〜20時45分 怪談落語
   21時〜21時45分 舞踏公演「怪談」
   22時30分〜宿泊所「みょうがや」へ移動
料金:宿泊と怪談ご飯付き通し券 6000円
   全ライブ通し券    2500円
   1回券        1500円

8月21日(日)
会場:東京千駄木 STOODIO
時間:開場18時30分 開演19時
料金:予約3000円 当日3500円

(詳しくは活動予定のページへ)

お問い合わせ、ご予約
コンテ・サッポロ
info@sonte-sapporo.com
011-688-5116



「関東公演を終えて」
                                                         2016年8月23日


つくばでの「怪談」公演、東京千駄木での「怪談」
盛況のなか、幕を閉じた。
つくばでは、14名の関係者とまるで合宿のような状態。
プロデューサー的女性は、酒飲みのためにたっぷり飲み物を用意してくれた。
そして「これを続けていきましょう」と熱く語った。
古民家「華の幹」も実に良い雰囲気。
スタッフの「皆で作り上げていく」情熱が伝わり、
怪談ご飯も手の込みよう(写真見て!)

宿泊施設の古民家。「出るよ」と聞いていたが、
「パタパタパタ」とワラシさんの足音をしっかり聞いてしまった。

後藤幸浩さんの琵琶、やっぱり良い。
つい長く踊りたくなってしまう。演者をのせてくれる。
楽しい。

千駄木の「怪談」もコンパクトながら、まとまりよく雰囲気が
出たのではないかと感じた。この演目にはベストキャスティングが揃った。
顔馴染みのお客様にいらして頂き、やっぱり嬉しいナ!
帰り際の挨拶は「では来月、サーカスで!」だ。(*^^*)

そう9月24日(土)のサーカス情報はまた後日、日記を
アップすることにする。

昨日の帰り、まさに台風まっただ中にぶち当たり、
成田空港、飛行機の中で約5時間待ち!
飛行機が飛んだ時には、客席から拍手が湧いた。
他の北海道組は、便の欠航となりまだ東京だ。

何とか帰れてホッとしたが、体中が痛い。
たまのパフォーマンス、体がついていかないのかな。

まだこれから9月はイベントがあるので、
整えていかないと、だ。






「サディスティックサーカスにむけて」
                                                         2016年9月6日


もう9月に入ってしまった。
まだ先だと思っていたサーカスもあと18日。

今回一緒に演って頂ける、浪曲師の玉川奈々福さん。
彼女が浪曲デビューする前からの知人であった。
大変に器用な方であり、努力家でもある。
一緒にできたらな、という想いは以前より漠然とあったが、
アンダーグラウンドの世界に引っぱっていいものか、考えていた。
彼女のキャリアにキズをつけたら大変だ。

実は2年前の「牡丹燈籠」の時に勇気をもって、お声がけ
させていただいた。日時が合わず、叶わなかったが、
「NO」の雰囲気ではなかったので、今回はそれとなくメッセージを
送っていた。

そしてようやく実現する。
今回のお題は「安達ケ原」。鬼婆が登場する話だ。
奈々福さんは台本を書き直してくれ、節を作る。
大変な作業に取り組んでくれた。

私も衣装や小道具を揃える。
腹切り刀、何を選ぶか思案中だ。
婆が持つ刀。しかし鬼婆。
どんな刀で切るか、当日を楽しみにしてもらいたい。

9月24日(土)ディファ有明
PM10時〜オールナイト

いまからワクワクしてきた。
詳しくは
http://www.sadistic-circus.com



「第6回 切腹懇親会」
                                                         2016年9月19日


毎年1回、風俗資料館で行われている「切腹懇親会」
今年はずれ込んでいましたが、ようやくお知らせが出来ます。

10月16日(日)
13時〜16時(開場12時30分)
会費1万円
となりました。

今回の目玉は、「秘蔵朗読テープ」です。
私も依頼を受けて吹き込んだことがありますが、
個々の愛好者の方々が、お気に入りの小説やオリジナルの作品を
テープに吹き込んで欲しい、耳で聴いて楽しみたい、といった
要望が多く、数多くの朗読テープが存在しているのです。
私も幾つか聴いたことがあります。
読み手はごく一般の女性が多く、決してプロ並みに上手い訳ではないですが、
情感がこもり、素直に「いいな」と感じます。

今回は「桐の会」会長のプライベート秘蔵テープも
お聴かせ願えるとか。
さぞや……と期待がふくらみます!

実演では、その場で私が朗読し、その内容に沿った演技を
させて頂きます。

毎回熱心な愛好者の方々とお話ができ、
非常に勉強になるこの懇親会。
定員制で、予約開始は9月26日(月)10時?
風俗資料館です。先着順となります。
風俗資料館切腹懇親会ページ
http://pl-fs.kir.jp/pc/info/tenji/kiri20161016.htm

問い合わせ
風俗資料館 03-5261-9557
     (10時〜18時 木、日休)




「ブラックハート朗読会」
                                                         2016年11月15日


おっといけない!
うっかりしているうちに、今週19日土曜日となってしまいました。
銀座ブラックハートでの朗読会です。
今回も作家館淳一氏をお招きしての朗読会です。
館氏の作品を朗読しますよぉ(・∀・)

お時間がありましたら、顔出して下さいませ。
いろんな方と語らいたいです!
詳しくはブラックハートHPを
http://www.bar-blackheart.com

そして今私は、ストリップ劇場と街の本に取り掛かっています。
札幌にあった6館の住所がわかり、急遽、原稿を書き足している最中です。
といっても、全く知らない地、しかも過去のことを取材するのは、
なかなか厳しい状況です。
もし、道劇以外で、札幌のストリップ劇場に行ったことがある方は、
どんな雰囲気だったか、情報を頂けると本当に助かります。

てなわけで、今年最後の東京行き、しっかり楽しんで来まーす(^O^)



「今年最後のイベント」
                                                         2016年11月25日

先日の東京では、楽しいひと時を過ごしてきた。
金曜日は風俗資料館の「金曜会」に参加し、フェチ談義を楽しみ、
土曜日BH朗読会では、お客様や、館淳一氏と濃ゆい話しを楽しみ、
いやー、やっぱりそういった仲間たちとの会話が、いかに楽しいか
実感したなぁ。
札幌ではまだそのような友と、巡り合っていない。
ま、探しに出かけていないのも悪いのだが。

さて、今年最後のイベントは、札幌での開催。
札幌すすきのに流れている川、「鴨々川」の脇に建つ古民家
「鴨々堂」にての

「置屋Bar vol2」
12月23日祝(金)19時30分〜21時
入場料:女性2000円(1ドリンク、おつまみ付)
      男性4000円(1ドリンク、おつまみ付)
       2杯め以降有料

となる。今回のメインタイトル
「愛について語る?愛されたい女たち・阿部定編?」
として、私の永遠の憧れ「阿部定」を今の子たちに提案したいと
思っている。
看護師の町田丸美女史も迎え、高齢者の性についても語っていきたい。

私の阿部定ショーも、作り変えてバージョンアップをはかった。

近くの方がいらしたら、クリスマス前、こゆーいお話で一緒に盛り上がりたいな。
FBをやっている方は、札幌「鴨々堂」でイベントページを作っています。

年末に向けてラストスパートですよぉ!!ヽ(^。^)ノ





「もう年末か!」
                                                         2016年12月28日


うっかりしているうちにもう年末。今年最後の日記でしょう。
今年は7回の上京でした。引っ越してまだ2年半程ですが、
東京の混雑ぶりに、やっぱり疲れるな、と感じてしまう。
でもマイノリティなものから一流作品まで、やっぱり東京でしか
出会えない、観られない、とも実感している。
上京の際の限られた時間で、何をどう楽しむか。
来年はこの辺りの充実も考えつつ、上京したいと思う。

そして「切腹之書九」編集は完了したそうです。
風俗資料館館長が精魂込めた冊子となりました。
年明け1月には発売できるかな。
もう少々、お待ち下さい。

12月23日に古民家ギャラリー「鴨々堂」で行った、
「置屋Bar2/ テーマ阿部定」
札幌では連日大雪で、50年ぶりの積雪量。
JRは止まり、最悪の条件でしたが、コアなお客様が集まって頂き、
性についてコアな話しができ、ショーをみて涙してくれた方もおりました。
やってよかった。そしてまた企画したい。
そう思ったのであります。打ち上げでは、鴨々堂専属シェフ(?)が
ローストチキンを焼いてきてくれ、ビール、
差し入れの日本酒を呑んで、
楽しみすぎ、帰りは荷物を持ちながら、
すっ転びつつ、タクシーを捕まえました(笑)
お近くの方、次回は是非ご参加下さいね!

そんなわけで、皆さま。
楽しみつつ、まったりとした年末年始をお迎え下さい。
今年もページをみて下さってありがとうございました。
また来年〜(^_-)




「切腹之書九」
                                                         2017年1月11日


皆さま、寒中お見舞い申し上げます。
今年もゆるりとやっていきますので、よろしくお願いしますね。
今どきSNSで、このHPのみしかやっていない、という人もあまりいないかと
思いますが、これでも精一杯な私なので、ご勘弁下さいませ。

さて吉報です。
お待たせしました!「切腹之書九」いよいよ出来上がりました。
2017年1月20日(金)発売となります。(定価2000円)
販売は東京飯田橋にある「風俗資料館」です。
問い合わせ 03?5261?9557
mail:pl-fs@kagoya.net

私個人でも受け付けておりますので、ご入用の際はメール下さい。
今号から編集は風俗資料館となり、その紙面は見る人が見ればひと目で
「おー、懐かしい」と唸ってしまうでしょう。
写真もたっぷり入っております。
中原館長の想いは、私の構成案を大きく上回ってます。
いち語ると10返ってくる、みたいな。
ぜひ、見て欲しいと思います。

そして発売と共に、次の「十号」へ向けて構成&原稿書きが始まります。
十号ということは十年か…。
早いものです。何か企画しますかな。
まぁ考えます(*^^*)

明日は満月です。良いお月さまが見れますように。



「3月は東京!」
                                                         2017年2月24日


ご無沙汰です。
ずっと単行本の原稿を書いてました。
街とストリップ劇場について、札幌篇も書いてみました。
調べるのに苦労した?(^_^;)
メドがついたので今年は発売出来るといいな、と
思ってます。

さて、原稿が一息ついたところで東京です。
3月11日(土)
銀座ブラックハートにて、恒例の朗読会
「被虐ふぁんたじあ」開催です。

今回は、おんな犬絵の室井亜砂二氏の詩を取り上げてみました。
どんな演技となるか、とても楽しみです。
その他も趣向を凝らしましたので、ぜひ遊びにいらして下さい。
料金システムはブラックハートのHPをご覧下さい。
http://www.bar-blackheart.com

そして4月には、サディスティックサーカス春バージョンです
今年はついに春もオールナイトですよ!
チケット発売は2月25日から。
詳しくは
http://www.sadistic-circus.com/perfomer/

それじゃ、また!!





「4月はイベントいっぱい!」
                                                         2017年3月13日



先日はBH朗読会イベントで上京。
やはり朗読会は面白い。なにが起こるかわからない。
今回は室井亜砂二氏の詩画集「悲しい大人の子守唄」から
三篇ほど選び、BHスタッフに演じてもらったが、それぞれいい味を
出してくれていた。その中でもやはり「おんな犬」もの。
私が室井氏から伝授して頂いた「犬仕草」をスタッフに伝える。
いやー、はまってくれました。可愛らしい「おんな犬」が出来上がりましたよ。
スタッフが楽しそうに演じてくれているのを見たとき、すんごく嬉しさを
感じますね。また次回、どんなことを演らせてやろうかな、とニヤニヤしながら、
考えておこう。

そしてこれから4月に向けて、イベントが目白押しですよ。

まずは「春のサディスティックサーカス」4月22日(土)。
今まで春はこじんまりと、皆で和気あいあいと無礼講で楽しんでいたが、
今年は春からビッグサイズ。新宿のフェイスですよ!しかもオールナイト興行!
でも私、サイズはビッグになっても春は、和気あいあいとしたステージを
楽しみたいと思案中だ。
「秋は敷居が高くてちょと怖い」と思っている方にも「春バージョン」は
おすすめである。エンターテイナー度が高い「春のサディスティックサーカス」
ぜひ、楽しんでもらいたい。
http://www.saditic-circus.com

さて次からは札幌でのイベント。
新しいつながりができ、呼んで頂いたのは、
4月9日(日)
「FANTASIC ZOO vol.5」
SMイベントですよぉ。こっちへ来て初のSM関係。
どんな展開が起こるか楽しみだ。
前売り4500円 当日5000円
14時開演  会場・Bar Sting Ray
札幌市中央区南8条西4丁目 8.4ビル1階

そして昨年札幌で公演した「卍」の再演を今年は小樽で、
バージョンアップし、やることとなった。
4月23日(日)
そう、なんとサーカスの翌日です。というか、
朝まで新宿にい、直帰、小樽入り!
多少ハイテンションな私となっているやも知れない。
舞踏と切腹。
どんな感情で私は腹切るのか、当日になってみないと
わからない。
前売り3000円(1ドリンク付)
当日 3500円
19時開演
会場・小樽「BONZ」
小樽市花園1-11-18 北欧館ビル2階
0134-24-7225
予約・etts_buddha35vodafone.ne.jp

いよいよ春。
ムズムズと湧いてくる感情を楽しませよう!





「イベントを終えて」
                                                         2017年4月24日


今月は久しぶりでイベント三昧だった。
いろんな思いを感じたし、刺激にもなりましたよ。

9日に出演させて頂いた札幌でのSMイベント。
すんごい人でビックリ!70人を越してましたから。
札幌もやはりいましたね。コアな人たちが。
主催の虹田みなみちゃんの頑張りながら楽しんでいる姿に
感動し、札幌も捨てたもんじゃない、こういったショー、
イベントの需要はあるし、広げて行かなければいけないかな、
と感じた。

22日の春のサディスティックサーカス。
これまた満員の中、他のメンバーたちのステージを観、
パワーを頂いた。やっぱりサーカスに出演するメンバーたちのパワーは
強いね。エンターテイメントとはこれぞ、というパフォーマンスを
肌で感じ、刺激を存分に感じた。
サーカスで一緒になる、京都バルバラの龍崎飛鳥ママと話す。
飛鳥さんは、雑誌スナイパーがまだまだ元気だった頃、私も連載を
初めて間もない頃に、超美人女王様として有名だったし、その
長身でスレンダーな姿に私もうっとりしていた。そして一度
インタビューする機会を頂き、京都まで取材に行った(当時は違う店にいた)
女王様で好きになった初めての人だ。(こう書くとイミシンになるか笑)
そんな飛鳥さんから爆弾発言。
「早乙女宏美に刺されたい」
なんとコラボ企画の話が出たのだった。
緊縛と切腹のコラボは、一度蕾火さんと演った。
あの時も面白かったが、飛鳥さんとできるかもしれない!
すんごいチャンス到来だ。実現すれば、男役の飛鳥さん。女の私。
濃密なストーリーとなることだろう。現実にむけ温めていこう。

そして、ブラックハートで緊縛講習会を続けている才勝氏とも話す。
最近の緊縛師のこと等々。重鎮がいなくなり、裾野は広がっているが、
質、レベルの問題。海外での緊縛流出についてなど、やはり深い話となる。
そう、お客様でいらした伊藤舞ちゃんと遭遇!ハグしながら暫し歓談。

23日小樽での「卍2」公演。
これまた濃い時間、狂気のパフォーマンスとなった。
会場の「ボンズ」は日頃からいろんなジャンルにおいてコアな
お客様が多いようだが、田仲ハル氏の企画する舞踏公演には
濃密でコアなお客様が多くいらっしゃり、パフォーマンス自体も
狂気に引っ張られる。
口だての打ち合わせのみで、即興的にパフォーマンスは進み、
(音楽構成はハル氏がしっかりと組み立ててできている)
それぞれのパフォーマンスがお互いを刺激し、上乗せされ、
最終的には狂気へと盛り上がってしまう。これはもちろん
いい方向にだ。とても面白かった。これこそがコラボレーションという
感じである。私も久しぶりに有末剛氏に縛られ「卍」型に吊られる。
二人共初めてのポージングながら、有末氏は縛っていくのだから、
やはりここには緊縛の面白さがある(SM的ではなく)
そんな有末氏とも最近の緊縛業界談義。
氏は「コンビニ的業界」と表現。言い得て妙。

肉体は疲れているのだろうが、精神的に充実した今月だった。
私はやはり「好き」なのね。
今も次のイベント企画に対して同時進行で、いろいろと進めている最中。
当然告知します。
しばしお待ちを。





「ワイズ出版のこゆーい本」
                                                         2017年5月1日


ワイズ出版から濃い本が出版された。
「日活1971?1988 撮影所が育んだ才能たち」
日活ロマンポルノ時代を証言する本だ。
俳優や監督、スタッフの寄稿、インタビューで綴られ、
全作品リストも載せられている。

この企画は1年半前に始まり、私もこの貴重な本にエッセイの依頼を頂いた。
インタビュー79名、エッセイ29名という膨大な人数をまとめる本は、
そう簡単には編集できない。私はこうして発表できる時を待っていた。

出来上がった本を手に取ると、深い。
実に深い内容に仕上がっている。
オカズにロマンポルノを観ていた人たちが、「すんませんでした?」
となるのではないか、と想うぐらい、スタッフたちの当時の熱い想いが綴られている。
ワイズ出版という、映画マニアファンが多い出版社ならではの、
今どきないくらいな深い本となって、読み応えがある。
ただ残念と思うのは、主演クラスの女優のものが少ない。
「今になって思うと」みたいな女優さんの話がもっと読みたかった。
しかし、これが難しい。正直、女優さんを騙して出演させたことが多いのだ。
ハダカ映画は納得していても、カラミがあることを知らなかったとか。
なので女優さんの扱いには今でもピリピリしているのが実状である。

しかし、この本はロマンポルノ映画の貴重な生き証人として、
永久保存版の価値はあるだろう。
重鎮なスタッフの中に交ぜて頂けて、本当に幸せである。

そう、札幌で「ロマンポルノ上映会」を企画した。
6月となる上映会の詳細は、またのちほど!




「6月のイベント」
                                                         2017年5月11日(満月)


黄金週間も一気に過ぎ、6月のイベントの準備に
追われています。
まずは、6月2日(金)札幌、レトロスペース坂会館にて、
「第3回書籍の探訪〜O嬢の物語 vol・2〜」
1回目:13時30分開場 14時開演
2回目:18時開場 18時30分開演
料金各回800円
問い合わせ:tel&fax 011-632-5656

ポーリーヌ・レアージュ「O嬢の物語」が大好きな坂館長。
第1回めではまだ語り尽くせない「O嬢〜」について、
もっと深めたい、と提案を頂き、今回私は、初めて澁澤龍彦以外の訳本を読んだ。
坂館長おすすめの、翻訳中村正夫。削除された5章を初めて翻訳された方です。
いやぁ、違う訳、読んでみるべきでした。
今までなぜ読まなかったんだろう。
今月発売の「マニア倶楽部」にも思わず書いてしまいましたが、
O嬢についてまた、新しい感情が生まれてきました。
今回は「特製紙芝居」を作成し、私も朗読原稿を新たに書き直して、
やらせて頂きます。

次は、6月24日(土)25日(日)
札幌で「復活!いとしのロマンポルノ」と題し、
ロマンポルノの上映会&トークイベントを開催します。
これは正式に日活(株)から許諾を頂き、企画しました。
24日(土)上映 「実録 阿部定」主演宮下順子
      開場18時30分 開演19時
25日(日)上映 「花と蛇」主演谷ナオミ
      開場13時30分 開演14時
料金各日2000円 両日共通割引3500円
会場:oyoyoまち×アートセンターさっぽろ
tel:011-211-1299
解説・早乙女宏美 司会・町田丸美
問い合わせ・町田 marumitsukikaku@gmail.com

札幌に移住して初めて大きなイベントを企画しました。
ロマンポルノの上映会。じつはこれ、ずっとやりたかったのです。
札幌でロマンポルノ上映は、おそらく10年ぶりになるかと
思いますが、面白い上映会にしようと力をいれています。
拙著の「ロマンポルノ女優」(河出i文庫)もついでに(?)
販売しようかと河出に連絡したところ、すでに「品切れ」
ということで、重版も予定なしだそう。残念。
札幌近郊の方、これはぜひお越し願いたいと存じます。

さぁ、6月も張り切っていくぞ!








「イベントのこと」
                                                         2017年6月28日(水)


先日のロマンポルノ上映会
「復活!いとしのロマンポルノ」もまずまずの入りで無事終了した。
赤字がでないことを願ってはいたものの、240円の赤字。
これは私に責任がある。
チケットがさばけなかった。
一緒にやってくれた町田丸美女史の営業力にすべて助けられた。
深く反省しております(´・ω・`)

でも、内容はとても良かったと思う。
女性のお客様の方が多く、ほぼ始めてロマンポルノ映画を観る人たちだった。
感想は「ちゃんと映画してる」「面白い」「ストーリーがしっかりしてる」
「雰囲気が良い」など、私が感じて欲しい感想ばかりであった。
トークショーもそれなりに勉強し直し、アンチョコを見ながらだけど、
エピソードを語ったつもりである。

お客様の口々から「また観たいので、やって下さい」といって頂いた。
ありがたいなぁ。
次回もやりたいものである。

さて、もうすぐ7月。
7月は東京へ行きますよー。
7月22日(土)
銀座ブラックハートにて、朗読会イベント
「被虐ふぁんたじあ」の開催。
今回で20回めとなる朗読会。
スペシャルな会を予定してますよ?(^O^)

まだ来たことがないアナタ。
何度かお越し頂いたアナタも、この記念の会に
是非ご参加下さいませ!
朗読会といっても、もちろんフェティッシュ。
ただの朗読会とは違います。
詳しくは、ブラックハートホームページにて
http://www.bar-blackheart.com
(料金はブラックハートの料金形態に準ずる)

皆さまとお逢いできることを楽しみにしています☆彡





「東京.そして次は」
                                                         2017年7月23日(日)

はい、21日.22日と東京だった。
今回も濃い二日間を楽しんだな。

ブラックハート緊縛講習会で講師をしている彩勝氏。
氏は、明智伝鬼のファンであり、後に側近となった。
私は彩勝氏の話が大好きで、逢うたびに色々聞いていた。
だけど私一人が聞くのはもったいないと思い、
インタビューを正式にしたのだった。
これは「マニア倶楽部」に掲載される。
何月号かは未定だけど、貴重なインタビューとして
残しておけることは有り難いことだ。

そして華道家上野雄次氏の二人展を見た。
普段訪れることがない表参道。
ファッションとは無関係の私は、あちこちキョロキョロ。
こんなシャレオツなビル、どこに何があるか、わかんなーい、と思いつつ、
ギャラリーに到着。無事ご対面。
アバンギャルドな華道な上野氏だが、涼やかな陶器に活けてある植物は、
ジメジメした暑さをふっ飛ばしてくれた。
そこで出会った服飾デザイナーは、都築氏を通しての知り合いであった。

メインのブラックハートでの朗読会。
沢山のお客様。
その中で約30年振りに出会ったM氏。
彼はピンク映画マニアだった。
私が一時期立上げた撮影会に参加してくれていた。
始めは??と思いつつも、少しお話すると鮮明に思い出す。
記憶ってやっぱり凄い。
とても嬉しい出会いだった。

そんな楽しい想いを残しつつ、
次のイベントがやってくる。
札幌8月6日日曜
田仲ハル、有末剛、夢覚と一緒に作ってきた
「くんずほぐれず.まんじ」第三段
パワーアップして今回もぶっちぎります??
会場.CONTE-sapporo
14時30分開場  15時開演
予約3000円   当日3500円
問い合わせ
info@conte-sapporo.com

お近くの方は是非に!

その次にはサディスティックサーカスが待っている(*゚▽゚*)






「サディスティックサーカスへ向けて」
                                                         2017年8月9日(水)


もう8月か!
あっという間に日は過ぎる。

先日6日、札幌での「くんずほぐれつ 卍3」パフォーマンス。
定員オーバーの大盛況で終了した。
回を追うごとにバージョンアップしているこの演目。
中でも目をみはるのは、人形師でもある夢覚さんのパフォーマンス欲。
「こんな風にやってみたい」と次々に提案。彼女に引っ張られるようにして
我々熟年たちは動いていく。でも、だからこそ常に新しい意識が生まれ、
バージョンアップしていくのだろう。すでに12月は小樽での「卍4」が
決まっている。またどんな風に変わっていくだろうか。楽しみだ。

そして1ヶ月後、9月9日(土)は、いよいよサディスティックサーカスの開演。
今年ももちろんいろいろ考えている。
お題は「耳なし芳一」。古典中の古典をどう見せていくか。
共演にお願いしたのは、琵琶デュオ、後藤幸浩氏と水島結子氏。
以前「ゆきおんな」の時にお願いしたが、ぜひ再びと、ずっと願っていた。
お忙しい二人ゆえに、半年前から仮押さえしていたのだ。
短い時間での「耳なし芳一」はどう切腹するのだろうか。
楽しみにしていて欲しい。
会場:ディファ有明
開場22時・開演23時〜5時
http://www.sadistic-circus.com

今年はこの後10月、11月と札幌でパフォーマンスがある。
それに向けても準備を進めている。11月には初めてのソロ公演だ。
詳細はまた後日。

まだまだ私は腹切りますよ〜
(すぐ生き返りますがね(^_^;))




「サディスティックサーカス終了。そして…」
                                                         2017年9月11日(月)


9月9日、今年も一大イベント「サディスティックサーカス」が終了した。
私の演目「耳なし芳一」。墓セットを作ってもらい、雰囲気たっぷりとなった。
久しぶりの逆さ吊りもやり、緊張したな。
今朝は全身筋肉痛。勉強したアロマ精油で躰をケアし、PCに向かっている。
未だステージの昂奮醒めやらず、日記を書きたくなったのだ。

琵琶デュオの演奏はとても心地よい。
前日の稽古後はたっぷりと一献し、気持ちを分かち合う。
以前にも書いたが、後藤幸浩氏とは数回しか舞台上で掛け合っていないが、
少しの言葉で、私がどうやりたいのか理解してくれ、音を作って頂ける。
後藤氏の経験が、全てを網羅しているのだ。
肉体表現者にとって、とてもやりやすい、素晴らしい演奏者なのだ。
来年の「切腹之書十一」には、詳細なレポートを書くことであろう。

大舞台が済んでもホッとするヒマはない。
札幌では、次のパフォーマンスが待っている。
10月28日(土)札幌のサブカルで1番大きなハロウィンパーティー
「ビザールカオティックパレード2017」
に出演する。これはオールナイト興行。
バンドや、コスプレ、SMショーとバラエティにとみ、
京都のバルバラママ龍崎飛鳥氏も出演する。
詳しくはホームページにて確認を。
http://duce.asia/event/2805

そして札幌初、私のソロパフォーマンスを開催。
11月19日(日)
15時からと昼の爽やかな時間にお送りするのは
三島由紀夫の「憂国」から発想した「憂国ラプソディ」をやる。
2007年にサディスティックサーカスで演ったものをバージョンアップした。
正直、集客に不安があるものの、会場の協力もあり、頑張ってみることにした。
前売り2500円(1ドリンク付き)
ドカ雪前の札幌。魚が美味しくなる時期。
遊びに来て欲しい。
予約・問い合わせ
yozakura.usagi0620@gmail.com








「今月のわたし」
                                                         2017年11月2日(木)


またたく間に1ヶ月が過ぎ、もう11月。
と毎月書いていますね。もっと書きたいと思いつつ、月1回の
更新となってしまい、誠に申し訳ないm(_ _)m
それでも読んで下さる方がいらっしゃることは、ありがたいです。

先日、札幌ハロウィンイベント「ビザールカオティックパレード」で、
久しぶりの龍崎飛鳥ママと出逢い、話をし、ステージを見た。
華麗な縄さばきは変わらず。美貌も変わらず。
やっぱり軍を抜いている。
1990年代に初めて「S&Mスナイパー」のグラビアで見て、
その美貌にうっとりしたのを、今でも記憶している。
でもまだ、きちんとインタビューしたことないので、いずれ機会を作って
インタビューしたいと思っている。

さて今月のわたし。
11月19日(日)に札幌初のソロパフォーマンス
「憂国ラプソディ」をやることは先にお伝えしている。
切腹懇親会のメンバー数人からの予約。
本当にありがたい。心強い味方が見守ってくれている。
いい舞台を作るべく、張り切ってイメージを高めていく。
前宣伝に、札幌のオヤジの味方、雑誌「O.tone」に掲載。
サブカルチャーの美術手帳「トーキングヘッズ」に掲載。
雑誌が少ない中、ありがたいです。

そして、今年最後の上京。
11月25日(土)は、銀座ブラックハートにて恒例
21回目朗読会「被虐ふぁんたじあ」の開催です。
今回も面白い題材を選んでますので、ぜひ遊びにいらしてください。
詳しくは、
http://www.bar-blackheart.com
ブラックハートのホームページで。




「憂国ラプソディのことなど」
                                                     2017年11月27日(月)


「憂国ラプソディのことなど」

今回は少し長い。
まず11月19日に札幌で行ったソロパフォーマンス
「憂国ラプソディ」について。
切腹懇親会のメンバー4人が観に来て頂き、大変心強くスタート出来た。
天気は雪予報だったがまさに当日は雪となり、演目に合わせたようで
空も味方してくれたようだった。
しかし雪の影響で来られない方もおり、一概には喜べない。
その他は特に大きな問題はなく、リハも終わり、本番となった。
私は想い入れの強い作品なので、独りよがりにならぬよう心がけたが、
実際他人の目にどう見えるか多少の不安はあった。
朗読部分では、即興ピアノ。
パフォーマンスでは楽曲。
と分けて演じた。
あまりロマンチックにならずに、でも「女の艶」も出したい。

終演後、女子は泣いてくれた。
全く畑違いの音楽家の友人も来てくれ、初めてみた私のパフォーマンスに
「観るかどうかすごく迷っていたけども、来てよかった」と潤んだ瞳で語ってくれた。
そして役者をやっている友人の由美子さんが、感想記を書いてくれたので、
ここに転記したい。






「日曜日はOyoyoにて、早乙女宏美さんの朗読とパフォーマンス『憂国ラプソディー』を観ました。
三島由紀夫の短編小説で二.二六事件を起こした仲間から決起に誘われなかった新婚間もない中尉が、
叛乱軍とされた仲間を逆に討伐する立場になったことに苦悩し、妻と共に心中するという物語です。
それを妻の目線からの語られました。?
?早乙女さんの声や表情、姿からその妻の心の流れや、美しさ艶っぽさ、若い妻の可憐さ一途さ、
至福と官能的な情景の後の壮絶な死、憂い全てが胸を打ちました。?
その心情を表すかのようにもう一人の出演者、瑠美さんのピアノがその場の即興で
弾かれますます浮き彫りになりました。?
?所作も指先まで行きとどいた動きは美しく魅入ってしまいました。?
?愛し合う情景はうっとりし、これが最後だと思うと悲しくて涙がでました。最後の命を絶つところは
迫真で息をのみました。?
?途中、観客の方が宏美さんを観ようと何人か立ち上がっていました。?
?わたしもその一人。?
?同じ女性として、夫が仲間を討ちたくない苦悩を見守りと自決を選択する覚悟、
どれだけ愛され幸福だったということ夫の最後を見届け自ら命を絶つまでの心情を共にしました。?
日本の武士の精神を引き継いだ軍人たる生き方、古き日本男子の若い夫に着いて行く若い妻。
結婚初日に軍人の妻としていきる覚悟を自分の懐刀をもって表します。
その日から2人は強く結ばれる
そして最後の自決もその懐刀で。。
?憂いと愛と至福の永い一日。?
白い舞台に白い紗幕。
舞台に合わせたように、その日は雪も降り積もりました。
二二六事件も確か雪が降っていたような。
潔白の白は、若い夫婦の純真な絆とお互い迷うことなく死を覚悟した、
誰にも邪魔されない世界に見えました。
舞台に残った懐刀と血が、
静かに余韻を残していました。
こんな素敵なパフォーマンス!
また再演して欲しい。」

これはありがたい感想記だ。
また懇親会のメンバーも、劇評を書いてくれるということなので、
そちらは来年の「切腹之書」に掲載することであろう。

そしてもうひとつ。
ようやく完成が見えてきた私の新著「ストリップのあった街」
ゲラが上がり、中に組み込む写真の打ち合わせを、写真家の原芳市氏としてきた。
原氏と逢うのは10年近くぶりであろうか。
久しぶりにストリップ話で盛り上がった。
来春には上がるだろうか。中身の濃い本にしたい。
完成まで頑張ります。




「今年最後のイベントin小樽」
                                                     2017年12月5日(火)


早いもので今年も終わりが近づいてきました。
札幌では深夜から降り始めた雪がガッツリつもり、
足首の位置を越えています。
いよいよ本格的な冬に入るのかなぁ。
でもまだ雪が楽しい。雪の結晶がそのまま降ってくるんだもん!
周囲からは「そんなことで楽しいなんてまだまだだね」と言われています^^;

さて今年最後のイベントは小樽。
そして改定4回めとなる「卍」公演です。
切腹、緊縛、舞踏、仏教となんとも贅沢(!)な組み合わせで構成されている
この「卍」。
前回の小樽公演では、お客陣も大盛り上がりで、
固唾をのんで舞台を凝視していました。
さぁ、今回はどうなるでしょうか。
お近くの方は是非とも魔界の空間を、覗きに来て下さい!

12月24日(日)クリスマスイヴ
くんずほぐれず「卍」
出演:早乙女宏美・田仲ハル・有末剛・夢覚
   前座:箱館エリィ(金粉ショー)
*公演終了後希望者には緊縛体験あり(一縛2000円)

会場:「BONZ」 小樽市花園1-11-18 北欧館ビル2階
開場:18時30分  開演:19時
料金:前売り3000円(1ドリンク付) 当日3500円(1ドリンク付)
予約・問い合わせ
ettu_buddha35@d.vodafone.ne.jp
「BONZ」tel.0134-24-7225





「今年もやるよ〜」
                                                     2018年1月6日(土)


あっという間に年末年始が過ぎました。
大晦日には北海道イチのコンサートホール「kitara」で
ジルベスタコンサートを楽しみ、カウントダウン。
渡辺香津美氏の優雅なギター、山下洋輔氏のハラハラ
「ラプソディー・イン・ブルー」。
久しぶりにカウントダウンが出来た。ここ数年は酔って寝てたもん。

新年はもちろん昼飲みでほろ酔い。

いずれにしてもいつも呑んでる私で、相変わらずです^^;

さぁ、今年も飲みながらもイベント活動は演りますよ。
まだ「切腹之書十」の発売告知は出来ませんが、
ちゃんと進んでおりますので、お待ち下さい。
「切腹懇親会」も忘れてはいません。
必ず開催しますので、これまたお待ち下さい。

イベントとしましては、
2月11日(日)京都
ビザールラウンジ「BAR-BARA」の22周年パーティに
お呼ばれし、ショーをやります。
バルバラといえば、龍崎飛鳥ママ、黒木ゆかママと個性、実力派が
揃っているイカしたバーです。私は2011年の周年パーティに
お呼ばれ致しました。
いや「店」というより、私は個人的にお二人が大好きなのです。
黒木ゆか氏は、私が30代の時にインタビューさせてもらっていて、
初めて女王様という存在を実感した方。内面的にとっても良い人だな、と
憧れすら持ちました。
龍崎飛鳥氏は、サディステックサーカスでお馴染みの方も多いでしょう。
ファッショナブルな緊縛パフォーマンスがとてもカッコイイのですが、
私は彼女を初めて「スナイパー」の雑誌でグラビアを見た時、
「女王様もこんな容姿がカッコイイ人が出てきた。これは素晴らしい」と
感動していました。
そんな彼女たちのお膝元に行ける、という喜びがいっぱいです。
会場は「GREASE」(祇園花見小路)15時スタート
お近くの方は是非参加してみて下さい。
詳しくは
www.bar-bara.com

今年もよろしくお願い致します!(^O^)/




「リスペクト」
                                                     2018年2月15日(木)



久々の京都、バルバラの周年パーティ、楽しかった!
バルバラならではの感性のイベント。ここでしか見れない演し物。
すっかり堪能しましたよ。
龍崎飛鳥ママ、黒木ゆかママ共にまだまだパワーバリバリで、
バブル時代を過ごしてきた人たちの底力の強さを、実感しましたね。
私の演目は唯一真面目なショーで「観音切腹」。
イベント当日の朝イチから三十三間堂へ行き、読経を聞きながら
約1時間、仏像の力を注入してきました(*´∀`*)
そりゃ寒かったけど、M女は寒さもパワーに変えるからね。

さ、来月は、銀座ブラックハート恒例の朗読会「被虐ふぁんたじあ」
3月17日(土)です。
最近は新しいお客様もお目見えで、このイベントを楽しんでくれています。
私の楽しみのひとつは、スタッフの女子に役を振るとき。
新人スタッフはBHのホームページの写真だけで、役をふるので、
普段のキャラと真逆なことも多々あります。
「なんで私が鞭打たれるの?!」と冗談まじりに言われたことも☆
でもそこが面白いですよね。
ぜひ遊びにいらしてぇ〜!(詳細はブラックハートHPで)
http://www.bar-blackheart.com

もうひとつ。
4月21日(土)は春のサディステックサーカスです。
京都バルバラの龍崎飛鳥ママと初コラボレーションということで、
ストーリーは俄然盛り上がります。
私も楽しみでしょうがない。
飛鳥さんと私の付き合いは、25年ほどにもなりましょうか。
(黒木ゆかママともそうなんですけどね)
私たちがそんなに知り合いだったとは、意外に思う方もいるかもね。
でも、私は当時からリスペクトしていた人でした。
こんなコラボはもう二度とないでしょう。
ぜひ観て欲しいです!!
https://www.sadistic-circus.com






「ついにyoutube動画が!」
                                                     2018年3月20日(火)


先日のブラックハート朗読会は、たくさんのお客様で賑わい、
女性たちも多く、華やかでした!女子のお客様に振袖を着せ、
きっちりと後手縛り。そんな朗読を披露し、美しかったなぁ。
私も新着ワンピを着ました。
デザイナー石岡美久さんのワンピースをようやく手に入れ、
コルセットと合わせてみました(*^^*)
美久さんのワンピは好きなデザインが多く、欲しい、
けど、今の私には手がでない…(*_*)
まぁ、いずれまた手に入れるようがんばりますー。

さて、今頃なのですが、
私の動画をYouTubeにアップしました。
タイトルは、
腹辟沼女神自刃 「情怨」ダイジェスト 
-銅賞(ネオノワール映画祭2016)-です。
URL は、https://youtu.be/XCd1Nh7AdGw です。

以前DVD「情怨」という3話構成の作品を作りましたが、
アメリカのマイノリティ映画祭である「ネオノワール映画祭」という催しに
出品し、銅賞を頂きました。
そしてこの度、世界の映画祭の中で、
ネオノワール映画祭がトップ100に選ばれたそうで、
アメリカで再び脚光を浴びているそうです。
そんなこともあり、特殊撮影を施したこのDVDの、ダイジェスト版とも
いえる映像をアップしてみました。

これは、愛好者の方が必ずしも満足する作品ではないかもしれませんが、
切腹物語の可能性を広げる映像で、私は満足しております。
また、同制作スタッフで、新作撮影も予定しておりますので、
気長にお待ち下さい!

さらに、あと1ヵ月後、
4月21日(土)はサディステックサーカスですよー!
いよいよ最後のディファ有明での会場。
そして龍崎飛鳥氏との宝塚ばりのコラボレーション。
楽しみとドキドキが混在して、そわそわしている私ですが、
ぜひ、見に来て下さいませ。
詳しくは
https://www.sadistic-circus.com
よろしくです!!







「サディステックサーカス終了」
                                                     2018年4月23日(月)


一大イベントであるサディステックサーカスが終了した。
この「終了」にはいろんな「終了」が含まれている。
イベントのイチ日が終わったという「終了」。
ディファ有明が今年の6月を以て営業を「終了」するということ。
そしてサディステックサーカス自体のイベントが「終了」したということ。
とても感慨深い日であった。

演目としては、京都バルバラのママ、龍崎飛鳥氏と共演し、
軍人と妻となり、拷問と切腹を織り込んだ。
私は充分に思い入れができ、泣けた。
久しぶりに愛憎劇での切腹を悲しみながら、楽しんだ。

そして飛鳥氏のご一行様と共に、賑やかな楽屋内を過ごし、
すっごい楽しかった。
こういう楽しさを味わう事ができ、幸せだった。
私は楽しい時間を充分過ぎるほど過ごし、現実逃避をし、
うっかり飛行機を乗り過ごす、という大失敗をやらかしてしまった(T_T)
あ”?!!

でも致し方ない。この時間はお金を払っても買えない濃密な時間であったし、
何よりももう二度と来られない空間を充分に楽しんだのだから。

サディステックサーカスが終了しても、きっと何らかの形で、
私の切腹ショーは続いていくでしょう。
次回はどんな演目で腹切りできるか、私自身楽しみにしています。
サーカスで観て頂いた皆さま、ありがとうございましたぁ?!
満足\(^o^)/





「あっという間に」
                                                     2018年6月12日(火)

あっという間に5月を過ぎ、6月も半ばになろうとしていた。
ほんとに日々早い。

私の今年は、無声映画を広める努力に掛ける、と思っていたが、
やはりそれだけでは終わらなかった。

まず、古くからの知り合いである、札幌「レトロスペース・坂会館」が
親族との裁判状態にあったが(建物の撤去及び家賃料)
裁判に勝ち、レトロスペースは存続出来ることとなった。
誠に嬉しい、素晴らしいことだ!
ここを拠点に、消えゆく文化を発祥していける。
そんな中で行うのが、「レトロスペース 書籍の探訪」
坂館長が収集している書籍の中から、そのこだわりを解説してもらうトークイベント。
今回は第4回「ストリップ劇場の今昔物語」
7月6日(金) 1回め:14時開演  2回め:16時30分開演
  各回とも800円
問い合わせ レトロスペース坂会館
      011-632-5656
進行・解説は私が務める。

そして、わがふるさとのように思える「銀座ブラックハート」で行う
「23回朗読会 被虐ふぁんたじあ」
7月21日(土)
今回も悩みながら、面白い作品を選びましたよーん。
詳しくは
http://www.bar-blackheart.com

そして今月は誕生月。
「いつまでも好きなことをやり続ける」
これは変わらない。

また、気まぐれなときに(゚∀゚)




「追加コレクションについて」
                                                     2018年7月26日(木)


いやー、日本各地で猛暑ですね。
今に日本は、インド的気温になるのではないかと、危惧しております。
さて、久しぶりに「コレクション」に追加しました。
革のチョーカー2点です。

私は着物でのショーや、緊縛が好きなため、和物のイメージが強いですが、
革拘束具、大好きです。
根本に「O嬢の物語」があるので、「首輪」に惹かれてしまうのです。

ブラックハート、ママ時代に買ったのは、
天ノ介製品の「ネックコルセット」
このデザインに一目惚れ。
前の感じがカッコイイでしょ!
即、オーダーしたら(コルセット使用のため測定して作る)
出来上がって来たのは、見本よりかなりハードな感じ。
いわく、「やっぱりママだから、しっかり作らないとね。それに一人だと締められないから、
ベルトにしました」
本来は、首後ろは革紐で締めるタイプでした。
首につけると…。
あご元までくる革の感じに、酔いしれます。
もちろん今でもつけてますよ。

そして2点めは、つい先日、ブラックハートでの朗読イベントに行った時、
思わず買った、ルイスフライシャー作のチョーカー。

ルイスフライシャーは、サディスティックサーカスでもお馴染みのパフォーマーですが、
革拘束具、コルセットなどのデザイナーでもあります。彼の作品は
カッコよく、手に入れたいと思ってましたが、お値段がね。
ブラックハート店内でたまたま発見した、チョーカーは、
渋皮に染め上げて、前の金具がまさに「O嬢」。さらにお手頃価格。
「かう〜〜〜!」
戴いたギャラで即座に購入したのでした。

首輪コレクション、また増えるといいな♪( ´▽`)

そして9月は、BH20周年パーティーと、
サディスティックサーカスの名称から変わり
「トウキョウフリークアウトランド」が開催となります。
そのお知らせは、また新たに。





「9月のイベント」
                                                     2018年8月7日(火)



9月なんてまだ先の話だ、と思ってましたが、
もう間近になってきましたね。
いけない、いけない∧( 'Θ' )∧

2つありますよ!
まずは、銀座ブラックハート20周年パーティーです。
BHもオープンから20年。
よくぞここまで頑張ってくれた!という思いでいっぱいです。
私が在籍したのはほんの4年間ですが、いろんなことを
勉強させて頂きました。
9月7日(金)15日(土)21日(金)は、
20周年パーティーで、様々なショーが展開されます。
私は、15日(土)に出演します!
BHならではの懐かしいショーを展開しますよ。
新作衣装をデザイナーの、石岡美久さんに作ってもらってます。
どんな衣装で登場しますか、楽しみにしていてください!!
イベント日は、フリータイム、フリードリンクで、
男性15000円 女性3000円
この3日間の通し割引もあります。
詳しくは、BHホームページで。
http://www.bar-blackheart.com

そして、、サディステックサーカスが春で終わってしまって、
一体どうなるんだ、と不安に思っていた方もいらっしゃると思いますが、
大丈夫です!カタチを新たにやってまいりました?

その名も「トウキョウ フリークアウトランド」(チラシ写真)
9月17日(月祝日)、浅草六区ROXビル内「ゆめまち劇場」開催です!
オールスタンディング 開場17時30分 開演18時〜21時
前売り9000円 当日10000円(別途ドリンク代500円)
チケットは、Livepocket チケット(ネット販売)で取り扱っております。
枚数限定で、ヴァニラ画廊でも扱っているので、わからない方は
画廊へ連絡してみて下さい。
詳しくは、
https://tokyofreakoutland.com

開催地が浅草ということもあり、演目は
「阿部定」を予定しています。久しぶりの阿部定。
定さんになりきれるよう、イメトレに励んでおります!


ぜひ、2つの演目を見て下さい♪( ´θ`)ノ






「地震そして…交通手段がぁ」
                                                     2018年9月7日(金)


5日深夜3時過ぎ、突然の揺れ、
ケータイの緊急速報の嫌な音。
その揺れは、3、11を蘇らせた。
でもあの時よりは短い時間だ。
倒れたものも、ぬいぐるみの数匹のみ。
大したことはない、と思ったものの、何かドキドキして目が冴える。

と、思った矢先の停電。
真っ暗となった街。
幸いにも水道とガスは生きている。

6日。電気の復旧のめど立たず、日は暮れていく。
コンビニではほとんどの商品はなく、私の命の水、
ビール(たっぷり残っている)を買い足す。
緊急袋に入っていた、手回し充電式のラジオ付きライトを思い出し、
ラジオを聞く。ラジオがこんなに助かるものだと再認識。
10分ほどラジオに聞き入っては手でハンドルをぐるぐる廻し、充電。
JR、市電、バス全ての交通は不通。新千歳空港閉鎖。
夜も深くなるにつれて、私の不安は、深まるばかり。
7日は東京へ行く日なのだ。
そのことを考えると寝付けない。
1時間ウトウトしては起き、交通情報をチェックする。

7日。朝3時30分過ぎ通電。24時間ぶり。電気はありがたい。
朝4時頃から交通情報が気になり、ようやく充電できたケータイで、
あちこちのHPをみ、東京行きに向けて検討し始める。
12時55分のフライト。
JRは午前中運休と決定している。
と、なれば高速バスしかない。
新千歳空港は10時から開ける。飛行機も11時頃からフライト開始。
バスは?バスは?
電話は話し中が続くも、バス会社へ問い合わせる。
「午前中は運休ですね」
あーーー!ダメダァー。

明日の予定は、切腹DVD新作撮影だったのであります!

でも企画は生きています。撮影は来月に延期しました。

そして来週は、15日(土)BH20周年パーティー
17日(月、祝)トウキョウフリークアウトランド、浅草「ゆめまち劇場」
と、大きなイベントが待っています。
楽しみです( ^∀^)





「イベント報告」
                                                     2018年9月19日(水)



東京での一大イベントも無事終了した。

銀座ブラックハートでの20周年パーティー。
私が入店したのは2009年。それから約10年。
昔馴染みの常連様。新しい若いお客様。
店舗が存続していくこと自体が大変な世の中に、
このお店に対するお客様の情熱を感じ、私は泣きそうな想いだった。
ある常連様から「正直、当時早乙女さんのこと知らなかったけど、おんな犬の
ビデオみて、ハッとしたんだ。僕の興味はこれだったんだ、と。それ以来目覚めたよ」
私には嬉しい言葉だった。
今まで続けて来て良かったと。

私のショーは、デザイナー石岡美久ちゃんが
私の手持ちのドレスをリメイクしてくれた白のミニドレス。
清楚なイメージの中にもゴールドのチェーンが揺れる。
そして久しぶりの吊りと蝋燭ショー。
こういうのをやりたくなるのだから、やっぱり私は癖が強いのだろう。
気分良かった。ん?、気持ちいい♪(´ε` )

そして、サディスティックサーカスの名称に変わって開催された
「トウキョウフリークアウトランド」
浅草での会場。東京の中でも観光地の最高峰、浅草ですよ!
演芸の歴史、文化が脈々と続いているこの街で、私は「阿部定」を演じた。
これは私がストリップ劇場で自縛を始めたすぐ、1990年代初頭に作った作品。
私は阿部定の事件にのめり込んだ。憧れた。
これは女の悲しいサガだと。
作ってから、何かことあるたびに改訂し、作り続けて来た。
そしてこれが、この浅草の地でやれたことに満足感だった。
久しぶりの阿部定。愛おしい男根への想いは、そぉねぇ、
私が死ぬ時に男根はいらなくなったかな。
でも男への想いは、骨に変わり「所有欲」ということは変わりないかな。

そして浅草駒太夫ママと運よく楽屋が一緒で、久しぶりにお話をした。
ほんと浅草フランス座ではお世話になったし、私は秘かに駒太夫ママに憧れていた。
でも私は別事務所であるし、近寄ってはいけない、という想いがあったので、
常に遠巻きに視線を送っていた。
そしてママから嬉しいお言葉を頂いた。
それはまだ公表しない。

この度の東京は実に充実した3日間を過ごした。
知人の西条昇氏や上野雄次氏のイベントにも顔を出せ、満喫した。
また想いを書くかもね。



「札幌 パフォーマンスイベント開催」
                                                     2018年10月15日(月)


今年も自主公演が決まった。
自主公演の大変さを実感しているのにもかかわらず、
やはり、やりたくなってしまうのは、癖だよなぁ。
タイトルは「幻想 ゆきおんな」
小泉八雲の原作を、悲愴美に仕立て上げた。

サディスティックサーカスでも琵琶デュオと共演し、演じたが、
今回は、より物語性を重視して、やはり琵琶語りとの共演となる。
琵琶は、札幌で出逢い、レトロスペース坂会館でもお馴染みの幽餡(ゆうあん)。
彼女と二人で、ゆきおんなを作り上げていく。

これを演じようと思ったのは、
会場との出会いだった。
会場は、JR琴似駅近くにある「レッドベリースタジオ」
札幌駅からほんの10分くらいのところ。
踊り子デビューした後輩に、吊りを教えた会場だった。
高さがあり、庭の抜けが窓から見える。
ここは「ゆきおんな」が出現してもいいかも知れない。
幻想と日常がマッチしている。
私はここで「ゆきおんな」になり、人間の「お雪」になる。

稽古嫌いな私だけど、パフォーマンスとの共演は初めてな幽庵氏と
話し合いながら、作りあげていくので、いよいよ稽古がスタートする。
雪の降る季節に合わせた「幻想 ゆきおんな」
ぜひ、見に来て頂きたい。

2018年12月23日(日)
開場14時30分 開演15時
料金:予約前売り2500円 当日3000円
会場:レッドベリースタジオ
 札幌市西区八軒2条西1丁目 札幌教会裏
 (JR琴似駅徒歩5分)
 011-633-2535(当日のみ)
予約.問い合わせ
yozakura.usagi0620@gmail.com







「ゆきおんな開幕前」
                                                     2018年12月15日(土)


あっという間に12月。
札幌は雪が降るのが遅かったが、今はすっかり根雪となり、
いつもの冬、雪景色となった。

今年も自主公演を企画し、本番の12月23日(日)が
近づいて来た。タイトルは
「幻想 ゆきおんな」
小泉八雲の雪女をアレンジしたもの。
私が演じるのだから、もちろん雪女でも腹を切る。

「ゆきおんな」はストリップ劇場時代に作った作品。
2001年に大先輩のかわ雅子さんに紹介して頂き、
元女剣劇一座の座長水島早苗さんから連獅子の毛を譲って頂いた。
その獅子毛を見た時に、ゆきおんなのイメージが湧いた。

それからもう17年か。
今回は、琵琶語りの幽餡さんと意気投合し、共同制作している。
幽餡さんは、札幌レトロスペースでお馴染みの女性。
古典琵琶は得意だが、
完全な創作は初めてな彼女にエールを送りながら、
稽古に励んでいる。

本州からもすでにご予約を頂いているが、
お近くの方はぜひ観て頂きたい。

12月23日(日)
会場:レッドベリースタジオ
       札幌市西区八軒2条西1丁目
      札幌琴似教会裏(JR琴似駅徒歩5分)
開場14時30分 開演15時
料金 前売り2500円  当日3000円
ご予約:お問い合わせ
Yozakura.usagi0620@gmail.com

そして東京での活動、
1月19日土曜
銀座ブラックハートで朗読会
「被虐ふぁんたじあ」

こちらでは皆様にお逢いできるといいな?




「明けましておめでとうございます」
                                                     2019年1月1日(火)


あけましておめでとうございます。
12月にもう一度更新しようと思っていたのですが、
正月となってしまいました。

12月23日に行った「幻想 ゆきおんな」パフォーマンスは、
おかげさまで満員御礼となりました。
「切腹シーンがある」とはうたわずに、「自害」という言葉で
宣伝をしていたので、反応はどうかな、と思ってましたが、
「びっくりした」との言葉があったものの、拒否反応は感じられませんでした。
札幌でも切腹パフォーマンス、いけますね!
(何回かはやってますが、客層として広がった気がします)
今年も自主公演するかどうかは、まだわかりませんが…。
記録として撮った写真をアップします。

この1月は東京ですよ。
19日(土)銀座ブラックハートにて朗読会「被虐ふぁんたじあ」が
開催されます。1月は恒例のカルタ取りをやります( ´∀`)
まだ朗読会にいらしたことがない方は、ぜひ体験して見て下さい。
意外とハマりますよ(笑)
お店の料金などはホームページでご確認ください。
http://www.bar-blackheart.com

そして今年こそは、念願のストリップ劇場の本
「ストリップ劇場のあった街」
〜浅草、新宿、船橋、札幌のピンク文化とその歴史〜
の発売に向けて、全力を注ぎます。

皆様にとっても楽しい1年となりますよう、
お祈りしています。

本年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m







「平成31年ラスト」
                                                     2019年3月29日(金)


もう3月も終わりですよ。
ご無沙汰しちゃいました。
そして平成も最後だ、と。
月日の流れがホント早いです。
何もしてないわけじゃないけど、
「よし、やった!」という充実感もなかなかなく、
未だ「何か」に向けて、追い求めている、といった
感じであります。

とはいえ、この年度末に振り返ると、
昨年も自分なりに活動していました。
札幌では、無声映画上映会をレトロスペース以外でも立ち上げ、
上映したり、自主公演も満員御礼となり、
他、切腹DVDを撮ったり、
京都「バルバラ」龍崎飛鳥ママとのコラボや交流を持ったり、
と、楽しくやってきた。

今年、今年度も新しい開拓予定をしつつ、
トウキョウフリークアウトランドでのパフォーマンス、
自主公演、無声映画上映会、と少しづつ動き出しています。

私は常に何かを求めてさまよっているのだろう。
「よし!」と思うことが、瞬間的にはあっても
満足はしてないんでしょう。
決して走りはしないけど、散歩しながら、
まだまだやりたいことを続けていくと感じてます。

スローペースの日記もまだ続きます。
たまーのチェック、よろしくお願いします♪(´ε` )

さ、今年も充実感を持ってお腹を切っていきますよー!(笑)





「映画「津軽のカマリ」を観て」
                                                     2019年4月5日(金)


「映画「津軽のカマリ」を観て」

津軽三味線 初代高橋竹山のドキュメンタリー映画
「津軽のカマリ」を札幌の映画館で観た。
感動という言葉より、「持って生まれた人生」という言葉を
つくづくと感じた。

高橋竹山。明治後期に津軽で生まれ、幼少期に盲目となり、門付けを生業とする。
1998年咽頭がんで亡くなるまで、全国を回り、津軽三味線を弾き続けた。

私が竹山の津軽三味線を聞いたのは、20代半ばだっただろうか。
その頃の私は、性格的に病んでいた。闇。
心の中にある、何かのモヤモヤがわからず、絶えず自問自答していた。
自分の中でぐるぐると回り道をしていた。

ラジオかな?
テレビかな?
津軽三味線の熱い音を聴いた。
心に響く音だった。
津軽三味線のこともあまり知っていなかったが、
なぜか泣けてきた。
「私は今この音を欲している」
それが高橋竹山の演奏だった。
洋のバッハ。東の竹山、といったところか。

それから私の闇が少しずつ薄れるごとに、
竹山のCDを聴く機会が減り、
いつのまにか、遠ざかっていた。

この度、生前の竹山の映像をつないだ、ドキュメンタリー映画ということで、
この作品を楽しみにしていた。
私の心が揺さぶられたのは、どこに惹かれたのだろう。
私は何をこの「音」に求めていたのだろう、と。

映画の中で、竹山は話す。
「生きていくため」「喰っていくため」の三味線だと。
「どうしたらお金をもらえるか、聴いてもらえるか」

この言葉は、半ばわかっていながら、殊更に響く。
旅芸人の真実、辛さでもあり、気ままさでもあるところだ。
ドサ芸人、コジキ同然の扱いを受けながらでも、
それがなくなれば、死となる。
技術だけではない、何か、がなければ、
門付けで生業は立てられないのである。

そんな「死」をかけてきた竹山の三味線の音が、軽いわけがない。
明るい曲を弾いたとしても、心のゆとりを大切にみせ、雄大さを
表していたに違いない。
その、深さ、雄大さが、私に必要だったのであろう。
音に包み込まれる暖かさ。その音色。

久しぶりに映画の中で、演奏を聴いて感じたことは、
「緩急」である。津軽三味線独特の連続音の転がしだが、
単なる強弱ではなく、ブレスしないようでも、
人間同様に息継ぎをし、それが自然に行われていて
音が生きているように聞こえたのだ。
時に優しく。時に強く。時にのんびりと。

二代目高橋竹山のライブも余すところなく盛り込まれている。
彼女はもちろん上手い。
力がある。
と聴き取れるが、やはり初代の演奏後では、私は、まだ子供のように感じる。
なぜなんだろう。

そこには、技術だけではない「経験」がものを言うからだ、
と、思ってしまった。

経験も、生半可なものではない、生き死にの経験。
死に物狂いさの経験値があるか、ないかでは、大きく違うことであろう。
三味線のような楽器には、音楽理論よりも生活での出来事を刻み込み、糧とする
工夫、即興力が必要不可欠だと感じる。


それにしても、持って生まれた人生。
自分でみきわめができれば、こんな楽なことはないと、感じた次第である。




「今年のサディスティックサーカス!」
                                                     2019年5月25日(土)


またもやご無沙汰してしまいました。
先日、札幌のクイーンズバー「レイ」6周年記念で、
ショーを演らせて頂きました。
久しぶりの?燭、ハラキリショー、すっかり堪能させて頂きました!
そして久しぶりに濃厚なお客様との会話も刺激になったなぁ。
女装さんのまじプレイヤー。
始めお話を聞いていたら、男性が好みなのか、と思ってましたが、
女装をしたい、その姿で行動をしたい、から男性とプレイするようになったとか。
うーん、やっぱり奥が深いですね。

そして、私のショーは「ザ.ストリップ」という流れですが、
「こういうのを札幌で、もっと見たい」
「懐かしい」
「初めて見て凄いと思った」
と感想をいただきました。

昨年に札幌で演った「幻想 ゆきおんな」
劇評を書いて頂きまして、今発売中の「NO78 トーキングヘッズ」に
掲載されております。
寄稿して頂いたのは「切腹之書」でお馴染みの奇太郎氏。
彼、独特のアート論から展開された劇評は本当にありがたい限りです。

そして、いよいよ今年もサディスティックサーカスの告知ができる時期になりました。
9月6日(金)19時〜22時、7日(土)オールナイト
新宿 フェイス
での開催です!私は7日に出演します。
今回は実話怪談の名手、吉田悠軌氏とのコラボレーションです。
彼が新作を書いているところですので、内容はわかりません。
でも何か、怖い美学ができれば嬉しいな、と思って楽しみにしています。
詳細はこちらを。

★サディスティックサーカスHP★
https://www.sadistic-circus.com/performer/index.html

まだまだやりますよ( ´ ▽ ` )





「新作切腹DVD発売について」
                                                     2019年7月6日(土)



またもや時が経ち、私も歳を重ね、季節も変わろうとしている。
札幌の夜はまだ寒いですよ。
おでんで一献したくなるような。

さてさて、新作DVDのタイトル「切腹絵巻 耳なし芳市」。
以前CGでの加工作品「情怨」を作っていただいたナイトメア氏の作品。
琵琶曲は後藤幸浩氏。
素材はすべて揃い、発売を本年9月のサディステックサーカスにめがけて編集中。
足掛け2年をかけ、ようやく完成間近ですよ。

ドロドロのホラー話にしようと思っていたが、
やはりそうはならなかった。
他の人が演出をしてくれるといいのかも知れないが、
自作自演では、自分の趣向に近くなってしまう。

でも原作「耳なし芳一」は大好きな話なので、
台本にも撮影にも力を入れ、さらにこの演奏を得意としている
琵琶の後藤幸浩氏には何としてもお願いをしたかった。

今までの切腹DVDは、愛好者に向けて撮影を意識してきたが、
今回はもう少し、裾野を視野に入れて企画にした。
物語として成立することが重要。
なので情景描写が細かくなった。
私「芳市」はなぜ腹を切らなければならないのか。
そこが辻褄が合うように作ったつもりだ。
物語を完成させることによって、より「悲愴美」を
強調させる。
そのことにより、切腹って?と思っている若い人たちにも
理解してもらえたらな、と思っているのである。

9月6、7日のサディステックサーカスを皮切りに、
その後は飯田橋の風俗資料館、その他での販売を順次していく予定。
定価3500円。
私のパフォーマンスを見ていただく感じで、このDVDを
見ていただけたら、と思ってます。

どうぞよろしくお願いいたします!





「サディステックサーカスまで間近!」
                                                     2019年8月19日(月)



9月6日(金)7日(土)のサディステックサーカスが間近となってきました!
私は7日(土)のオールナイトに出演です。
今回は初めてなコラボ、現代怪談をルポし、語り部でもある吉田悠軌氏との
コラボレーションです!

メールでやりとりしながら、作り上げていますが、
上質な現代怪談で、イマジネーションが掻き立てられます。

現代怪談というと、私はチンプなイメージを持ってしまいます。
学校あるあるや、ビルなど。
しかし、吉田氏の書く作品は、物語の背景が奥深い。
テーマとしては昔から伝わっているものかと思いますが、
いろんな背景を描きこみ、ストーリーを完成させています。

パフォーマンスをイマジネーションするのが実に楽しかった。
(いや、演技はこれからだから、まだ楽しみは続きますが)
久しぶりの現代もの、いや、初めてかも知れないですね。
現代もののパフォーマンスは。
ぜひ、観ていただきたいです( ^∀^)
詳しくは、
https://www.sadistic-circus.com/

そしてこの日より、
新作切腹DVDの発売をします。
サディステックサーカス会場での物販を皮切りに、
準備が出来次第、順次発売していきます。
切腹絵巻「耳なし芳市」
          制作.主演/早乙女宏美
          琵琶演奏/後藤幸浩
監修は、2016年ロサンゼルス ネオノアール祭短編映画部門「銅賞」を
受賞したDVD「情怨」のCG、ナイトメア。
全29分  3500円

最強のタックルでお送りする「耳なし芳市」の物語をお楽しみください!




「写真展に向けて」
                                                     2019年9月14日(土)


サディスティックサーカスも無事終わり、ご覧いただいた皆さま、
ありがとうございました!
今年は現代怪談ということで、新鮮な気持ちでお腹を切ることができました!(笑)

さて次なるイベントが札幌であります。
7年前、風俗資料館で1日だけ行った写真展「切腹幻想展」
この写真は、この日以来、日の目を見ていませんでした。
その写真が無性に恋しくなって…。

その時の写真を札幌の「Bar&Gallery卍」で写真展を開催することとなりました。
10月16日(水)〜10月31日(木)
18日(金)と25日(金)はトークイベントを開催します。
(詳細は追って報告いたします)

この写真は、刀鍛冶水木景風が真剣「雪」を作り上げた時、
その刀のイメージを写真家池内功和が撮ったものです。
題して
「銀壮両刃造短刀想 ぎんそうもろはづくりたんとうそう」

この写真は二度と日の目を見ないことと思いますので、
お近くの方はぜひにご覧頂ければと、思います。

写真 池内功和
モデル 早乙女宏美
刀鍛治 水木景風

写真展 銀壮両刃造短刀想
    ぎんそうもろはづくりたんとうそう
2019年10月16日(水)〜10月31日(木)
BAR&GALLERY 卍
(要ドリンクオーダー)20時〜25時 日月定休
*要チャージ男性二千円 女性千五百円
*展示観覧の方はドリンク一杯無料
*火、水、木はギャラリーアワー
 21時までのご来店はチャージ無料(ドリンク有料)
トークイベント
10月18日(金)「悲壮美の世界」早乙女宏美
10月25日(金)夢覚×早乙女宏美「生と死のドラマ」
札幌市中央区南5西6ニュー桂和ビル8F
tel/011-839-0461








「写真展 銀壮両刃造短刀想に向けて」
                                                     2019年10月5日(土)


早くも10月。
サディスティックサーカスから1ヶ月が経つ。
今年のサーカスは挑戦的で、今までにない作品になったと自負している。
舞踏的であり芝居的な要素もあって。
とても楽しく作品作りをやれたことに感謝をしている。

そして、写真家でもない私が写真展を企画。
10月16日〜31日
札幌 BAR&GALLERY卍(まんじ)にての
「ぎんそうもろはづくりたんとうそう」である。
写真ど素人の私は、
「写真を展示するのに台紙は何使うの?」
から始まった。確かこんなようなの使ってたかな、
と、ネット検索。
今の時代だからこそ、私でもできたようなものだ。
全くお恥ずかしい、、、(笑)

7年前の写真が日の目をみる、最後の時であろう。
モノクロームの渋い写真。
お近くの方はぜひ見て欲しい作品だ。
写真のもととなる
水木景風作早乙女モデル切腹刀真剣「雪」も
もちろん展示される。

そして私が在廊できる、18日(金)、25日(金)はトークイベントの日。
18日は、切腹美の「悲愴美の美学」
25日は、卍主人の僧侶夢覚との対談「生と死のドラマ」
いずれも19時から20時。千円プラスドリンク代
である。
前半と後半では写真も入れ替え予定。

思い入れのある作品だけに、
有終の美を飾って欲しいと、願っている。



「写真展を終えて」
                                                     2019年11月23日(土)


またもや日にちが過ぎてしまった。

ギャラリーバー「卍」での写真展。
落ち着いた雰囲気で終了しました。
とはいえ、本州から愛好者も起こし頂き、
トークイベントは、熱い時間を過ごしました。
私も久しぶりに真剣「雪」に出会えて、ほんと
感激です。
刀鍛治の水木氏が美しい額装をして頂いたので、
手に取ることはできなかったのですが、その姿を見ているだけで
嬉しかったです。
卍にいらしたお客様も、初めてまじかで真剣を見て、
皆くぎ付けでした。
やってよかったと、思ってます。そして私、
やっぱり刀が好きなんだ。

それが縁となり、今月は時折卍でお手伝いしております。
久しぶりの夜の世界。
感覚を呼び起こしつつ、頑張ってまーす!

そう、最近気づきましたが、私のことが
ウィキペディアになっていたんですね!
ずいぶんしっかりと、このHPも読んで、調べてくれたようです。
作成された方がいらっしゃいましたら、ありがとうございました。







「やや!今年も終わるぅー」
                                                     2019年12月20日(金)


なになに!今年もあと11日で終わりじゃないの!
今年の決算には少し早いですが、少し振り返ってみます。

まずね、昨年末に差し歯の前歯が抜けたことから始まり、
今年からびっちり歯を治しました。
20代に差し歯にした前歯が劣化していくのが少しずつわかり、
私の恐怖の夢は、歯が口の中で全部落ちて、ジャリジャリ噛んでいる夢だった。
寝汗をかいてドキドキしながら目が覚めたものだ。
そんな恐怖から逃れたいと、決心して歯医者へ通う。
歯医者はやっぱり嫌だなぁ。
昔よりは進歩していて、痛みも少ないが、あの音、
口を開けている姿、、、
私がMだとはいえ、生理的に好きになれない。
そして拒否反応に対して、よだれが多く出る、なんてことを知った。
頭の中で「今、下を向いたらよだれダラダラだな。マニア向きだな」
なんてよぎってしまう。
残るはあと1本。来年に年越しだ。
幼少の頃からガチャっ歯な私。今、一番歯の本数が多い。
(ただし全て差し歯)

そして今年も新しい人たちとの出逢いが多くあった。
その中でも北海道太平洋側の浦河町にある、100年続く映画館
「大黒座」との出会いが嬉しかった。
昨年に起きた北海道の地震により、JRが復興できない地域であり、
札幌からはバスでしか行けない。3時間半の道のり。
漁業の町であり、すぐ近くが海だ。
賑わっているとはいえないが、人の温かさが伝わる町。
映画館「大黒座」は、昔、どんな町中にもあったご近所の映画館を保っている。
町の人たちも「大黒座」を支えている。
「大黒座」はドキュメンタリー映画にもなっているが、お客様が一人でもいれば
そのプログラムを上映してくれる。
そんな映画館、支えている人たちに出会えて、とても幸せだった。
飲み友達にもなれたことがとっても嬉しい。
映画ファンだった自分を思い出させてくれた。

ひとまず決算はここまで。
私の写真は、ギャラリーバー「卍」で出会ったセミプロ写真家O氏の
写真です。







「悲しい想い」
                                                     2019年12月22日(日)


カレンダーのイベント日の前に、苦しい悲報が届いた。
私が信頼していた写真家 原芳市氏が亡くなった。

踊り子を始めて数々の取材を受けたが、きちんとインタビュー&写真を撮る
数少ない人であった。
そして原氏自身もストリップ劇場という空間が好きな人であった。
原氏の純粋な気持ちが写真と質問の文章に反映されている。

氏はまだ踊り子がメディアに載る前から、踊り子、劇場を撮り続けていた。
そこには数々の心労があった。
しかし、それにも増して「劇場の空間、人間のヒダが見えるところ」に惹かれ
ストリップ劇場に関わり続けていた。
拙著「性の仕事師たち」でも書かせて頂いたが、原氏の想いは舞台人に対して
実直であった。

だめだ。
原氏のことは書けると思って日記を立ち上げたが、
整理がつかない。
とにかく涙しかない。

さらに進行形のストリップの総括本(原氏に写真提供をお願いしている)もまだ途中である。

今回は私の所持している関連写真を並べて、哀悼といたします。
なお、旅館浴衣の写真は、1999年船橋「若松劇場」で行われた
「温泉バスツアー&撮影会」での食事風景です。
怪しい二人ではないので忠告しておきます。







「新年の抱負」
                                                     2020年1月20日(月)


だいぶ遅れましたが、新しい年になり
今年もゆるりとよろしくお願いいたします。

とは言っても、今年の動きはすでに始まっていますよ。
まず、中野ブロードウェイ3Fにある「タコシェ」に
「切腹之書」二〜九までと、DVD「耳なし芳市」を入荷しております。
札幌にはありそうでないのが、この手のお店。
あらゆるサブカルを網羅していると言っても過言ではない「タコシェ」
今や懐かしくて仕方ないですよ。
いろんな意味でご興味がある方は、是非行ってみてくださいね!

さらに情報として、CG切腹DVD第三弾も計画中でございます。
何をモチーフにするか、発表できる時までお楽しみに。
今のところ、初挑戦の作品を勉強中です。
(それで出来るかできないかがわからないので黙ってます)

最後にもう一つ。
昨年に急逝された写真家原芳市氏の写真展が開催されます。
1月27日〜2月9日まで。
新宿「ギャラリー蒼穹舎」
新宿1-3-5新進ビル3階 13時〜19時
03ー3358ー3974
入場無料

原氏の晩年の作品やストリップ関連写真も展示されるようです。
私もすごくいきたいのですが、私に変わってどうか観に行ってご報告くださいませ。

それでは今年も張り切っていきますよー♪( ´θ`)ノ




「やっぱりライブはいいなぁ」
                                                     2020年3月20日(金)



世界的な新コロナさんの流行で、どこもかしこも機能が麻痺していますが、
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

今年の新作について考えて準備をしなければいけないのに、
力が湧いてこなくて、のんびりしていた。

そんな中、札幌のライブハウスでビックバンドのライブを見に行ってきた。
ウッドベース立花泰彦氏率いる「TOTAL KNOCK OUT ORCHESTRA」
立花氏は今、浦河町に在中で、映画館「大黒座」で毎月ソロライブを行なっている。
出逢いは「大黒座」であった。昨年の無声映画上映会で出逢い、
「無声映画の伴奏やってみたいな」というご提案をいただいた。
それが今年実現する。
その前に本家のバンド活動を拝見した、ということだ。

小さなライブハウスで、音の圧は身体にズドン、と響き渡る。
通常、このビックバンドのチケットは売り切れる、ということだが、
ご時世がら、お客さんは10人ほどであった。
ドラムは経験豊かな小山彰太氏(山下洋輔トリオの初期メンバー)ということもあり、
力強さ、太さのあるバンドの音で、オリジナル曲だが、私はしょっぱなから
ノリノリであった。ん?、気持ちいい!

その昔、銀座「スイング」に行っていたことを思い出す。
歴史ある「スイング」は、大人のライブハウス。(もちろん今もあるよね)
一流どころのバンドが間近で見れ、お客さんの席はゆったりとテーブルがあり、
ウィスキーのボトルキープや美味しい軽食&おつまみが食べれる。
しかも一流バンドでもチャージが安い。
こここそ、私にとって現実逃避の空間であった。

そして今、久しぶりのビックバンドは、私に創作意欲を与えてくれた。
頭にあるテーマのイメージが、浮かんでくる。
よし、やるぞ!
いくつかの新作を考えている。
台本作りをスタートします。
陽の目を見るのはいつかわからないけどね。

たまにしか活動しないこの頃だけど、まだ、やりますよ♪(´ε` )




「故原芳市氏写真集に見た想い」
                                                     2020年4月5日(日)



皆様。体調などいかがでしょうか。
コロナさんは大変な状況となり、いつ、誰が、どうなるか、
わからない状況となっていますね。
私は元気でおります。
札幌でも花粉症が始まり、
鼻水ジュルジュルとなってきましたが。

遅ればせながら、昨年11月に
発売された故原芳市氏の写真集をようやく買い求めた。
今の時代に珍しい豪華本の装丁。
手にした途端に心がゾワゾワしてきた。
タイトルは「神息の音(かみきのおと)」
原氏が好んで撮っていたモノクロ写真集。

正直私は、原氏が踊り子を撮っている
写真しか見ていなかった。
いや、原氏の若いころ、初期の写真集で
人物以外の写真もあるのを知っていたくらいだ。
私がいくら知人だ、といっても踊り子と写真家の関係で、
ストリップ関係以外の話をしたことがない。
なので原氏の心の奥にある、
写真感を深く知ることはなかった。

ただ、誠実な人柄の原氏。
ストリップ劇場だろうが、風景だろうが、
感じ取る本質は変わらないだろう、
と勝手に思っていた。
過去の写真集のあとがきなどで
書かれる原氏の文章に、それを感じていた。

この新作にして最後の写真集は、
心象風景的な写真の数々。
モノクロの暗部の深さ。
漆黒の奥深くに、何かが潜んでいるようで
じっと見つめてしまう。
白の部分は、どこかへ連れて行かれるような、
フレームの外を感じる。
この写真は完結していない。
明暗どちらへでも長く続く、尾を引いている。
私にはそう感じた。

あとがきの一行目。
「ときどき聖書を読む」
原氏はそこから忘れられない感じをイメージし、
2019年、撮影旅行へ出かけて行ったという。
ハレの場を求め、さまよい、心と体はいつしか憑依されたようだ。
心身ともにフラフラで帰宅し、倒れ、病院で末期ガンと宣告。

全てが繋がっていたんだ。
運命ってそういうものなのかな。
本人は、少し後から自覚してくる(感性として)のかもしれない。
なぜ聖書が気になるのか、イメージ
したくなるのか、形にしたくなるのか、、、。

私も聖書ではないが、心に留めている本がある。
ミルトン著「失楽園」
1600年代。日本では江戸時代に活躍した宗教詩人家。
「フランケンシュタイン」の土台ともなった1節。
「おお、創造主よ、土塊から人間に造っていただきたいと、
私があなたに頼んだことが
あったでしょうか?暗闇の世界から私を導きいただきたい、
この楽しい園に住まわせて
いただきたいと、懇願したことが果たしてあったでしょうか?」
この節、登校拒否の子供時代の心情そのもの。
心の中で熱く思っていた感情は、自分だけではなかった。
こういう想いは他の人でも感じることがあるのだ、
想ってもいいのだと、実感し、
心強く変われた節である。
人はそういう節目の一節を持つものなのかな。

いい写真集ができたね。
これは見れてよかった。
いろんな想いが湧いてきます。






「新ブログ note」
                                                     2020年5月26日(火)


SNS系新しく立ち上げました。
今使われだしてきた「note」です。

2013年から連載を始めた「マニア倶楽部」(三和出版)の「ココロの扉」。
今までの仕事について私の心情を書いてきたのですが、
もっと深く、時代背景などと共に書き上げたい、と思ったので、
そこのところを調べつつ、大幅に加筆して書いて行きたく思ってます。

ブログの中でも長文となるかと思いますが、のぞいて見てください。
noteID https://note.com/saotome6

よろしくお願いします?。

ところで、4月に画家春川ナミオ氏がお亡くなりになりました。
今月発売の「マニア倶楽部」に追悼文を書かせていただきました。
ショックでした。
春川氏のようなプロの職人を忘れられたくない、という思いもあって
新ブログを決めた次第です。




「心境」
                                                     2020年6月28日(日)


誕生日も過ぎ、新たな1年が始まった。
そして自分がこれからどうしていきたいのかも、何となく感じだしてきた。
noteという機能にブログを書き出して1ヶ月が過ぎたが、
「書きたい欲」が湧いてきている。

三和出版「マニア倶楽部」は隔月に書いているが、何か物足りなさを感じていた。
特定された人に読まれることを前提とした文章、というのが物足りない。
こんなことを言ってはいけないが、マニア、性癖を超えたものを伝えていきたい、と
感じているのだ。

いや、私は愛好者たちに支えられて、ここまで仕事ができてきた。
そして今でも支えられていることを十分感じている。

でも、私が生きてきたこと、やってきたことを手放しで喜んでくれる人だけでなく、
何も知らない若い世代に、何か残したいという、私の年寄り化したエゴなのか、そう言った感情が湧いている。

晩年、濡木痴夢男氏が「何でも聞きなさい」と言ってくれていた言葉が、
今になって蘇る。
「何でも」の<何でも>は本当に何でもだったんだ。
私は当時、その言葉さえあまり理解していなく、おっかなびっくりだった。
「何でもって言われても、気分を害すかな」
なんて思っていた。

だけど今、私がそんな心境なのだ。
自分の体験は何でも残しておきたい。
そういった思いで、書き残している。

https://note.com/saotome6





「<青玄の女図>に寄せて」
                                                     2020年7月13日(月)


先日、カメラマン杉浦則夫氏から写真集と冊子が届いた。

ブログ「note」に杉浦氏のことを書こうと思い、
許諾をお願いしたことから、
ご厚意に甘えさせてもらったわけだ。

写真集「45 杉浦則夫」は
クラウドファンディングで成立した写真集。
これについてはまた書くが、
私がまず描きたいのは、昨年、杉浦氏が写真展を行なった主題
「青玄の女図」においての冊子だ。

「怨念の微笑を探って、小面と肉体の作る幽玄を求めた」

と言葉にあるが、小面をつけたモデル美帆の肉体は、
杉浦氏の頭の中にある
フォルムを見事に再現していた。
そして、ここには緊縛美は介入していない。
いや、だからこそ、この写真は主題通りとなったに違いない。
小面と美帆の肉体が全てとなり、感情を表している。
これぞアート作品である。

杉浦氏のかっちりと決まった明暗。
荒縄などの小道具の写り込み方。

緊縛美は情念も映し出せるが、メインは「縄」になってしまう。
しかしここでは、情念(私が感じる言葉)が女の姿、
そのものから発せられている。
こういう写真が見たかった!
杉浦氏が「撮ろう」と思ってくれたことに感謝感激である。

杉浦ファンの方々は、今更何を言ってるの?と思われるだろう。
すみません。情報に追いついていなくて。

私は正直、緊縛美だけの写真は、もういいかな、と感じている。
何かそこに表現がなくては、
モデルの個性も感じ取ることはあまりできない。
なのでこの作品は、私の心の中に、
長く残っていくこととなるだろう。

心を動かされた作品。杉浦先生!ありがとうございます。

早乙女ブログ
https://note.com/saotome6




「悲報」
                                                     2020年7月19日(日)


愛好者で親交の深かったY氏の孤独死が判明した。
警察署からの連絡であった。

私も含め、独身者は
「孤独死」は覚悟しているつもりだ。
しかしいざ、身近な状況がやってくると、
何ともやりきれない感情がある。
Y氏も時間が経っての発見であったそうだ。

愛好者同士、趣味の話は尽きないが、現実のこと、
親族の話などはあまり話さず、
いや、話てもらったとは思うが、あまり記憶がなく、
警察に応えることもできない。
親族が分からなければ引き取り手がなく、
合同墓地に埋葬されることとなるだろう。
一般的な日常生活をあまり好まないタイプだったので、
それはそれで、誰の手も借りずに
良かった、と感じているかもしれないが、
自分が覚悟を決めた「死」でなかったら、
残念な思いが残ったかもしれない。

のべ30年ほどに渡ってステージを見てくれ、
写真を撮ってくれ、支えてきてくれたY氏。
大切な友を亡くした寂しさは尽きない。
彼の未完の作品がまだある。いずれは紹介したいと思う。

空の上から大好きなデジカメで、
私たちをパチパチと撮っていることであろう。
まだ心の整理はついていないが、ひとまず、合掌( ;  ; )



「札幌 フェティッシュイベント」
                                                     2020年9月3日(木)



また、あっという間に9月ですよ。
コロナ、コロナと追われるように過ごしていると、
ただただ月日が過ぎていってます。
札幌の街イベントは全て中止。
風物がなくなるとやっぱり寂しいものですね。

さて、今年は恒例の「サディスティックサーカス」も中止となり、
私もパフォーマンスは今年はできないかな、と思っていたところ、
ストリップ業界先輩でもある、松本格子戸氏の企画
「札幌 フェティッシュフェスティバル」に声がけ頂きました。

2020年9月13日(日)  14時?

出演者も豪華ですよ。
ミラ狂美、京はるな、虹邑みなみなど。
フェティッシュショーのプロが揃い踏み。

私は何をやるか、と考えたところ、
最近また気になりだしていた「サロメ」をやることにした。

オスカーワイルド作戯曲「サロメ」
私は好きで30年近く前からストリップ劇場で創作しだしていた。
独り芝居であるため、注目点は「サロメ」自身。
欲しかったヨカナーンの首をもらったサロメ。
原作では脅威を感じた父、国王がサロメの処刑を命じるが、
私は首をもらったサロメは、その後どうするのか、と考えた。

性に目覚めたサロメは、その首で遊ぶであろう。
欲望を満たすであろう。
そして、、、。

ストリップ劇場であったため、かえって作りやすかった。
ただ、その所作は、ヨカナーンの首があり、首がメインのため
ストリップとしては不評であったことは認める。

そのサロメを久しぶりに演じる。
いつぐらいぶりだろう。
おそらくサディスティックサーカスでやったのが最後だから
10数年は経っているか。

サロメへの想いをぶつけたい。
お近くの方、ぜひ観にきて頂き、感想を聞きたいです!

2020年9月13日(日)
開場/13時30分  開演/14時
会場/ライブハウス ふぁーすて
   札幌市中央区南4条西2丁目 南4条西2ビルB1
料金/男性 5000円  女性/4000円  カップル割/8000円
                    (いずれも1ドリンク別)
ご予約/お問い合わせ
  matumoto5507@gmail.com
       09036582945
         松本格子戸





「秋の近況報告」
                                                     2020年10月16日(金)



あらら、また時間が過ぎてしまった。
毎度ながらごめんなさい。

今年5月から始めた「note」
書きたい欲は募り、つい1回の文章量が多くなる。
知っている人しかわからない話題ばかりで、自分史的な感じが出てきた。
今どきな「発信したい!」という意味からのSNS系ではなくなっている。
ま、それもありか、ということで承知していただきたい。
本来なら単行本にする話題なのだろうが、こういったハードなものに残す、
ということにも意味があることと、感じている。

本年はこんな状況で、パフォーマンスイベントがやりにくい。
そんな中、友となった札幌、ギャラリーバー「卍」の周年イベントが
11月14日(土)に「卍」店内で開催される。
ママの夢覚女史の記念写真集「葬送の海」(緊縛有末剛)に散文をつけた。
14日はママの緊縛と私の朗読でコラボレーションイベントが開催される。
(予約制。詳細はまだ未定)
店内にはその写真展示が施されているそうだ。

そして長らくお待たせしました。
「切腹之書 十」
発売予定が立ちました。本年11月末です。
コロナ化の中で、風俗資料館館長中原氏がよし!と気合を入れてくれました。
まだ本告知はできませんが、すごく分厚くなったそうで、私も楽しみです。
どんな状況でもやりたいことは、やめないので、また、たまにのぞいてください(笑)
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆



「札幌 卍 周年イベント」
                                                     2020年10月24日(土)



前回の日記で、少し告知しました札幌の
ギャラリーバー「卍」周年イベントの詳細が決まりました。

11月14日(土)
「葬送の海」ミニショー
緊縛 有末剛&モデル 夢覚&朗読 早乙女宏美
1部 17時開演   2部 19時開演
各回限定10名(要予約)
料金:4000円(1ドリンク付き)
「卍」  札幌市中央区南5西6 ニュー桂和ビル8階
     011-839-0461
https//m.facebook.com/manziarisue

なお、ママ夢覚女史の記念写真集の展示が、
11月4日〜11月28日まであり、
その間にイベントがいくつかあります。
ちなみに11月4日(水)は、お店にお手伝いに行きます!
お近くの方。ぜひ覗きにきてみて
〜*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*




「お待ちどうさま?!<切腹之書10>発売です」
                                                     2020年11月25日(水)


「切腹之書」をお読み頂いている皆さま。
長らくお待たせいたしました。
「切腹之書十」11月30日、発売となります。

風俗資料館の館長、中原氏が真摯に向き合い、気力、体力を注ぎ込み、
編集した渾身の1冊は「記念特大号」となります。
総ページ数240ページです。
モノクロではありますが、写真もふんだんに使っております。
定価を今回に限り、少し上げさせて頂きまして、3千円といたします。

小冊子「切腹之書」をご存知ない方に、少し説明。
私、早乙女が切腹愛好者のために始めた自費出版「切腹之書」。
1冊目は2008年だった。
当時編集を引き受けて頂いた板橋の「カフェ百日紅」の目玉堂さんを
中心に、仲間たちが頑張ってくれた。
1年に1冊。
切腹愛好者の面々が、熱い想いを綴ってくれ、
中身が濃くなっていった。
2016年。9冊目発売を最後に、編集は「風俗資料館」へ。
中原館長は貴重なマニア誌ということで、「奇譚クラブ」をお手本に
装丁、編集をこだわり抜いた3年間。
中原氏の試行錯誤が続き、ようやく、この11月の発売となったのである。

10号の記念号ののちも、発刊を続けていきたいと思ってますので、
今後の投稿も受け付けております。

なお、発売は東京飯田橋「風俗資料館」にて、
11月30日から開始です。
会員制の図書館ですが、お買い求めのみの入館はOKです。
他郵送も受け付けております。

風俗資料館
新宿区揚場町2?17 川島第2ビル 5階
03-5261-9557
http://pl-fs.kir.jp/pc/




「いつのまにか晦日」
                                                     2020年12月30日(水)



今年はいろんな方々にとって、厳しく、耐える年であったと思います。
コロナ鬱、なんて言葉も出たほど。
でも、人生山あり谷あり、で、人間も自然と共存しているのですから、
受け止めて、次の道を探していくしかないのです。
何よりも、健康で生きていることが大切。

でもこういう状況だからこそ出来たこともあった。
「note」なんてまさにそれ。
きちんと書いてまとめよう。時間がなければ出来ないこと。
やり始めてよかった、と思っている。

パフォーマンスの現場はほとんどなかったけど、
「書きたい」思いを充実させてくれた1年だった。

来年も状況はあまり変わらないだろうが、書き留めて残していく、
という作業を充実させたいと思っている。

三和出版「マニア倶楽部」もまだまだ書いてますよ!
酒量はかなり減ったけど、一杯やるのが楽しみな私は、まだ健在です。

本年も読んで頂きありがとうございました。
来年もボチボチ更新していきますので、よろしくお願いいたします!
皆さま、良いお年をお迎え下さい♪(´ε` )

http://note.com/saotome6





「今年の抱負」
                                                     2021年1月29日(金)



すっかり1月も終わりになりますが、
皆さま、本年もよろしくお願い致します。

さて、コロナも再び大変になり、皆様のご健康も心配ですが、
イベントをやろうにも、やりづらい時代となってしまいました。
その代わりと言っては何ですが、「切腹之書 十」は風俗資料館で発売中となっておりますが、
私の方でも配送できますので、もし、お読みになりたい方がいらっしゃいましたら、
このHPのアドレスへ申し込んでください。
特別記念号により、1冊3000円です(通常2000円)。
送料は頂きません。
ページ数は通常の3倍以上あるでしょう。A5サイズですが分厚いです。
私の写真も入っております。

そしてもう一つ。
数年間書き続けていますが、ストリップ劇場の本。
今年こそ出版へとこぎ着けることと思います。
クラウドファンディングしてみようかとも考えましたが、
出版社で「ウチで形にします!」と宣言してくれました。
もう何回も書いてますので、オオカミ少年のようになっているかと思いますが、
今年こそ、形になることでしょう。
また、お知らせします。

昨年は東京へ行けませんでしたので、
今年こそ、上京したいと思います。
「note」を書くための資料集めもしないとならないし。
いろんな人と飲みたいなぁ。
語り合いたいなぁ。
そんなことを考えています。

世上は変化していくでしょうが、私の想いは変わらないので、
変わらずのお付き合い、お願い致します( ´ ▽ ` )

https://note.com/saotome6




「年度末に思うこと」
                                                     2021年3月30日(火)



もう気がつけば年度末。
この状況でイベントもなかなかできませんが、
私は持ち前の前向き思考で、落ち込んではいませんよ!
部屋にいる時間を十分に使って「note」を書いています。

今はピンク映画時代のことを書いていて、
当時のことを思い出したり、また、調べたりと、
懐かしい気分でいっぱい。
連絡無精がたたって、当時の映画人たちとはボツ交渉ですが、
皆に逢いたくなった。
常連の監督やスタッフは70代だもんな。
あの頃はよく飲んだなぁ。
連日のように午前サマ。新宿西口の「思い出横丁」
(なんてキレイな愛称ではなくション横ですよ!)や
歌舞伎町のチェーン店安居酒屋。深夜にはゴールデン街。
とにかく飲めればなんでもいい、と言う時代だった。
私は、高田馬場に住んでいた。
1分くらいのところには「白夜書房」があった。
この歳になってしみじみ思う。「二〇代は二度と帰ってこない」
こうやって歳を重ねていくのか。

昨年から始めた「note」だが、書いてみて良かったと思っている。
ま、自分の思い出話のようなことだが、
この歳にならなければ書けないこともある。
つまり、自分を飾らなくなった。
まだまだ書いていくので、宜しくお願いします!
http://note.com/saotome6
もちろんこのページも忘れてないからね。
本音を書きます。


「ルーツ探し」
                                                     2021年5月3日(月)



今年のゴールデンウィークは皆さん、引きこもりでしょう。
一番気候がいい時に残念ですよね。
でも、致し方なし。
何かが過剰になった現代には、必要な時間なのかもしれませんね。
こういう時こそ、日頃出来なかったことをするのに最適です。
と、提案して一般のように、
掃除や断捨離などという気はありません。
いやそれらは当たり前のこととしてです。

私が今思ったのは、自分のフェチについてのルーツ探しです。
自分の癖は何がきっかけだったんだろう、
それはどんな時に始まったのか、
別に誰に告白するでもないですが、
そんなことをじっくり掘り下げてみると、
意外な発見があるものです。

「これが好きと思っていたけど、調べてみると、
こっちが最初だったか」

きっかけとなることは、すでに分かっている方も多いと思いますが、
その年代の周辺、テレビやマンガ、出来事など調べてみると、
面白いかと思います。
ましてや今はネットで検索できますものね。
無駄なようで無駄ではない。
こういうことこそ、こういう時間に当てて活用するといいですよね。

ま、こんなことは30代の頃まではどうでもいいことです。
でも次第に、知りたくなってくる。

今、BSチャンネルで「ウルトラセブン」をやってますよね。
私、大好きでした。でも、子供の頃にはストーリーを
全部を理解していたわけではない。
でも思い出したのです。隊員のコスチューム。
ぴったりした素材のコスチュームに
ドキドキした思いを(もちろんデザインもカッコよく好きでしたが)。
ここにも何かフェティシズムを感じていたのかな、と。

自分の癖は一生つきまとうのですから。



「札幌イベント」
                                                     2021年6月16日(火)



緊急事態宣言も続く中、いろんなことで
うんざりですよね。
いや、体調が優れない方に対しては、
そんなことを言うのもなんですね。

私も思うように進まず、思うところもありますが、
ご商売をやっていらっしゃる方々に比べたら、
へ、みたいなもんです。

先日札幌に来た太鼓集団「鼓童」のライブを観ました。
「鬼太鼓座」から、その楽曲はショーに欠かせないものでしたが、
初めてナマのステージを拝見して感動、感激です。
太鼓なのに、ピアニシモがうねる。
その技術、パフォーマンスにあらためて「技術を磨かなければ」と
刺激を受けました。

さて、そんな私も久しぶりの切腹パフォーマンスをします。
2021年7月9日(金)
札幌ですが、久しぶりのパフォーマンスに今から胸が高鳴っております。
限定15名と、少人数です。
お近くで、いらっしゃれる方がおりましたら、メールください。
yozakura.usagi0620@gmail.com
早乙女

よろしくお願いいたします!

丸蜜?MARUプロデュース公演
 
 衝撃舞台「INOCHI(生命)」
    〜コロナ禍だからこそ、伝えたいことがある〜

       2021年7月9日(金)
          17時30分開場
          18時 開演
        
        限定15名

       出演 早乙女宏美
       ピアノ 内田聡子
       音楽監督 谷本正徳

 会場/こだわりのお酒とお料理の店
          「北乃家」
     中央区南6西3 第2串武ビル4階
     電話011-213-0211
 料金/ショーチャージ 2000円
    要オーダー(1枚600円)
    お得な5枚綴り2500円





「youtube公開」
                                                     2021年6月22日(火)



過去のビデオ作品をyoutube公開いたしました。

「マゾヒスティック・ラブ・ストーリー」1990年発売(ミリオン出版)

これはねー、思い入れがある作品で、
ずっと心の中に引っかかっていました。
正直、内容はちょっと中途ハンパになってしまったが、
フェティッシュPVを
意識して作った作品です。
長年、私を応援してくださる方は、
お買い求めになって下さった方もいるかと思いますが、
ごめんなさい。

このビデオは、かなり早い時期に廃盤となりました。
(会社の反対を押し切って制作してもらったので、初版のみだったのでしょう)
初めての自主公演「マゾヒスティックラブストーリー」をビデオ化しよう、
というコンセプトでしたが、そこから欲が出て、シーンを撮りたしつつ、
仕上げたものです。

舞台、団地の廃屋、夜の歌舞伎町、都庁近く、廃屋の病院、とロケを敢行しています。
私は大好きなスタッフと共に意見しあい、撮影を進めていくのが本当に楽しかった。
スタッフ陣も実は豪華です。当時の「スナイパー」雑誌の編集長、緒方氏も同行していて、
マネキン人形にいたくご執心だったのも記憶にあります。

いろんな思い出が渦巻いてきているが、今、うまく言葉にならない。
近々「note」に書きます。
今、このビデオが蘇ったことに、心の中が整理できました。
とにかく、観てもらおう!
3、2、1、ハイ、スタート!!

https://youtu.be/68ITzpwliDU



「イベント延期のお知らせ」
                                                     2021年6月24日(木)



先日7月9日予定のイベント記事をアップいたしましたが、
延期が決まり、また、新たな日取りも決まりましたので、
再度お知らせいたします。

新たな日程は
8月20日(金)18時30分開演
です。

会場が居酒屋です。札幌のまん延防止法で
19時までのアルコール提供、20時閉店が続いています。
そんな中で、時間を気にしながらのイベントでは面白くない、
ということで、大幅に日程をずらした次第です。
ご予定を考えて頂いた方には、誠に申し訳ありません。

再び、お時間が合いましたらどうぞいらしてくださいね。
私も久々の「切腹」です!
なお、ご予約は、
yozakura.usagi0620@gmail.com
へお願いいたします。

丸蜜?MARUプロデュース公演
 
 衝撃舞台「INOCHI(生命)」
    〜コロナ禍だからこそ、伝えたいことがある〜

       2021年8月20日(金)
          17時30分開場
          18時30分開演
        
        限定15名

       出演 早乙女宏美
       ピアノ 内田聡子
       音楽監督 谷本正徳

 会場/こだわりのお酒とお料理の店
          「北乃家」
     中央区南6西3 第2串武ビル4階
     電話011-213-0211
 料金/ショーチャージ 2000円
    要オーダー(1枚600円)
    お得な5枚綴り2500円


「イベントの中止と、新たなイベント」
                                                     2021年8月9日(月)



コロナさんは相変わらずで増殖中ですね。
そんな中、8月20日に予定していたイベントですが、
会場が居酒屋ということもあり、
札幌も今月いっぱいアルコール提供自粛ですので、
今回は中止といたしました。
この企画は、いずれ改めて実現したいと、
スタッフ共々心に決めていますので、
また、気分を一新し、
適切な時期にチャレンジしたいと思います。

そして、新たなイベントが控えております。
私のパフォーマンス期日は、9月29日(水)です。
このイベントは、山海塾の舞踏家石井則仁氏が
企画演出、出演している
「がらんどうの庭」札幌公演である。
東京公演は7月に終了している。

1週間、薔薇の生花を飾り(100本以上か)、
その花の朽ちていく様と、
パフォーマンスを組み合わせた、画期的なインスタレーション。
昨年も札幌公演があり観させて頂いたが、
薔薇の日毎の顔と、パフォーマンスが
非常に面白かった。
今回、期間の真ん中で出演する私。
薔薇は、まだ生きている顔をかろうじて保っているだろう。
薔薇の顔、石井氏の舞踏、そして切腹。
どんな空間が出来上がるのか、今からとても楽しみだ。

石井則仁 空間美術展&舞踏公演
    「がらんどうの庭」

2021。9。25(日)〜10。2(日)

会場/Agt(アジト)
   札幌市中央区南16条西4丁目1−10
   (地下鉄南北線 幌平橋下車徒歩4分)
  https://moku.jp/agt/access/

展示/11時〜17時(30日木休館)
公演/連日 18時45分開場 19時開演
料金/初回3000円 。2回目以降1000円

*石井則仁とコラボレーションアーティスト

9/25土 野瀬栄進(ピアニスト)
9/26日 吉田野乃子(サックス)
9/27月 茂呂剛伸(ジャンベ)×福田ハジメ(ピアニスト)
9/28火 留美(アコースティック)&とりふね(歌うたい)
9/29水 早乙女宏美(切腹)
9/30木 吉田成道(ディジュリドゥ)
10/1金 あらひろこ(カンテレ)
10/2土 嵯峨治彦(馬頭琴)

予約/問い合わせ
 DEVIATE.CO
tel: 08058260988(福村)
mail: co.deviate@gmail.com
http://deviate-co.com/pg133.html


「サディスティクサーカスの思いと今月のイベント」
                                                     2021年9月2日(木)



7月8月、9月となると、サディスティクサーカスを思い描く。
あの贅沢な舞台。
仲間と会える嬉しさ。
イベント自粛から2年。
もっと長いこと開催していないような気分だ。

先日急に懐かしさを感じ、過去の記録VTRを観た。
2012年「娘道成寺」。透明の釣鐘を作る。
黒子に大蛇衣装の補佐を頼む。
15分くらいでこれらを入れ込んでいるので、
作品の完成度は低いが、
ここまでよくやった、と感じる。
大蛇衣装の蛇腹感を出すのに、手縫いしたな、とか、
黒子との稽古など
作品に入れ込んでいた自分を思い出す。

2014年「牡丹灯籠」。
新三郎様の骸骨を徹夜で作ってもらった。
骸骨をどう出すか、と演出に悩んだ(ステージは幕がないので)、
など、これまた苦労した記憶が蘇る。

こうやって書いていたらきりがないが、
サーカスの舞台が私の楽しみだったとよくわかる。
うーん、、、。
早く再開しないかな。
こだわりの舞台を早く作りたい。

そんな中、9月29日(水)は久しぶりのパフォーマンス。
舞踏家&演出家の石井則仁氏との初コラボレーション。
空間には生花の薔薇が数百本吊るされ、
朽ちていく様もインスタレーションされる、
1週間のイベント企画だ。私は真ん中くらいの日。
薔薇がどうなっているかも気になる。
どうパフォーマンスを展開させるか、衣装は、刀は、、、
と、考えることは多い。久しぶりにワクワクしている。

早乙女の活動は、なかなか出来ない昨今だが、
今年はこのイベントに力を入れ、
存分に楽しみます!
札幌近郊の皆様、どうぞお越しください。

石井則仁 空間美術展&舞踏公演
    「がらんどうの庭」

2021。9。25(日)〜10。2(日)

会場/Agt(アジト)
   札幌市中央区南16条西4丁目1-10
   (地下鉄南北線 幌平橋下車徒歩4分)
  https://moku.jp/agt/access/

展示/11時〜17時(30日木休館)
公演/連日 18時45分開場 19時開演
料金/初回3000円 。2回目以降1000円

*石井則仁とコラボレーションアーティスト

9/25土 野瀬栄進(ピアニスト)
9/26日 吉田野乃子(サックス)
9/27月 茂呂剛伸(ジャンベ)×福田ハジメ(ピアニスト)
9/28火 留美(アコースティック)&とりふね(歌うたい)
9/29水 早乙女宏美(切腹)
9/30木 吉田成道(ディジュリドゥ)
10/1金 あらひろこ(カンテレ)
10/2土 嵯峨治彦(馬頭琴)

予約/問い合わせ
 DEVIATE.CO
tel: 08058260988(福村)
mail: co.deviate@gmail.com
http://deviate-co.com/pg133.html




「がらんどうの庭」公演終了
                                                     2021年10月3日(日)



久しぶりのパフォーマンス、舞踏家石井則仁氏とのコラボレーション
「がらんどうの庭」2021年公演が終了した。
薔薇の生花やハーバリウムのオブジェを展示した空間でのパフォーマンス。
石井氏の舞踏コンセプトは「九相図」であった。
死体が朽ちて行く様。これが九相図である。
死んでいる肉体に、死に逝く私。
構成を考えるのが楽しかった。

私はこのパフォーマンスを新しいものにしたかった。
行う行為は「いつもの」なのだが、視覚的に変えたかった。
なのでまず、衣装を洋風にした。
昔ストリップ劇場で使っていた、白で模様入りの全身網タイツを選んだ。
性別を中性にするためでもある。

そして逆さ吊りを入れた。
天国からなのか地獄からなのか、降りてくる、というイメージだ。

詳しいレポートは「切腹之書」に書こう。
私は立ち腹を切り、見事に死へ向かうことができた。

そして、お客様との交流、「山海塾」の追っかけ女性ともお話し、
古くからの知人の話もできた。
「note」を読んでくれた男性とも出逢えた。
札幌にもまだまだ面白いお客様がいる。
とても安堵できた時だった。

久しぶりに打ち上げ参加し、お酒の楽しい時間を過ごした。
総合打ち上げの日、会場のAgtさんからの健康的で美味しいおつまみ。
特別メニューは、藁で焼いたカツオのたたき。
皆で串刺しのカツオ柵を焼いた。
藁で焼いたカツオは、食感が軽い。ふわっとしている。
軽さの中にカツオの旨みがあり、感激した。
この感激はカツオが旨いと初めて知った、
高知県宇和島でのカツオの刺身以来かもしれぬ。

パフォーマンスを構築し、スタッフと語り、飲み、久しぶりに
「今、ステージをやっている」という感覚を思い出した。
やっぱり楽しいな、幸せだな。
イベント回数は減っても、引退なんてまだ考えられないな。

舞台というものはやはり、魔物である☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆




「今年も終わりかな」
                                                     2021年12月26日(日)



あっというまに12月。クリスマスも終わりました。
今年もコロナに振り回されました。
いや、コロナに襲われた方には申し訳ない。
辛い年だったと思います。

今年のベストニュースを書こうと思って手帳を
めくっていたのですが、ひとつしかない。
9月に札幌でやったイベント「がらんどうの庭」への出演です。
今年の唯一のパフォーマンスでした。
そして先日編集されたビデオが送られてきました。
絶妙な編集です。うまい!
ずっと板付いている舞踏家石井則仁氏と、
動いている私が映像の中でも
コラボレーションされていました。
この映像は来年、有料配信されるようなので、
その時はぜひ観てくださいね。

そのほかの活動は、
三和出版「マニア倶楽部」はずっと書いてます。
隔月発売なので、年6回、来年1月発売で50回となります。

来年は東京へ行っていろんな人と会ったり、
切腹懇親会もしたい。
やりたいことはまだまだありますので、
私の活動は終わりません。
「note」も書き続けていきます。

来年は明るい話題ができるといいですね。
読んでくださっている皆様にも、
気楽に過ごせる日が来ますことを祈ります。
今年も1年ありがとうございました。
また来年!(もう1週間後ですが)
♪(´ε` )


「新年事始め」
                                                     2022年1月26日(水)



皆さま。
寒中お見舞い申し上げます。
もっと早くに、と思っていたのに、いつの間にか
もう1月も終わりに差し掛かってしまいました。
相変わらずのペースですんません(_ _).。o○

でも、私の中では充実した日々を過ごしておりました。
書くことが好きな私は「note」とか、「切腹之書」の原稿とか
色々書いておりました。

札幌に越してもう8年目に入ろうとしています。
早乙女の仕事を「ライフワーク」と置き換えたく、
引っ越しましたが、
いい感じでやれていると思っています。
コロナ関連などのことがあり、
東京での活動ができない状態がありますが、
それは仕方ないことで、
その間に本当にやりたいことを考える時間ができました。

演者は表に出ていないと「忘れられる」「駄目になる」
という恐怖心から、
とにかく企画を立て公演してしまいますが、
そんな名声など必要ないです。
私は私のやりたいこと(面白いと感じること)だけを
やっていきます。
そんなことを改めて実感しました。

やりたい企画はまだまだあります。
もちろん消化できることを考えていますよ。
皆さま。もうしばらくおつきあいくださいませーーむ( ・ω・)


「インタビューテープ」
                                                     2022年3月5日(土)


いつのまにやらひな祭りも過ぎ、
春の兆しが見え始めましたね。
この日記は1月以来と、相変わらずの更新でした。
noteを一所懸命書いていると、
つい、うっかりしてしまいます。

今、私は何をしているかというと、
今年は札幌に越して以来、住んでいたところの
引越しを考えています。
本来はね、北海道のどこか田舎町に越して、
なんて夢を持っていたのですが、
現実を考えると厳しい。
私はバイクも車も、免許を取っているわけではないし、
生活費が十分あるわけでもない。
何らかのバイトをしなければ生活ができない。
それに今年のようなドカ雪が降ったら、
とても一人で除雪などできない。
そう考えれば、今住んでいるところの近くで、
生活サイクルを変えずに、
縮小して行く、という方法となるわけです。

そこで荷物整理を始めているのですが、
今手をつけているのは、インタビューテープです。
これがなかなかの量で、
東京から越すときも悩みのタネとなったもの。
とはいえ、今となっては大変貴重です。
雑誌「スナイパー」で1993年から始めた
インタビュー企画当時のテープ。
残念ながらお亡くなりになっている方も多いです。
そして時代がたてばやはり、便利な機材があるもので、
カセットテープをPCに取り込めるようになってました。
(昔からあったかもしれないが、
素人が安くできる機材、という意味で)
時間を見ては1本づつ取り込んでおります。

いつ引っ越しするかはまだ未定ですが、
時間の余裕があるうちから、
コツコツ整理して行くのが好きな私です。
雪が溶けたら、本の整理かな。



「花園でのパフォーマンス」
                                                     2022年4月24日(日)


先日、久しぶりに知人宅の群馬県へ行き、パフォーマンスをしてきた。
前に書いたかなぁ。
インドへ誘ってくれ、ストリップ劇場での演出も関わってくれたS氏宅だ。

札幌から関東へ出たのは3年ぶり。
前回もS氏宅への訪問であった。花園での撮影モデルとして。
今回は氏の庭で行われる「園遊会」でのパフォーマンス。

S氏宅の庭は、10畳程のスペースに
菜の花畑がみっしりと1本の桜の樹がある。
ここでの「園遊会」(花見&イベント)は以前、
2007年に開催されている。
昨年S氏から電話があり「園遊会をやろうと思う。
もうこれが本当に最後だよ。切腹してくれるかな?」
もちろん私は即座にOKした。

詳しい様子は「note」に書く。読んでもらいたい。
https://note.com/saotome6

お客様を迎えてのパフォーマンスは「火事場の馬鹿力」で乗り切れる。
だけど移動経路にほとほと疲れた。
家を出てから高崎市のS氏宅まで6時間は確実にかかる。
行きはまだ気が張ってるからそれ程でもないが、
帰りは気も体もグンニャリしている。
イベントが無事終了し、常宿にしている新宿の宿まで
たどり着くのにも一苦労。
夕方にチェックインしても宿から出たい、と思わない。
部屋でゴロゴロし、一人酒。
東京に行ったら逢いたい人がたくさんいるのになぁ。
もう友人と逢う気力も無くなっていた。
やだなぁ、歳とったなぁ、、、。

でもまだパフォーマンスは続けて行きます。
これからは体との戦いとなりますが、演りたい心は衰えていません。
今年は7月に札幌で、昨年コラボした舞踏家石井則仁氏との
パフォーマンスがあります。
さぁ、まだまだ頑張るぞー!



「園遊会の記事」
                                                     2022年4月27日(水)



先日、個人宅の園遊会の話を書いたが、
その時に、ライター&写真家の都築響一氏が
取材にきてくれた。
その都築氏が配信しているメルマガ(有料)
「ロードサイダーズ・ウイークVol.498」で、
詳しい模様が配信されました。

たっぷりと写真の入った記事にご興味がある方は、
ぜひご購読くださいませ。
https://www.roadsiders.com



「札幌でのイベント告知」
                                                     2022年6月5日(日)



あちこちで少しずつイベントが復活してきています。
嬉しいことですね。
札幌では街のイベントも3年ぶりに復活し、お祭り、イベントが目白押しです。

そんな中、私も今年は6月、7月、8月とイベント出演依頼がいくつかきております。
まず、6月26日(日)
札幌で松本格子戸氏企画「サッポロ フェティシュフェスティバル」に出演致します。
メインは緊縛調教ショー。
虹邑みなみ氏、美及月エマ氏、命羅氏の女王様と緊縛師が各パートナーを調教。
華を添えるストリップショーの京はるな嬢、そして切腹ショーの私、というラインナップ。

会場:札幌市中央区南5条西2丁目 社交会館ビルB1
   「CLUB ANIMA」
開場:12時30分  開演:13時
料金:男性6千円  女性4千円  カップル9千円
   (予約で500円割引)

ご予約の方は
yozakura.usagi0620@gmail.com
へメールください。

お近くの方、久々の切腹ショーをご覧下さいませ( ^ω^ )




「がらんどうの庭2022 札幌」
                                                     2022年6月16日(木)



皆さま。
札幌ではイベントが続きます。
昨年も出演いたしました、山海塾の舞踏家でもある
石井則仁氏の公演「がらんどうの庭」に今年も出演いたします。
昨年は石井氏の膝負傷のため、ほとんど動かない石井氏でしたが、
今年は舞ってくれるでしょう。

今年はディジュリドゥとの3コラボとなり、
どんなパフォーマンスとなるか、今からワクワクしております。
気持ちよく、美しいハラキリがしたい、と考えております。
どうぞこの公演にご参加ください〜!

舞踏家 石井則仁 プレゼンツ
 札幌開園 がらんどうの庭 2022
      <死と生の 醜さと 美しさ>

 花のみで構成された壮大なインスタレーションと
             美しさと醜さを併せ持つ舞踏公演

日時/2022年7月8日(金)〜7月16日(土)
会場/札幌 Agt(アジト) 地下鉄南北線「幌平橋」下車徒歩4分

舞踏withパフォーマンス公演
  7月9日(土)〜7月16日(土)
 連日 18時45分開場  19時開演
 料金/初回3千円  二回め以降1500円(要1ドリンク)

7月9日 茂呂剛伸(ジャンベ)
 10日 がらんどうの庭群舞公演
 11日 キリガミスト 千陽
 12日 江田由紀浩(俳優)
 13日 福田ハジメ(ピアニスト)
 15日 早乙女宏美(切腹パフォーマー)&吉田成道(ディジュリドゥ)
 16日 KIM YOOI(電子音楽)

https://devate-co.com/pg78.html





「8月は状況!久しぶりの東京イベントなり〜」
                                                     2022年7月23日(土)


はい、ごぶさたです!
私は元気ですよ。
6月、7月と札幌パフォーマンスも楽しんで終わりました。
幾つになってもステージは楽しいです。
曲や衣装など考えている最中の方が楽しいのかもしれないけど。

そして8月、パフォーマンスはまだ続きます。
久しぶりの東京です。
お世話になった「銀座 ブラックハート」が24周年を迎えるということで、
周年パーティーでのパフォーマンスです。
8月20日(土)
いやー、懐かしいなぁ。
あの妖しい空間に舞い戻れるなんて。
どんな衣装にしよう。
今からワクワクです。

詳細はブラックハート、ホームページでご確認ください。
www.bar-blackheart.com

懐かしい、思い出の皆様と再開できることを願っています!


「秋のさっぽろイベントです」
                                                     2022年9月6日(火)


先日の東京、ブラックハート24周年パーティー、
ほんと懐かしい人々といっぱい逢いました。
すんごいシアワセだった。
いろんな方たちとお話しして、仲間はいいな、と、
ちょみっとホームシックになったけど、
環境はやっぱり札幌がいいな。

さて10月。
札幌は秋模様かと思いますが、イベントに出演します。
松本格子戸氏プロデュース、
「サッポロ フェティッシュフェスティバル」です。
前回の6月、舞台上でオファーされ、断れない状況。
いや、ありがたい話です。内容を色々考え、出演させていただきます。
お近くの方がいらしたら、ぜひお目にかかりたいです!
お待ちしています( ´ ▽ ` )

SAPPORO「フェティッシュ フェスティバル」

2022年10月8日(土)

最北のフェチたちの祭典、ぜひご高覧ください!!

出演/緊縛・美夜月エマ
        葉月絵里佳
        虻邑みなみ
        命羅
    ダンサー・京はるな
          Milan Swallowtail
         紅月鵜海
      切腹・早乙女宏美

 会場/CLUB ANIMA
 中央区南5条西5丁目 社交会館ビルB1
 開場/14時30分  開演/15時
 料金/男性7千円 女性5千円 カップル1万円(要1ドリンク)
 ご予約の方500円引き
 ご予約は、
 yozakura.usagi0620@gmail.com
                    まで



「2022 がらんどうの庭アーカイブ配信」
                                                     2022年9月10日(土)


今年7月に札幌で行われた「がらんどうの庭」公演。
山海塾、石井則仁氏プロデュースのこの公演が、
有料配信で観れるようになりました。
1週間、石井氏と様々なアーティストとのコラボレーション。
実に贅沢な企画です。
それが配信で観られるなんてとても嬉しいです。
しかもこの映像、めちゃくちゃかっこいいんです。
私も一目で気に入り、個人的にお仕事依頼しました。

9月10日〜30日までと期間限定ですが、
ぜひご覧いただきたいと思います。
チケットはA,Bと別れていて私の公演は「Bチケット」ですが、
余裕のある方はぜひ全公演を観て、堪能していただきたく思います。
宜しくお願い致します!!

「石井則仁による「がらんどうの庭」2022年」
札幌公演が映像配信決定!
400本の薔薇の下で「生から死への時間経過」をテーマに舞うこの舞踏作品は、
2017年の初演から国内外での再演を繰り返してきました。
2022年札幌公演では全7名の共演者との上演が実現!
アーカイブ配信では全6公演の他、公募ダンサーによる群舞作品もお楽しみいただけます。
死にむかう変容の庭をどうぞ映像でお楽しみください。

配信日程: 9/10 (土) 〜 9/30 (金)
チケット:2種 各2,000円
チケットA(7/9からの3公演をご観覧いただけます。)
チケットB(7/12からの4公演ご観覧いただけます。)
http://deviate-co.com/Garando_archive.html


「復活!ブラックハート朗読会」
                                                     2022年10月9日(日)



ようやくイベントも復活しつつあり、
私も楽しい時間が作れるようになってきました。
8月のブラックハート24周年パーティーは、
懐かしいお客様と逢うことができ、
私のショーというよりも、
人とのふれあいに感激した日となりました。
フェティッシュな人たちとは、単なるお店のお客様、
という範疇を超えて、
赤裸々な個人的な話をしますからね。
より想いが深く、印象に残ります。
そんな方々と3、4年(それ以上の方もいますが)ぶりに逢い、
より深いお話ができたことを幸せに感じました。

そしてそんなブラックハートから、嬉しいお話をいただきました。
以前開催していた人気企画、朗読会「被虐ふぁんたじあ」が
この11月に復活となります。
1960年代、70年代の懐かしいSM小説の1節を朗読し、
ちょっとした演技も行う。
ブラックハートのスタッフ一丸となって、このイベントを進行していきます。

私は今のスタッフの個性をほとんど知りませんからね。
ホームページのスタッフ写真とプロフィールだけ読んで、なんとなく
役を振り分けます。ですので、本人とはまるっきり逆な配役も多々あります。
そこはご愛嬌。
私は1点だけ厳しく「この役、嫌だ。変えて」は許しません。
スタッフは色んなことに挑戦してもらうのが、この朗読会の面白いところです。

11月19日(土)
朗読小説はこれから選びます。
詳細はブラックハートのHPを確認していただき、
お時間がある方は、ぜひこの機会にお越し下さいませ。

想像している朗読会より、何倍かは楽しいですよー!

https://bar-blackheart.com


「ストリップ映像上映企画」
                                                     2022年11月23日(水)



10月、11月とイベントが重なり、報告が間際になりましたが、
ストリップ劇場華やかしき頃の映像が、
東京大塚の映画館で、一挙上映されます。
12月17(土)、18(日)、19(月)の3日間。

自主映画の監督兼プロデューサーは、ジョウジ川上氏。
ストリップ劇場の元社長であり、企画者です。

川上氏との出会いは、ストリップ劇場デビューした頃からでした。
氏はすでに社長業は引退されていましたが、
企画者として、劇場に関わっていたのです。
(詳しくは「note」に書きました。読んでね)
川上氏は、もともと写真家になりたかったため、
時折自主的に撮影をしていたり、
後輩に撮らせていたりしたのです。
私も対象のひとりとなり、作品があるわけです。

「この上映会で何か区切りをつけたい」
と川上氏から連絡があり、作品上映の許諾を求めてきたのです。
私はもちろんOKを出した。「私は行けないけどね」と言って。

でも考えてみた。川上氏も地方に住んでいて、病気を抱えている。
それに歳も重ねてきている。
この東京での上映会を逃したら、
もう会えないのではないか、そんな気分に襲われた。
私は慌ててメールした。
「行きます!トークイベントもしましょう!手弁当で行きますから」
私は是非とも川上さんに会わねば、と思ったのだ。

1976年〜2005年までのストリップ小屋の様子、
踊り子たちのパフォーマンス。
とても貴重な映像だと思います。
私は12月18日(日)、トークイベントに参加します。
(14時30分〜17時30分の回)
お時間のある方は、是非この映像をご覧ください。




「嗚呼、懐かしのストリップ劇場」
                                                     2022年12月21日(水)


先日、ジョウジ川上氏の
映像上映会「ストリップ小屋に愛をこめて」
東京へ行ってきましたよ。
そしてトークしてきました!
あのねぇ、懐かしい人達でいっぱい。
涙が出そうでした。

役者であり、元劇場社長の一色涼太さん。
デビュー時からお世話になった人で、
80歳を超えたとは思えないほどの
若々しさ。肌艶の良さ。
いろんな面でスケべさがあるからこそ、なんだろうな。

劇場のお客様。ほんの数回の出会いだったけど、よく覚えています。

昔の知り合い。仕事について色々話したことを思い出します。

踊り子仲間。夜羽エマねぇさん、こんのなおこねぇさん、
栗鳥巣ちゃん、霞寿さん、松本格子戸氏
やっぱり仲間っていいな。

noteを見てくれてる方。これは本当に嬉しかった。
こんな出会いができて幸せな時代を感じました。

そして川上さん。
今回は上京を決断して、本当に良かった。
素敵な仲間たちと会えたし、
川上さんの作品にまさしく「ストリップ愛」を感じました。

これらの作品はいろんな人に見てもらいたいなぁ。
1980年代のストリップ界が変わろうとしている試行錯誤が
感じ取れ、また、新たな創作活動も
生まれてきた時代を肌で感じられました。

ステージ映像を見ていたら、また、
ストリップの舞台に立ちたくなってきましたよ。
でも、今の劇場に私の居場所はない。
これも問題提議の一つです。
川上さんの言葉「ストリップ劇場は物を売るところではない」
「踊り子は売り子ではない」
感激しました。
同感です。

絶滅しかかっている今、抜け出せる劇場があるのか。
(浅草ロック座は別として)
なんとか持ちこたえて欲しいです。


「新年」
                                                     2023年1月2日(月)


明けましておめでとうございます。
本年も変わらずよろしくおねがいいたしますね。

さて、新年1発目の記事として
「note」に12月のジョウジ川上氏の
イベントをあげてくださった方がいまして、その記事のご案内です。

ストリップ関係の本を出す予定でありましたので、
劇場関係の記事はなるべく抑えていたのですが、
12月の告知とともに書き出したところ、
今の若いお兄さんたちからのメッセージを頂くようになりました。

そう、私は札幌に越してからデビューした
二人の踊り子にアドバイスしたのだった。
その二人のファンたちからのコメントでした。

いや、とっても嬉しいです。
若い世代の方でも、ストリップ劇場愛をわかってくださる方がいて。

文化は戻る、ってよくいうじゃないですか。
ファッションは10年サイクルとか。
何か、今、性文化も戻るような気がしています。
つまり、見せられすぎたから、隠す文化へ。
もちろん殿方の「見たい」欲求は変わらないでしょうが、
一方では見えないからこその、エロス、妄想も復活してくるような。
広い意味で言えば、男性の女性化、とも取られるかもしれませんが、
妄想こそ、最大のエロスだと思っていますのでね。

そう言ったお客様から派生して、
ストリップ劇場の絶滅を少しでも食い止められたなら、と思います。
「note」でのストリップ語りはかなり面白いですよ!



「春に向けて」
                                                     2023年3月4日(土)



あっというまにお雛様もすぎました。
相変わらずのごぶさたです。
札幌では少しずつ路面が見えてきました。

私は変わりなく過ごしています。
細々とした作業があり、案外、忙しい日々です。
「note」は月2回更新を目指していますので、頑張って書いています。

今、5月くらいに札幌でイベントの予定をしていますが、
まだ詳細がつかめませんので、わかり次第告知いたします。

今年は上京回数を増やせたらな、と思っておりますが、
どうなることやら。
最近になって旧知の方々にお会いしたい、と猛烈に思っています。

やっぱり歳をとりました。
今懐かしく思い出すのは、旅まわりをしていた「フロアーショー」時代。
あの時ここに行ったな。こんなことがあった。
等、やたらに思い出します。
出たとこ勝負のフロアーショーだからこそ、
辛い思いも、楽しい思いも感じるわけです。
今、あんなに踊れたらなぁ。

こんな弱音は吐きたくなかったですが、
つい、言っちゃう歳になりました。
でも意欲、やる気はまだまだ負けませんよ!
よろしくです!!


「春、、、か」
                                                     2023年4月5日(水)


今年の桜は記録的に早かったですね。
札幌はまだですが、今月23日頃と
これまた例年には珍しい開花予想となっています。

毎年書いているかもしれませんが、「桜」は大好きな花の一つです。
だから花見は毎年かかさなかった。
飲食をする花見ではなく、散歩がてらの花見をね。

そういった意味では、東京最後の居住地の杉並区は絶景地でした。
神田川、善福寺川、それぞれの川縁に桜並木があり、
神社、小さな公園にも桜がありました。
住んでいたマンションの中庭にも1本の桜があり、これが見もの。
この景色は忘れられず、パソコンのディスクトップにしています。

桜での緊縛、切腹と写真をいくつか撮りましたが、
やっぱりイマイチ、幻想とは違いました。
桜は大木です。人間なんか負けちゃうんですね。
やっぱり眺めているのが一番、と悟りました。

さて、今年の活動ですが徐々に入ってまいりました。
札幌5月24日(水)朗読と切腹パフォーマンス。
東京8月18日(土)銀座ブラックハート25周年記念イベント
京都11月ギャラリーにてグループ展参加
それぞれの詳細は、その時期が近くなりましたらメッセージいたします。

今年も楽しく過ごせそうで、今からワクワクしています。
お時間がありましたら、どうぞお付き合いくださいませ。
まだまだやりますよー!!( ^∀^)


「5月24日 札幌イベント」
                                                     2023年4月21日(金)


以前に告知した札幌でのイベントが近づいてきました。
詳細をお伝えします。

丸蜜,MARUプロデュース公演
「 INOCHI(生命)」

出演/早乙女宏美

2023年5月24日(水)
    開場18時  開演18時30分

会場/札幌市中央区南5西3 美松ビル4階
   「K eternity」
料金/3000円(1ドリンク&チャーム付)

となっております。

内容は、朗読と切腹パフォーマンス。
何を読むか、、、。
これは私の最初で最後の小説「蓮の誘惑」です。

ご記憶の方もいらっしゃるでしょうか。
写真集「匂う蓮」についている冊子の中に書いた小説です。
気合を入れて書きましたからねぇ。
これを朗読として、ショートバージョンでやろうと思いました。
また、久しぶりの切腹パフォーマンス。
気を入れて「生命」取り組んでいきたいと思います。

札幌ではありますが、よろしくお願い致します。
会場は小さなスペースですので、できましたらご予約をお願い致します。
yozakura.usagi0620@gmail.com
こちらのアドレスへどうぞ。



「INOCHI 会場変更」
                                                     2023年5月4日(木)


ゴールデンウィークとなり、さまざまなご予定がある方、
また、ゆっくりとお家で過ごされる方、
どちらも楽しんでくださいねぇ。

さて、5月24日(水)の札幌でのイベント、
会場が変更となりました。
会場/こだわりのお酒とお料理の店「北乃家」
   札幌市中央区南6西3 第2串武ビル4階
開場/18時30分 開演/19時
料金/3500円(1ドリ&2フード付)
です。

より皆様にリラックスして楽しめるイベントにしたいと思っています。
ただ、狭いスペースですので、予約をお願い致します(限定20名)。
私へ直接メールください
yozakura.usagi0620@gmail.com

よろしくお願い致します!!




「ブラックハート25周年イベント」
                                                     2023年6月21日(水)


長年お世話になっている「銀座 ブラックハート」はこの8月で25周年を迎えます。
いやぁ、よくここまで乗り切ってこれましたね。
想定外の「コロナ騒動」もあり、これを乗り切れなかった銀座の店舗は
相当あるという事でしたしね。
やはりフェチは強し!ですね。

そして今回は、サディスティックサーカスが行われない代わりに、
この周年イベントが大々的に行われます。
題して
「MANIXXV」(マニックス)
◆日時◆
2023年8月19日(土)17:00~20:00(開場16:30)
となります。

会場は銀座のカッコイイイベントスペース。
「グレースバリ銀座」
出演は、緊縛 奈加あきら氏をはじめとした、サディスカ常連チームです。
久しぶりのサディスカ気分が味わえそう!!
私も今からワクワクです。

7月7日からのチケット予約開始なので、ぜひ、ゲットして下さい。
会場はサディスカより狭いので、売り切れの可能性大です。

取り急ぎのご報告でした!

「MANIXXV」
◆日時
2023年8月19日(土)17:00〜20:00(開場16:30)

*会場
グレースバリ銀座
所在地
〒104-0061
東京都 中央区 銀座 6-13-16 銀座ウォールビル B3F
- アクセス
【銀座駅】銀座線・丸ノ内線・日比谷線 A5 出口より徒歩 3 分
【東銀座駅】日比谷線・浅草線 A1 出口より徒歩 2 分
【銀座一丁目駅】有楽町線 11 番出口より徒歩 8 分
【日比谷駅】日比谷線・千代田線・三田線 A2 出口より徒歩 9 分
【有楽町駅】JR 線 中央口より徒歩 9 分

*チケット
7月7日(金)より販売開始!

※チケットは事前予約制です。

指定席…18,000円、自由席…16,000円

ご入場の際に1Dドリンク代(500円)が別途必要です。

銀座ブラックハート、銀座TABOO、またはLivepocketにて発売開始いたします。
Livepocketは19:00より販売を開始いたします。

【20歳未満入場禁止】
※年齢のわかる写真付き公的証明書(免許証・パスポート)をお持ちください。

出演
★奈加あきら&紫月いろは
★早乙女宏美
★コントーショングループ・ノガラ
★ゴキブリコンビナート
★総合司会/山田広野

詳しくは、
http://www.bar-blackheart.com




「9月札幌イベントのお知らせ」
                                                     2023年8月27日(日)


銀座BHの25周年イベントも、大盛況で終了し、
二次会でのBH店内は、大盛り上がりでした。
やはり昔からの常連様と話は尽きず、つい飲み過ぎてしまいました。


さて、札幌でのイベントです。
例の「フェティッシュフェスティバル」がやってきます。
今回はなんと結奈美子嬢と一緒ですよ!
彼女のデビュー当時から見ており、「マニア倶楽部」でもインタビューさせていただきました。

お近くの方は、見に来て下さいね?!
今回は久しぶりに「吊り」をやろうと思います。
まだできるかなぁ。
頑張ります!!

9月10日(日)
会場:CLUB ANIMA
   札幌市中央区南5条西2丁目 社交会館ビル B1
開場:14時30分
開演:15時
料金:男性 7千円
   女性 5千円
   カップル割 1万円

出演者:虻邑みなみ&強欲らび
    命羅&いく
    紅月鴉海
    ZIMA&麻雨
    ゆきすくリーむ&みや
    早乙女宏美
    結奈美子




「10月イベント『秘宝館』」
                                                     2023年9月2日(土)


9月10日のイベントも終わっていないですが、
10月の札幌でのイベント情報も告知しておきます。
久しぶりの企画イベントです。
私一人ではなく、舞台に関わる5人の女子会的なノリで始まった企画。

「秘宝館?ナイトメア?」

昭和のフロアーショー文化が良かったね、なんていう話から始まりました。
古き良き時代を再現したい!
もちろんグランドキャバレーのような会場はむりですが、
雰囲気だけでも、楽しんでもらえたら、と思います。

お近くの方、どうぞ見に来て下さいな。
5人のダンサーのオムニバスショー。
その中には札幌からストリップ劇場デビューした函館エリィちゃんもいます。
私?ショーダンスをしたいところですが、もちろん
腹切りです!
ロビーには私の所有している「展示」もあります。
お待ちしていまーす!!

出演/ 八重椿のお静
    アイリン宝船
    KAGEROW
    令和の踊り子函館エリィこと.花あやめ?えりぃ
    早乙女宏美こと.しがらみのお桐

2023年10月7日(土)
時間/開場18時  開演18時半
場所/ラグリグラ劇場
   札幌市南区澄川3条3丁目4ー26
   地下鉄南北線「澄川」駅徒歩5分
料金/予約3500円 当日4000円(1ドリンク付)
お問い合わせ

rock69fukuchan@gmail.com

*18歳未満入場ご遠慮願います




「10月7日はもう間近」
                                                     2023年9月25日(月)


札幌でのイベント「秘宝館」
当分先だ、と思っていたら、もう来週ですよ!
昨日、通しでのリハ1回目を行い、このイベントの
破天荒さを実感しました(笑)。
5人とも自由すぎる!
それぞれがイメージするステージは、ジャンル分けできません。
でも、そんな5人が集まるパフォーマンスも滅多にないでしょう。
これは見る価値がありますよ。

ストリッパー函館エリィちゃんは、金粉ショーです。。
これは本当に大変な演目なので、ぜひ見て欲しいです。
私は、久しぶりにねっとりした感じになると思います。

お近い方、是非ともご覧ください。
こんなことはもう出来ないでしょう。
お待ちしています!!

出演/ 八重椿のお静
    アイリン宝船
    KAGEROW
    令和の踊り子函館エリィこと.花あやめ?えりぃ
    早乙女宏美こと.しがらみのお桐

2023年10月7日(土)
時間/開場18時  開演18時半
場所/ラグリグラ劇場
   札幌市南区澄川3条3丁目4ー26
   地下鉄南北線「澄川」駅徒歩5分
料金/予約3500円 当日4000円(1ドリンク付)
お問い合わせ

rock69fukuchan@gmail.com

*18歳未満入場ご遠慮願います




「京都 グリーン&ガーデンギャラリーにてグループ展」
                                                     2023年10月28日(土)


やったこともないのに、画廊でのグループ展に参加します。
「やったことないから、面白いかも」なんて軽く考えたのが大間違い。
いざ、何を展示するのか、となるとイメージが湧かない。
モデルをやった写真だって、私の作品ではない。
オファーを頂いた画家の中井結氏に、「どんなのがいいんだろう」と問い合わせばかり。
悩みに悩んで答えが出たのは、
そうだ。私デビュー40周年になる。ならばそんな特集をしよう。それなら写真家の写真だって
展示できる。展示の幅が広がる。
そう思ったのです。でもこれが決定できたのは9月ですよ。
夏前にお話し頂いたのにね。
そこからは手持ちの資料探し。何を展示したら面白いか、、、。
ましてやグループ展なので、あまり展示数が多くてもいけないだろうし。

この1ヶ月間はパソコンの中や、資料、紙焼き写真と探し回る。
そしてようやく約10点を選び出した。
何を選んだかは、ぜひ会場で楽しんで頂きたいです。
でも京都ですが!

そして画廊内でパフォーマンスもいたします。
私はやはりパフォーマンスしてこそ、ですからね。

弾丸で京都に参上いたしますので、
お近くの方、ぜひ観にきて下さいませ?!!

『EROS-美と快楽の闇を彷徨うものたち』
11月23日(木)〜11月29日(水) 
13時〜19時
会期中無休
入場料500円
会場/ギャラリー グリーン&ガーデン
   京都市中京区三条猪熊町645?1 2階(喫茶ローヌの看板が目印です)

MIRAI 
牧田恵実 
星レン 
YANNIS ANGEL(フランス)
fukka 
宮本香那
多賀新
早乙女宏美
華山虎
Mio_Hana(台湾)
F?ebrile(フランス)
中井結

11月25日(土)早乙女宏美の切腹イベント「神楽月 切腹譚」
19時から展示会場にて
2500円
(画廊半券提示で500円引き)




「京都でのイベント報告」
                                                     2023年12月13日(水)


11月下旬、京都 ギャラリー「グリーン&ガーデン」でのグループ展、
無事終了した。
展示に伴い25日にはギャラリーへ赴き、パフォーマンスもやり、
盛況であった。

この時期、京都は年間で最も観光客が多いとき。
街中に人が溢れ、ホテル代も倍以上になり、しかも満室状態。
苦心惨憺の上、京都滞在16時間という強行突破で、ギャラリーへ行く。
でも、行けば新しい何かと出会えるかもしれない、とポジティブな気持ちで
決めた事。悔いがないようにパフォーマンスを楽しもう。

展示内容についての詳しい内容はいずれ「note」に書く。
私は「手」が遅くてごめんなさい。
この報告も終わって2週間も経ってしまった。

私よりも先に、パフォーマンスに来てくれたお客様が
「note」に記事を挙げてくれたので、まずこちらを
紹介したい。
関西在住のはるなつさん。
彼女とはnoteで知り合った。
女性ながらストリップ劇場にハマり、観劇レポートを
noteにアップしている。
彼女の感想文を読み、私はとても嬉しくなった。
踊り子さん、一人一人に愛情を持って言葉を綴っている。

今はnoteで観劇レポートを書いている女性も多くいるが、
はるなつさんのレポートは、一際愛情を感じる。
彼女のレポートを読むと、ステージを見に行きたくなる。
そんなはるなつさんが書いてくれたレポート、紹介しよう。

(前略)「切腹」という単語から連想されるのはやはり第一に男・武士になるのは仕方ないと思う。
これは個人的なイメージなんだけど、時代劇だと女性は首を切りがちじゃないかな?
女性の切腹は創作でも触れた事が無かった。
 女性の腹、つまり子宮がある場所になるわけだけど、そこは「新たな生命を育む場所」で
「新たな生命がこの世に始まる場所」なわけで、
死から1番遠く無ければいけないと思うんですよね。
女性の切腹は、その場所を自らの手で切り裂いて、自らの手で死に向かってしまう行為になる。
背徳、恍惚、苦悶、罪深さが頂点に達してる行為なんだなと思った。

切腹前に早乙女さんがお懐紙を咥えて座に向かう様子があまりに煽情的で身体が熱くなった。
刃が腹を真横に裂き進めるごとに血が滴り落ちていく様子があまりにリアルで一瞬目を逸らしてしまった。
匠の術だなぁ。
 ストリップなどの裸の舞台や生々しいものに触れ慣れてきたと思ってたけど、
今回のパフォーマンスはそれらとは全く別物だった。
 終演後は主催者の中井結さんとのトークショー。
昭和の時代にあった今では考えられない変態雑誌の数々のお話や、早乙女さんのキャリアについて
とても興味深いお話がたくさんあった。
あったけど…昔の変態雑誌はサブカルとかアングラとか、そんな言葉で片付かないくらい尖りまくってたみたいで、
ちょっとついていけなかった。
 自分のことをサブカルクソ女と思ってたけど、私なんて全然浅瀬でチャプチャプしてただけやったんやなぁ…。

 的を得ている感想で、握手したい感情だ。
この感想に嬉しくなり、ここで紹介したわけだ。

noteを見れる方は、「はるなつ」さんのページも見てもらいたい。
さ、私もレポートを書かなくては、、。

本年のイベントも全て終了しました。
ようやく色々動けた本年。
やはり動いてナンボの私。
来年も楽しくできたらな、と想像しております。


「新年」
                                                     2024年1月6日(土)


新しい年が明けました。
痛ましい出来事でスタートをし、何やら不穏な感じも致します。
災害に見舞われた方々は、本当に苦しいことかと思います。
ニュースを見ては心配に思います。

がしかし、そこに全てを引っ張られてはいけないと思うのです。
心が重く沈みがちですが、自分がこの1年どう生きるか、ということが
とても重要なことだと思います。

江戸時代の武士、いや、他の人々も、一歩外へ出れば「生きるか死ぬか」という
危機感、不安を感じながら生活していた様です。
つまり、1日、1日を大切にしていた。人に対しても、自分自身にも、です。
皆様も心を引っ張られすぎず、ご自身の展望、期待を大切に考えて下さいませ。

私は、今年デビュー40周年です。
東京でイベントをやりたいと考えています。
今の気持ちでは、私の原点である「ピンク映画」に関して何かできれば、
という思いが強いです。これから動き出してみます。どうなるかな?

そして私の今年の年賀状に選んだ写真も見て下さい。
龍の絵が描かれた布ですが、実はこれ、エピソードがあります。
もう20年近く前の話。札幌道劇で知り合った方が、東京で仕事をくれました。
それは仲間との宴会で踊ってくれ、というもの。私は喜んでOKしました。

宴会は無事終了し、打ち上げに私も同席させていただいた折、
その方の友人が、龍の絵が手描きで描かれた綿シャツを着ていたのです。
私の目は釘付けとなり「素晴らしい絵ですね。
いいな?。これ欲しいですね。描いてもらえるんですか」
などと、捲し立ててしまったのです。そのご友人は、
とてもニコニコしながら色々話してくれたのですが、
最後に「いいよ、これあげるよ」と目の前で脱いでくれたのです。
「ごめんね。着てたから汗臭いけど、よかったら」と。
私はこんな時は衛生観念全くなしで
「え、ほんとにいいんですか?でも着るものが、、、」
「いいよ。他に着るシャツあるし」
ん?、なんていい人なんでしょう。
私は遠慮なくこの綿シャツを頂いてしまったのです。

この龍、素晴らしい迫力で何度眺めても飽きない。
シャツ着たいな、といくたびも試みましたが、やはり着れないんです。
ジャケット変わりに、とコーディネートしてみても着せてくれないんです。
そう、絵が強すぎて私に合わない。
せっかく頂いたのに一度も着れずに、大事に取って置いたものです。

そして本年の賀状選びを考えた際、突然、この龍が浮かび上がりました。
何とかこの絵に日の目を当てたい。
白の綿シャツは年月が経ち、変色し始めていたので、インドサリーで縁取り。
そしてこの写真になったのです。

何か色々と考えることが多そうな、一年となりそうですね。
本年もよろしくお願いいたします!




「年度末」
                                                     2024年3月13日(水)


「年度末」

あ!気がつけばもう春ですね。
札幌ではガチガチの雪が溶け出し、
ジャクジャクとなり歩きずらい日々となっております。

今年40周年のイベントを考えていたのですが、
道が絶たれたかもしれません。
人とのつながりがうまくいかないのです。
でもこれは私が悪い。今までまるっきりほっておいて
自分が必要になってから
連絡するなんて、虫が良すぎますよね。
ま、40周年にこだわらず、万が一、
連絡が着いたら改めて考えることにします。

でも今回のことで、自分も歳を重ねてきて、
知り合いも年上の方が多い中、
いつまでも「今は昔」ではないと、実感しました。
私、気分だけはいつも30代なのですが、
もちろん体の衰えを感じています。
大好きなお酒の量も減りました。
でも、今、この業界でまだ生きていられることに感謝しています。
このHPではつぶやきに近い、日記を書き、
noteの方では、記録的なアンダーグランドの
思い出を書き残していきます。
そしてパフォーマンスも出来る限り、やっていきますよ!

4月からは新年度。
私の大好きな桜の季節となります。
東京で最後の住処となった杉並区川沿いの
桜並木がいまだに忘れられません。
そしてマンションの敷地にも1本の大きな桜の樹がありました。
その景色は永遠に忘れないでしょう(もしかして毎年書いているかも)。

最近「桜餅」が無性に食べたくなり、
あんこ嫌いの私が「桜餅」を数個食べました。
もちろん「桜の葉」に思いを寄せてね。

今のマイブームは、指揮者小澤征爾氏が亡くなって、
動画で小澤氏の演奏をずっと聴いています。
久しぶりにクラシック三昧。
やはり良いものを見聞きすることは心を豊かにし、
活性させてくれますね。

さぁ次はどんな作品を作るかなぁ。

https://note.com/saotome6